Epidemic Sound法人プランの料金一覧
Epidemic Soundの公式サイトは、料金ページが「個人向け」と「企業向け」の2つのタブに分かれています。YouTuberやVTuberが普段使っているCreatorやProは個人向けタブ側のプランで、会社として契約する場合は企業向けタブに並ぶ3つから選びます。法人プランは3種類に分かれています。
Epidemic Sound法人プランの料金一覧
※2026年9月時点の公式サイト表記です。最新の金額は公式サイトで要確認。
表の金額はいずれも年払いを選んだ場合の1か月あたりの単価です。年払いは1年分をまとめて払う形なので、Businessなら初回に60,000円が動きます。月払いも選べますが、その場合の単価は年払いより高くなります。
料金の前に押さえたい3つの前提
- ダウンロード数は無制限:どのプランでも楽曲と効果音の取得数に上限はありません
- 素材の数は共通:55,000曲以上の音楽と250,000音以上の効果音は全プランで同じように使えます
- 差が出るのは使える範囲:料金の違いは楽曲数ではなく、何人で使えるか・どこまで流せるかの差です
映像制作会社のスタッフからよく出るのが「上のプランにすると楽曲が増えるのか」という質問ですが、そこは増えません。毎月300曲が追加されるカタログはCreatorでもEnterpriseでも共通で、価格差は人数と使用できる場面の広さに対して付いています。
個人向けのCreatorは月1,490円、Proは月2,490円ですから、Businessとの差は2,500円ほどです。この差額で人数の枠とクライアント案件の扱いが変わると考えると、会社名義で動画を出している段階なら早めに切り替えたほうが手戻りが少なくなります。
会社の動画を守るなら
Epidemic Sound法人プランを分ける年商の基準
多くの音源サブスクは「何人で使うか」で法人向けの区分を決めますが、Epidemic Soundは違う決め方をしています。公式の料金ページには、各プランの説明文として会社の年商の目安がそのまま書かれています。年商1,000万ドルが最初の分かれ目です。
年商1,000万ドル未満ならBusinessプランが対象重要度:★★★★★
自社のチャンネル向けに動画を作る企業、フリーランスの映像編集者、そしてクライアント案件を請ける代理店のうち、年商が1,000万ドル未満のところがBusinessプランの想定です。日本円にすると15億円前後が目安になります。中小企業の広報部門や、数人で回している制作会社はここに収まるケースがほとんどです。
代理店や制作会社は年商500万ドルが目安です。公式のよくある質問では、自社向けに使う一般企業は1,000万ドル未満、代理店や制作会社は500万ドル未満という書き分けがされています。他社の案件を扱う立場のほうが、音源が流れる先の数も広がるためです。
年商5,000万ドルまではBusiness Plusプラン重要度:★★★★☆
事業が伸びて年商5,000万ドルに届くまでの規模なら、Business Plusが想定される範囲です。人数の上限が最大10名まで広がり、保護できるチャンネルも各プラットフォームで10まで増えます。動画部門を抱える企業や、複数のクライアントを並行で回す制作会社が当てはまります。
年商5,000万ドル超と公的機関はEnterpriseプラン重要度:★★★☆☆
年商5,000万ドルを超える大企業、複数の国に向けて配信している会社、そして自治体などの公的機関はEnterpriseの相談先になります。公式サイトにも「公的な組織である場合」という一文が入っていて、売上の大小に関係なくEnterpriseへ案内される形です。
年商の基準は「使う人数」とは独立して働きます。従業員1人の会社でも年商が大きければ上位プランになりますし、10人で使いたい場合は年商が小さくてもBusiness Plus以上が必要です。両方の条件を見て決めるのが確実です。
企業の動画制作に使うなら
Epidemic Sound法人プランの各プランを詳しく
ここからは3つのプランを個別に見ていきます。企業の広報担当が決裁を取るときは、金額よりも「その契約で何が守られるか」を説明できるかどうかが通しやすさを左右します。
Businessプラン:2名までの企業と代理店向け重要度:★★★★★
年払いで月5,000円、年額にすると60,000円です。Businessプランは2名まで使えます。広報担当と外部の編集者の2人で回す、といった小さな体制にちょうど合います。
Businessプランでできること
- SNS、自社サイト、オンライン広告での使用
- クライアント案件の動画への使用
- インフルエンサーに渡す動画での使用(月50本まで)
- 各プラットフォームで3チャンネルまでの保護
- 30日間の無料トライアル
30日間のトライアルは法人プランでも用意されています。まず現場の編集者が音楽と効果音のカタログを触ってみて、必要な曲調が揃っているかを確かめてから本契約に進む流れが取りやすくなっています。
Business Plusプラン:最大10名のチーム向け重要度:★★★★☆
月16,000円からで、年額は192,000円からです。金額に「から」が付いているのは、体制に応じて見積もりが変わるためです。Business Plusは問い合わせが必要です。公式サイトのボタンも申し込みではなく詳細ページへの案内になっています。
Businessプランに上乗せされるもの
- 配信やライブイベントでの使用
- 各プラットフォームで10チャンネルまでの保護
- 権利面の保護がさらに手厚くなる
- 最大10名までの利用
- 導入時のサポートが付く
展示会やセミナーの配信を自社で行う企業、あるいは複数のクライアントのチャンネルを預かる制作会社は、3チャンネルでは足りなくなる場面が出てきます。チャンネルを数え上げて足りないと分かった時点が、Business Plusを検討する目安です。
Enterpriseプラン:大企業と公的機関向け重要度:★★★☆☆
金額は個別見積もりで、公開されている定価はありません。Enterpriseプランは年払いのみです。月払いを選ぶことはできず、契約の形も相談しながら決めていきます。
Enterpriseで用意されるもの
- チャンネルとURL単位の保護:数を決め打ちせず、運用の規模に合わせて守ります
- シングルサインオン:自社の認証の仕組みでログインできます
- 専任の担当者:導入から運用まで同じ窓口が付きます
- 既存の仕組みとの連係:社内で使っている制作環境に合わせられます
Enterpriseは最低12か月の契約になります。短期のキャンペーンだけに使いたい場合は向きません。年度単位で予算を組む広報部門であれば、期間の縛りはむしろ管理しやすい条件になります。
チームで安全に使うなら
Epidemic Sound法人プランの支払い方法と契約期間
料金表の数字だけを見て決めると、後から「思っていた支払い方と違う」となりがちです。支払いのタイミングと解約の条件は、契約前に社内で共有しておきたい部分です。
年払いと月払いで変わる金額重要度:★★★★★
Epidemic Soundは年払いと月払いの両方を用意していて、公式サイトの表示は年払いが初期状態になっています。年払いにすると最大58%安くなります。これは公式の料金ページに出ている割引率の上限です。
年払いのBusinessは年額60,000円で、1か月あたりに直すと5,000円です。同じ内容を月払いで契約すると単価は上がるため、1年以上使う見込みがあるなら年払いのほうが総額を抑えられます。半年だけ集中的に動画を作るといった使い方なら、月払いで区切る選択肢もあります。
請求のタイミングも支払い方で変わります。年払いは契約した日に1年分がまとめて動き、翌年の同じ日に更新されます。月払いは毎月同じ日に引き落とされる形です。広報予算を年度で組んでいる企業なら、年度の始まりに合わせて契約すると経理の処理が揃えやすくなります。
契約期間と自動更新の考え方重要度:★★★★☆
Creator、Pro、Businessの3プランは月ごとの契約が選べて、長期の縛りや最低利用期間はありません。必要な期間だけ契約して止められる形です。一方でEnterpriseだけは12か月が下限になります。
解約の手続きをすると、契約の終了日までは通常どおり使えます。終了日を待たずに使えなくなるわけではないので、案件の納品が終わるタイミングに合わせて手続きしておくと安心です。
途中解約しても日割りの返金はありません。月払いでも年払いでも、残っている期間分が戻ってくる仕組みは用意されていません。年払いで契約した直後に方針が変わると、その分は回収できないという点は決裁の前に伝えておきたい条件です。
解約後のライセンスはどうなるか重要度:★★★★★
法人契約でいちばん確認しておきたいのがここです。契約している期間に公開した動画と、解約した後に公開した動画では扱いがはっきり分かれます。
契約中に公開した動画は、その後で解約しても権利のクリアされた状態が続きます。ダウンロード済みの音源であっても、解約後に新しく公開した動画は対象になりません。
契約中に公開した動画は永久に守られます。過去の案件で納品した映像が、契約を止めた途端に問題を抱えるということはありません。判断の基準はダウンロードした日ではなく公開した日である点を押さえておきます。
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Epidemic Sound法人プランの商用利用でできること
商用利用という言葉はひとくくりにされがちですが、実際には「どこで流すか」で条件が変わります。企業の広報担当が確認しておきたい観点を整理します。
商用利用とは、収益を生む活動のなかで素材を使うことです。広告、企業の紹介動画、クライアントへの納品物などが当てはまります。
個人プランと法人プランで違う守り方重要度:★★★★★
個人向けのCreatorとProは「収益化できるチャンネル数」で区切られています。Creatorは各プラットフォームで1チャンネル、Proは3チャンネルまで収益を得られる形です。法人向けは表現が変わり、「保護できるチャンネル数」という書き方になります。
個人プランと法人プランの違い
Epidemic Soundの個人プランと法人プランの比較
| 項目 |
個人プラン(Creator・Pro) |
法人プラン(Business以上) |
| 区分の決まり方 |
使う人が選ぶ |
会社の年商で決まる |
| チャンネルの数え方 |
収益化できる数 |
保護できる数 |
| 使える人数 |
1名(Pro Plusは最大10名) |
2名〜最大10名 |
| クライアント案件 |
Proから対応 |
すべてのプランで対応 |
| 配信やイベント |
対象外 |
Business Plus以上で対応 |
※2026年9月時点の公式サイト表記をもとにまとめています。
保護できるチャンネル数には上限があります。Businessは3、Business Plusは10という枠があるので、運用しているアカウントを一度数え上げておくと過不足なく選べます。
使える場面とAI機能の扱い重要度:★★★★☆
法人プランで使える場面は、SNS、自社サイト、オンライン広告、社内向けの動画やプレゼン、外部向けのイベントまで広がります。インフルエンサーに渡す動画も月50本までという枠のなかで扱えます。アプリやゲームへの組み込みも、3本ずつという条件で含まれています。
音声まわりの機能も全プランに付いています。月に250,000クレジットが配られ、そのなかでナレーションの作成が5時間まで、楽曲のアレンジが250件まで、動画に合わせた自動の音付けが100本まで使えます。クレジットが足りなくなったときは追加もできます。
やってはいけない使い方重要度:★★★★★
注意したい3つの使い方
- 解約後に新しく公開する動画に使う
- 保護の枠を超えたチャンネルで収益を得る
- 個人向けプランのまま会社の案件に使い続ける
解約後に公開した動画は保護されません。権利の申し出が入ると、その動画の広告収入はEpidemic Sound側に渡ります。契約を再開すれば元の状態に戻せますが、止めている間の新規公開は避けるのが安全です。
商用利用を安心して進めるなら
Epidemic Sound法人プランと他社の料金を比較
コスト×専門性で見るEpidemic Soundの立ち位置
真ん中あたりじゃ!決め方が分かりやすいのが強みぞよ。
音源サブスクの料金は、個人向けの入口の価格で比べられることがほとんどです。法人向けの条件まで公開しているサービスは限られているので、まずは入口の価格と素材の量を並べて位置を掴みます。
主要な音源サブスクの料金比較
※2026年9月時点。ドル建てのサービスは1ドル150円で換算した概算です。最新は各公式サイトで要確認。
法人向けの価格では中位に位置します。入口の1,490円は最安ではないものの、突出して高いわけでもありません。
法人の区分の決め方で比べる重要度:★★★★★
金額よりも差が出るのが、法人向けの区分をどう決めるかという部分です。Artlistはグループ会社を合算した従業員数が50人を超えるかどうかで上位プランの要否が決まり、チームプランは最大7席までとなっています。人の数を基準にする考え方です。
Epidemic Soundは年商という売上の数字を基準にしています。人事の情報を持ち出さなくても、決算の数字だけで自社の位置が分かるため、稟議の資料を作る側からすると説明しやすい基準です。そのうえで料金が公式サイトに出ているので、問い合わせをする前に概算を組めます。
どのタイプの会社におすすめか重要度:★★★★☆
Epidemic Soundの法人プランが向く会社
- 2名前後で動画を回す広報部門:Businessの月5,000円で収まります
- 複数チャンネルを預かる制作会社:保護の枠を10まで広げられます
- 配信やイベントを自社で行う企業:Business Plus以上が対応します
日本語のサポートを最優先するならAudiostockのような国内サービスも候補になりますし、映像素材まで一本化したいならArtlistやEnvatoが選択肢に入ります。音楽と効果音の質を保ちながら、権利の扱いを会社として整理したい場合にEpidemic Soundの法人プランが噛み合います。
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Epidemic Sound法人プランのよくある質問
Epidemic Soundの法人プランは月いくらから使えますか?
年払いを選んだ場合、Businessプランが1か月あたり5,000円です。年額では60,000円になります。上位のBusiness Plusは月16,000円からで、Enterpriseは見積もりでの対応です。金額は2026年9月時点の公式サイト表記です。
法人プランにも30日間の無料トライアルはありますか?
Businessプランには30日間のトライアルが用意されています。公式サイトのボタンにもその案内が出ています。Business PlusとEnterpriseは申し込みではなく問い合わせから入る形なので、条件は相談のなかで確認することになります。
年商が1,000万ドルを超えたらプランを変える必要がありますか?
公式の案内では、年商1,000万ドル未満の企業がBusinessの対象とされています。これを超える規模になった場合はBusiness Plus以上が想定されます。代理店や制作会社は500万ドルが目安として書き分けられているので、自社がどちらの立場かも合わせて確認します。
個人向けのProプランで会社の動画を作ってもいいですか?
Proはクライアント案件にも対応しますが、収益化できるのは各プラットフォームで3チャンネルまでで、使えるのは1名です。会社として複数人で扱う場合や、配信やイベントで流す場合は法人プランの範囲になります。運用の形に合わせて選び直すのが安全です。
契約を解約したあと、公開済みの動画はどうなりますか?
契約している期間に公開した動画は、解約した後も権利のクリアされた状態が続きます。一方で解約後に新しく公開した動画は対象外です。ダウンロード済みの音源を使っていても同じ扱いになるため、公開のタイミングで判断されると覚えておきます。
支払い方法や請求のタイミングはどうなっていますか?
クレジットカードでの支払いに対応しています。月払いは毎月、年払いは1年分がまとめて請求されます。Creator、Pro、Businessは月ごとの契約が選べて最低利用期間はありませんが、Enterpriseは12か月が下限で年払いのみです。途中で解約しても日割りの返金はありません。
Business Plusの正確な料金はどこで分かりますか?
公式サイトには月16,000円からという下限だけが出ていて、確定した金額は問い合わせを通して提示されます。人数、保護したいチャンネルの数、使いたい場面を整理してから連絡すると、見積もりまでの時間を短くできます。
Epidemic Sound法人プランのまとめ
Epidemic Soundの法人プランは、Business、Business Plus、Enterpriseの3つに分かれています。年払いなら月5,000円から始められて、2名から最大10名までの体制に合わせて選べます。
このサービスの特徴は、プランの区分が会社の年商という客観的な数字で決まる点です。人数や利用の頻度で迷う必要がなく、決算の数字を見れば自社がどこに当てはまるかが分かります。しかも下2つのプランは金額が公開されているので、問い合わせをする前に予算の見当を付けられます。
もう1つ押さえておきたいのが、契約している期間に公開した動画は解約後もそのまま守られるという扱いです。過去に納品した映像が後から問題になる心配がないため、クライアント案件を抱える制作会社にとっては判断しやすい条件になります。逆に解約後の新規公開は対象外なので、そこだけは運用のルールとして共有しておきます。
自社のチャンネルを数え、年商の位置を確かめて、まずは30日間のトライアルでカタログの中身を確かめるところから始めるのが確実な進め方です。
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