Artlist(アートリスト)の料金プラン一覧と全体像
Artlistはイスラエル発の音源サブスクで、運営元はArtlist Ltd.(イスラエル・テルアビブ/2016年設立)です。海外発のサービスですが、日本向けに公式で円建て価格を提示しているため、為替を気にせず月額を読めるのが安心材料になります。
料金体系の特徴は、サブスクのみで単品購入がないことと、年契約中心で月あたりの料金が安く設定されている点です。プランは大きく3系統に分かれ、個人YouTuber・VTuberから企業の広報・マーケ担当まで、使う規模に応じて段階的に上がっていきます。
Artlistの料金プランの基本情報
- 提供形態:サブスクのみ(単品購入なし)
- 契約形態:年間契約・自動更新(料金は月あたり換算)
- 扱う素材:BGM 約3万曲・効果音 約5万音・AI音源・ナレーション
- 商用利用:全プラン可(Max Businessは複数人・厚い権利範囲)
- 日本語サポート:UIは日本語あり・規約とサポートは英語ベース
- 永久ライセンス:契約中DLの素材は解約後も既存作品で使い続け可
個人で映像作品を作るならMusic & SFXか個人Maxが基準で、案件を回す制作会社・代理店はMax Businessが対象になります。同じ「Max」の名前でも、個人クリエイター向けと業務向けで料金が一桁違うため、選ぶ前に対象人数を必ず確認してください。
プランごとの月額と使える範囲は、次の比較表で確認してください。
※料金はすべて税込・2026年6月時点・年契約の月あたり換算。最新は公式サイトで要確認。
Artlistの強みは、楽曲の世界観が海外作品のように洗練されている点と、契約中にダウンロードした素材を解約後も既存作品で使い続けられる永久ライセンスがある点です。広告動画や企業ブランディング動画で「映像の格を上げたい」場面で選ばれます。
扱う素材数はBGMが約3万曲・効果音が約5万音で、Audiostockのような国内最大級と比べると規模は小さめです。ただし1曲あたりのクオリティと世界観の統一感は高く、SNS動画クリエイターやVTuberが「動画の雰囲気を変えたい」と感じたときに選ばれる位置づけです。
海外風の高品質音源なら
Artlistの各料金プランを詳しく(Music & SFX・Max・Max Business)
Artlistのプランは「1人で使うか・チームで使うか」と「使う本数の規模」で分かれます。それぞれの中身を、使う人のタイプ別に整理します。
Music & SFXプラン:月1,590円で個人クリエイターの入口おすすめ度:★★★★★
Music & SFXは年契約で月1,590円、Artlistで最も安いプランです。個人YouTuberや動画編集者がArtlistを試す入口として、まずこのプランから始めるのが基本です。商用利用も認められているため、自分のチャンネルだけでなく案件動画にも使えます。
1日のダウンロード上限は音楽40曲・効果音100音で、毎日数本の動画を量産するYouTuberでも余裕のある水準です。SNS動画を週数本投稿するクリエイターや、Vlogをコツコツ作るVTuberなら、このプランで十分まかなえます。
注意したいのは、Maxプランで使えるAI音源生成やナレーション素材は対象外という点です。AIで素材を作って制作を効率化したい動画編集者や、AIナレーションを多用するSNS動画クリエイターは、後述のMaxプランが候補になります。
Maxプラン:月6,290円〜のクレジット制で大量利用に対応おすすめ度:★★★★☆
Maxは個人クリエイター向けのクレジット制プランで、付与クレジット数で4段階に分かれます。AI音源生成やナレーション素材も含まれるため、制作を効率化したい動画編集者や案件本数の多いYouTuberの主力になります。
Maxプランのクレジット段階(個人クリエイター・1人)
- 7,500クレジット:月6,290円(約50曲+ナレーション1.5時間相当)
- 16,500クレジット:月7,980円(約110曲+ナレーション3時間相当)
- 40,000クレジット:月9,880円(約266曲+ナレーション8時間相当)
- 80,000クレジット:月12,080円(約533曲+ナレーション16時間相当)
※料金は税込・2026年6月時点・年契約の月あたり換算。最新は公式サイトで要確認。
月にどれくらいダウンロードするかで段階を選びます。週に5本前後の動画を作るYouTuberなら7,500クレジットで足りるケースが多く、毎日動画を量産する動画編集者や案件本数が多い人は16,500クレジットから検討すると安心です。クレジットは月次でリセットされるため、毎月使い切る前提で段階を決めてください。
Max Businessプラン:月62,190円〜で最大7人のチーム共有おすすめ度:★★★☆☆
Max Businessは業務向けのクレジット制プランで、最大7人で共有できます。料金はクレジット数で4段階に分かれ、180,000クレジットで月62,190円、1,000,000クレジットなら月122,990円です。
| 180,000クレジット |
月62,190円 |
| 240,000クレジット |
月66,890円 |
| 500,000クレジット |
月85,590円 |
| 1,000,000クレジット |
月122,990円 |
※料金は税込・2026年6月時点・年契約の月あたり換算。最新は公式サイトで要確認。
社内に複数の動画編集者がいる映像制作会社や、広告代理店、企業の広報・マーケ部門が対象です。個人クリエイターには明らかに過剰なので、まずはMusic & SFXかMaxで足りるかを試してから判断してください。8人以上のチームで使う場合は、後述のEnterpriseプランが選択肢になります。
Enterpriseプラン:大企業・代理店向けのカスタム見積もりおすすめ度:★★☆☆☆
Enterpriseは大企業・大手代理店向けのカスタム枠で、料金は個別見積もりです。Max Businessの最大7人を超えるチーム規模や、契約条件を独自に詰めたい場合に対象になります。
個人クリエイターや中小の制作会社が選ぶ枠ではないため、本記事ではプラン名だけ押さえておけば十分です。検討する段階に達した企業の広報担当は、公式サイトの問い合わせフォームから条件を相談してください。
商用フルで使うなら
Artlistの支払い方法と料金の仕組み(引き落とし・解約・単品の有無)
プランの値段と同じくらい、動画クリエイターが知っておくべきなのが「いつ・どう引き落とされ、解約したらどうなるか」です。Artlistは海外発のサービスなので、国産サブスクと違う点もまとめておきます。
支払い方法はクレジットカード・Google Pay・PayPalから選べる
Artlistの支払いは、用途に合わせて次の方法から選べます。一目で分かるよう表にまとめました。
| クレジットカード |
主要ブランド対応(VISA / Mastercard / American Express 等) |
| Google Pay |
Androidスマホ・Chromeから決済可 |
| Apple Pay |
iPhone・Macから決済可 |
| PayPal |
PayPal口座経由で決済可 |
個人の動画クリエイターはクレジットカード払いが最も手早く、登録したカードから毎年自動で引き落とされます。コンビニ決済や請求書払いには対応していないため、法人で経理上の請求書が必要な場合は、Max BusinessやEnterpriseの問い合わせ時に支払い条件を相談してください。
引き落としは契約日が基準・年契約で自動更新
課金のタイミングと契約期間も、押さえておきたいポイントを表で整理します。
| 課金の基準日 |
契約を始めた日(起算日) |
| 支払いの単位 |
年契約は1年分を一括で前払い |
| 契約期間 |
1年単位・自動更新 |
| 更新を止める方法 |
更新日より前にアカウント設定で解約手続き |
Artlistは月額表示でも実態は年契約の1年分一括前払いです。Music & SFXなら年19,080円、Maxの7,500クレジットなら年75,480円が、契約日にまとめて引き落とされます。月単位で少額ずつ払う仕組みではない点だけ、最初に押さえてください。
契約の自動更新は、契約日から1年が経過するタイミングで再度1年分が引き落とされます。更新日をうっかり過ぎると次の1年分が走ってしまうため、契約日をカレンダーに控えておくと安心です。
年契約のみ・月契約は無いため差額の概念がない
Audiostockやエピデミックサウンドのように「年契約と月契約のどちらか選ぶ」仕組みではなく、Artlistの公式提示は年契約の月あたり換算だけで、月契約は基本的に提供されていません。このため、年払いと月払いの差額を比べて選ぶという考え方は不要です。
1年使う予定が無く短期で試したい人にとっては、月単位で試せないことが負担になります。短期利用が前提なら、Audiostockの単品購入か、月契約に対応するエピデミックサウンドの月払いを検討するほうが向きます。
途中解約は返金・日割りなし
ここが最も誤解されやすいポイントです。Artlistの年契約は、契約期間の途中で解約しても残り期間分の返金や日割り精算はありません。解約は「次回の自動更新を止める」扱いになり、契約満了日までは引き続き利用できます。
契約後に「思っていたほど使わなかった」と感じても、1年分の費用は戻ってきません。SNS動画クリエイターや個人YouTuberで使用頻度に自信がない場合は、まず最安のMusic & SFXから始めて、足りなくなったらMaxへ切り替えるのが安全な進め方です。
解約後もダウンロード済みの素材は使い続けられる(永久ライセンス)
Artlistの料金に対する最大の安心材料が、永久ライセンスの仕組みです。契約期間中にダウンロードして既に作品で使用した音源は、解約後もそのまま使い続けられ、過去の動画から音が消えることはありません。企業のブランディング動画や広告キャンペーンで使った曲も、契約解除後にライセンスが切れる心配がないため、納品物の保全という観点で経理・法務にも説明しやすい仕組みです。
ただし、契約解除後に新たにダウンロードすることはできません。契約中に「これは使うかもしれない」と思った素材は、可能な限り契約期間中にダウンロードしてアーカイブしておくと、後から困りません。
無料トライアルは無し・登録で試聴のみ
Artlistには、Audiostockのスタンダードプラン30日トライアルやエピデミックサウンドのような有料プランの無料トライアルはありません。無料登録すると曲を試聴したり、限定的に効果音をダウンロードしたりはできますが、商用利用するためには有料プランの契約が必要です。
契約前に音の世界観を確かめたい場合は、無料登録で試聴を繰り返すか、SNSで紹介されているArtlist制作の動画を見比べて、自分の作りたい動画の雰囲気に合うかを判断してください。
Artlistに単品購入はない・サブスク一択の理由
Audiostockのように1曲ずつ買い切る単品購入は、Artlistにはありません。年契約のサブスク前提のサービスです。これは料金構造のシンプルさと、永久ライセンスの仕組みで運営しているためです。
「年に2〜3回だけ動画を作る」「単発の案件で1曲だけ必要」という使い方なら、単品購入があるAudiostockのほうが料金のムダが出ません。月に何本も動画を作るYouTuber・VTuberや、企業のブランディングを継続的に発信する広報・マーケ担当が、Artlistのサブスク料金に向く層です。
Artlistは年契約のため、契約後すぐに1年分が引き落とされます。1年使い切る見通しがない場合は、まずAudiostockの単品購入で必要な曲だけ買う方法を検討してください。
高品質な世界観を作るなら
Artlistの料金を他社音源サブスクと比較
Artlistの料金が高いか安いかは、他社と同じ土俵で見ると分かりやすくなります。各社を順に紹介するのではなく、動画クリエイターが気にする軸ごとに位置づけを整理します。
最安月額:Artlistは1,590円〜で中堅、Audiostockより高め重要度:★★★★☆
最安プランの月額で並べると、ArtlistのMusic & SFXは月1,590円で中堅の位置です。Audiostockの動画配信者プラン858円より高く、エピデミックサウンドのCreator1,490円とほぼ同じ価格帯になります。商用フルで使う場合の比較は、Audiostockスタンダード2,365円とエピデミックサウンドPro2,490円が近く、ArtlistはMusic & SFXのまま1,590円で商用利用できる点で、価格対商用範囲の効率が良い位置にいます。
支払いの柔軟さ:Artlistは年契約のみで月契約・単品なし重要度:★★★☆☆
Artlistの弱みは支払いの柔軟さです。月契約も単品購入も用意されていないため、1年使う前提が立たない人には選びにくい料金体系です。Audiostockは単品購入と月々分割払いに対応し、エピデミックサウンドは年払いと毎月払いを選べます。短期で試したい個人クリエイターや、案件のあるタイミングだけ素材が欲しい動画編集者は、AudiostockやエピデミックサウンドのほうがArtlistより合います。
解約後の安心:Artlistは契約中DL素材を永久に使える重要度:★★★★★
逆にArtlistの大きな強みが、解約後の素材利用です。契約期間中にダウンロードして使った素材は、解約後も既存作品で使い続けられる永久ライセンスがあります。この仕組みはAudiostockにも同様にありますが、エピデミックサウンドは規約の解釈に注意が必要で、Artlistの永久ライセンスは規約上もはっきり明示されています。企業のブランディング動画や広告で「将来サブスクを止めても過去作品が使える」点は、法務・経理の確認が通しやすい安心材料になります。
円建ての安心:Artlistは海外発でも為替を気にせず使える重要度:★★★★☆
海外発のArtlistですが、日本向けに公式で円建て価格を提示しているため、為替を気にせず毎月の固定費を読めます。ドル建てのSoundstripeやEnvatoは、円安が進むと実質的な支払額が増えるため、年度予算を立てる企業の広報・マーケ担当は円建てのArtlistのほうが予算管理しやすい位置づけです。
※料金は1ドル=約150円換算・税込/各社最新は公式要確認・2026年6月時点。集計基準が各社で異なるため単純比較はできません。
紹介した音源サブスクはいずれも商用利用に対応しています。料金タイプの違いを押さえたうえで、自分の使い方に合うものを選んでください。
海外風の世界観なら
Artlistの料金で迷ったら?おすすめプランと始め方

※Artlist公式サイトより引用
ここまでの料金を踏まえて、使う人のタイプ別におすすめのプランをまとめます。迷ったら自分に近いタイプで選んでください。
タイプ別のおすすめプラン
- SNS動画を週数本・自分のYouTubeで使う個人クリエイター → Music & SFX(月1,590円)
- 案件動画を回す動画編集者・AI音源/ナレーションも使う人 → Max 7,500クレジット(月6,290円)
- 動画を量産するプロYouTuber・大型案件を回す編集者 → Max 16,500クレジット(月7,980円)
- 映像制作会社・代理店・企業の広報/マーケ部門 → Max Business(月62,190円〜)
Artlistの始め方(登録から契約までの流れ)重要度:★★★☆☆
始め方はかんたんで、登録から契約まで数分で終わります。流れだけつかんでおきましょう。
- 公式サイトでアカウント登録(メールアドレスかSNS連携)
- 料金プランのページで使うプランを選ぶ
- 年契約の支払い方法(クレカ/Google Pay/Apple Pay/PayPal)を設定
- 初回1年分を一括で支払って利用開始
登録や解約のくわしい手順は別の記事でくわしく解説します。Artlistは契約後すぐに1年分が引き落とされるため、契約前に無料登録で試聴し、自分の動画ジャンルに合う曲がそろっているかを確かめておくと安心です。
試聴で「映像の世界観に合う曲がある」と感じたら、最安のMusic & SFXから始めるのが基本です。動画の本数が増えてAI音源やナレーションも使いたくなったら、Maxへ切り替えるとムダがありません。
高品質な世界観を作るなら
Artlist(アートリスト)の料金のよくある質問
Artlistの最安プランはいくらですか?
年契約の最安はMusic & SFXで月1,590円(年19,080円・税込)です。個人クリエイターの商用利用までカバーします。AI音源生成やナレーション素材も使いたい場合は、月6,290円〜のMaxプランが基準になります。
料金の支払い方法には何が使えますか?
主要ブランドのクレジットカード、Google Pay、Apple Pay、PayPalが使えます。日本のコンビニ決済や銀行振込、請求書払いには対応していないため、法人で経理上の請求書が必要な場合はMax Business以上の問い合わせ時に支払い条件を相談してください。
Artlistに月契約や年払いと月払いの差はありますか?
Artlistは公式に提示しているのが年契約の月あたり換算のみで、月単位の契約は基本的にありません。年契約の1年分を契約日に一括で前払いする仕組みのため、年払い・月払いの差額を比べる必要はありません。
途中で解約したら返金や日割りはありますか?
年契約のため、契約期間の途中で解約しても残り期間分の返金や日割り精算はありません。解約は次回の自動更新を止める扱いで、契約満了日までは利用できます。1年使い切る予定がない場合は、月契約に対応する他社サブスクや単品購入のあるサービスを検討してください。
解約後にダウンロードした素材は使えなくなりますか?
使い続けられます。契約期間中にダウンロードして既に作品で使った音源は、解約後も既存作品で利用でき、過去の動画や広告から音が消えることはありません。永久ライセンスの仕組みとして規約上もはっきり明示されています。
Artlistに単品購入はありますか?
単品購入はなく、サブスクのみのサービスです。年に数本しか動画を作らない人や、1曲だけ買いたい人は、単品購入があるAudiostockの方が料金のムダが出ません。継続的に動画を作るYouTuberや企業の広報担当が、Artlistのサブスク料金に向く層です。
無料トライアルはありますか?
有料プランの無料トライアルはありません。無料登録すると曲を試聴したり、限定的に効果音をダウンロードしたりはできますが、商用利用するには有料プランの契約が必要です。契約前に音の世界観を試聴で確かめてから加入してください。
Artlist(アートリスト)の料金まとめ
Artlistの料金は、個人クリエイター向けのMusic & SFX 1,590円・Maxプラン 6,290円〜、業務向けのMax Business 62,190円〜の3系統で、使う本数と人数で段階的に上がっていく構成です。
特徴は年契約のみで単品購入がない点と、契約中にダウンロードした素材を解約後も既存作品で使い続けられる永久ライセンスがある点です。1年分を契約日に一括で前払いし、途中解約しても返金や日割り精算はないため、まずは1年使う見通しが立つかをよく考えて加入してください。月契約や短期利用が前提なら、単品購入や月々分割払いに対応するAudiostockのほうが向きます。
SNS動画クリエイターや個人YouTuberが映像の世界観を底上げしたい場面はMusic & SFXから、AI音源やナレーション素材を多用する動画編集者はMaxから、映像制作会社や企業の広報・マーケ部門はMax Businessから、と使う規模で選べば料金で失敗しません。まずは無料登録で曲の世界観を試聴し、自分の動画ジャンルに合うかを確かめてみてください。
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