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ライブ配信のBGM無料サイト6選!危険性とフリー音源の選び方

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ライブ配信のBGM無料サイト6選!危険性とフリー音源の選び方

配信のBGMを無料のサイトでそろえたい配信者は多いはずです。
実際にBGMer(ビージーエマー)やDOVA-SYNDROME(ドヴァシンドローム)など、フリーBGMを無料で配布しているサイトは数多くあります。
ただし「無料」と書かれたページのすべてが、あなたに使う許可を出せる立場にあるわけではありません。
配信のBGMで起きるトラブルの多くは、曲そのものではなく配布元の側から生まれます。

無料のサイトなら全部安全っすよね?

そこが落とし穴じゃ!配布元を先に見るのじゃ。

無料の音楽素材は、曲数やジャンルより先に「誰がどこまでの許可を出しているか」で選び分けます。
この記事では、ライブ配信に使えるBGMの無料サイトを実名で6つ紹介します。
あわせて、危険性の正体になる配布元の3タイプ、規約で必ず読む4つの条件、生配信ならではの取り返しのつかなさまで解説します。
配布元が許可を出せる立場かを先に見ます。
最後に、無料サイトの音源を配信に載せる前の確認まで網羅しました。

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曲探しの時間を減らすなら

目次

    配信のBGMを無料サイトで探すときの危険性は配布元で決まる

    配布元で変わる安全性一次配布のサイト作曲者や運営が直接配る転載・まとめページ他人の曲を集めただけサイト名義の規約がある商用利用の可否を読める作曲者まで責任がたどれる配布終了の案内が出る運営者も規約も不明再配布が禁止された曲許可を出せる立場にない配信中に止まる恐れVS配布元を先に見るのじゃ!※2026年8月時点の各サイトの利用規約にもとづきます
    配布元で変わる安全性一次配布のサイト作曲者や運営が直接配るサイト名義の規約がある商用利用の可否を読める作曲者まで責任がたどれる配布終了の案内が出る転載・まとめページ他人の曲を集めただけ運営者も規約も不明再配布が禁止された曲許可を出せる立場にない配信中に止まる恐れVS※2026年8月時点の各サイトの利用規約にもとづきます

    危険性ってどこから来るん?

    曲ではなく配ってる相手じゃ!3種類あるぞよ。

    「配信 BGM 無料 サイト」で検索すると、フリーBGMの一覧ページが山のように出てきます。
    ところが、そこに並ぶページは性格の違う3つのタイプが混ざっています。
    作曲した人が自分で配っているサイト、権利の処理まで済ませている配布元、そして他人の曲を集めただけの転載ページです。
    この3つは見た目がよく似ていますが、あなたが受け取れる許可の中身がまったく違います。
    配信で起きる著作権トラブルの入口は、ほぼこの見分けがついていないところにあります。

    ロイヤリティフリー(royalty free)とは、一度使う許可を得れば再生回数に応じた追加料金が発生しない仕組みのことです。著作権を放棄した音源という意味ではなく、作曲した人の権利は残ったままになります。

    一次配布の無料BGMサイトは作曲者まで責任がたどれる重要度:★★★★★

    一次配布とは、作曲した本人か、その曲を預かった運営が直接配っている形のことです。
    DOVA-SYNDROMEや甘茶の音楽工房、魔王魂などがこのタイプにあたります。
    一次配布のサイトには、必ず自分の名前で書かれた利用規約のページがあります。
    サイトのメニューから規約を開けば、商用利用の可否も禁止事項も1か所で読めます。
    ゲーム実況を続けるYouTuberや、企業のチャンネルを預かる広報担当にとって、この「読み先が1つに決まっている」点が何より大事です。
    万が一あとから確認を求められても、規約ページのURLと確認日を示せば説明が済みます。

    一次配布のサイトを見分ける印

    • サイト名義の利用規約ページが存在する
    • 作曲者名かサークル名が曲ごとに書かれている
    • 新着やお知らせの欄が更新され続けている

    権利処理の裏付けがある配布元はライブ配信でも強い重要度:★★★★☆

    一次配布のなかにも、さらに一段進んだ配布元があります。
    音楽をネットで流すには、著作権とは別に「送信可能化権」という権利の整理が必要になります。
    BGMerは、この送信可能化権の集中管理の対象として日本レコード協会のリストに掲載されていると規約に書いています。
    そのうえで「放送番組の同時ネット配信等でも安心して使えます」と明記しています。
    テレビ番組と同時にネットへ流す使い方まで想定に入っている配布元は、フリーBGMのなかでは多くありません。
    ライブ配信を仕事として受けるSNS動画クリエイターや、イベントの中継を任される企業の担当者ほど、この裏付けの有無が効いてきます。

    送信可能化権とは、音楽をインターネットで送れる状態に置くことについての権利です。配信やアーカイブの公開は、この権利の処理ができていないと成り立ちません。

    転載まとめと動画の「フリーBGM」は配信に使わない重要度:★★★★★

    危険性がはっきり出るのが3つ目のタイプです。
    他人の曲を集めただけのまとめサイトや、動画サイトに投稿された「著作権フリーBGM 作業用」といった長尺の動画がこれにあたります。
    こうしたページには、規約らしき文章が書かれていることもあります。
    しかし配っている側に許可を出す権利がなければ、その文章には何の効き目もありません。
    再配布が禁止された曲が転載先に並んでいます。
    実際にDOVA-SYNDROMEは「音源を配布、または販売することを禁じます」と定め、HURT RECORD(ハートレコード)も第三者が使える状態での配布と公開を禁じています。
    つまり転載ページに並んでいる時点で、その配布はもとの規約に反している可能性が高いということです。
    転載サイトの曲は配信で使わないのが安全です。
    動画に使う場合と違い、配信は音を止めて差し替える猶予がありません。
    出どころが1つに定まらない音源は、最初から候補から外してください。

    配信に使ってはいけない配布ページ

    • 運営者名も規約ページも見当たらない一覧サイト
    • 複数のフリーBGMサイトの曲を寄せ集めた配布ページ
    • 動画サイトにまとめて投稿された作業用BGMの長尺動画
    • 音源ファイルだけが置かれた共有ストレージのリンク
    出どころで迷いたくないなら

    配信で使う無料BGMサイトの規約で必ず読む4つの条件

    HURT RECORDの利用規約で商用利用の際に事前提示が必要な項目が並んだ画面

    規約って長いっす。どこ見ればいいの?

    4か所だけでよいぞよ!順番に見るのじゃ。

    画像はHURT RECORDの利用規約で、使用料無料と書かれたすぐ下に商用利用の手続きが並んでいます。
    使用者名と公開先、楽曲名、内容詳細の4項目を送って許諾のメールを受け取る決まりが、この位置に置かれている点だけ覚えておいてください。
    一次配布のサイトだと分かったら、次は規約の中身を読みます。
    とはいえ全文を精読する必要はありません。
    配信で使う場合に効いてくるのは4か所だけです。
    どのサイトも同じ言い回しではないので、探す語を決めておくと3分ほどで終わります。
    2025年から2026年にかけて条件を見直したサイトもあるため、以前読んだ記憶だけで判断しないでください。

    商用利用と収益化が配信でも無料で認められているか重要度:★★★★★

    最初に見るのは商用利用の可否です。
    配信の投げ銭やメンバーシップ、広告収入はすべて商用利用として扱われます。
    DOVA-SYNDROMEは「営利(商用)・非営利、また、個人・法人を問わず」利用できると書いています。
    甘茶の音楽工房も「商用利用、個人利用問わず利用できます」と明記しています。
    魔王魂やBGMerも同じく、個人と商用のどちらでも無料で使えると規約に書いています。
    一方でHURT RECORDは少し性格が違い、商用利用のときは事前に連絡して許諾のメールを受け取る必要があります。
    HURT RECORDの商用利用は事前の許諾が必要です。
    使用者名と公開先、楽曲名、内容の詳細を送る決まりなので、当日いきなり流す使い方には向きません。
    無料であっても「手続きが要るか」はサイトごとに違うと覚えておいてください。

    音楽そのものが主役になる配信を禁じていないか重要度:★★★★★

    ここが動画と配信で最も差が出る条件です。
    無料BGMサイトの多くは、映像や制作物の背景で鳴らす使い方を前提に許可を出しています。
    DOVA-SYNDROMEは店舗や結婚式などでの背景音楽としての利用を認める一方で、「作業用BGM」のように音源そのものを主たる内容とする配信を禁止しています。
    待機画面だけを何時間も映して曲を流し続ける枠は、この線をまたぎやすい使い方です。
    魔王魂もストリーミング配信サービスやストアでの販売を禁じています。
    甘茶の音楽工房は作業用BGMの動画を認めていますが、著作権表記を挿入する場合があると条件を添えています。
    音楽が主役の配信は禁止しているサイトがあります。
    雑談やゲームの音が主役で、BGMがその後ろで鳴っている形なら問題は起きません。
    音楽を聴かせること自体をテーマにした枠を作るなら、有料の音源サービスへ切り替えるのが安全です。

    Content IDや著作権管理団体への登録を禁じているか重要度:★★★★☆

    3つ目は登録の禁止事項です。
    自分のチャンネルを守りたいYouTuberほど、権利の管理を強めたくなります。
    しかし無料の楽曲を自分の権利として登録するのは、ほぼすべてのサイトで違反にあたります。
    DOVA-SYNDROMEはJASRACなどの著作権管理団体への登録と、フィンガープリントへの登録を禁じています。
    甘茶の音楽工房もコンテンツIDへの登録はできないと明記しています。
    魔王魂は著作管理団体への委託に加え、音楽配信ストアでの販売も禁止しています。
    BGMerも無断での管理団体登録とContent IDへの登録を禁止事項に並べています。
    Content IDへの登録は4サイトとも禁止です。
    映像編集者がクライアントの動画を納品するときは、納品先が登録しないよう一言添えておくと安心です。

    Content IDとは、動画の音声を登録済みの楽曲と自動で照合するYouTubeの仕組みのことです。人が聞いて判断するわけではないため、悪気がなくても一致すれば権利者へ通知が飛びます。

    切り抜きやアーカイブの再配布まで許されているか重要度:★★★☆☆

    4つ目は再配布の扱いです。
    配信は本編だけで終わりません。
    アーカイブが残り、切り抜き動画が作られ、その音声が第三者の手に渡っていきます。
    ここでサイトごとの差がはっきり分かれます。
    BGMerは「再配布も禁止していません」と書いており、自分の作品と偽る行為や無許可の販売だけを禁じています。
    甘茶の音楽工房は音楽だけを販売する行為と2次配布を禁止していますが、店舗のBGMは2次配布と見なさないと例外を添えています。
    魔王魂は曲単品の再配布を認めておらず、教育目的の教本やDVDへの収録だけを条件つきで許しています。
    切り抜きを外部の担当者に任せている配信者は、この項目を先に読んでおいてください。

    規約の確認から解放されるなら

    ライブ配信に使える無料のフリーBGMサイトおすすめ6選

    で、結局どこ使えばいいん!?

    実名で6つ挙げるぞよ!配信の許容範囲で並べたのじゃ。

    ここからは配信に使えるBGMの無料サイトを6つ紹介します。
    並べた順番は曲数でも人気でもなく、配信という使い方をどこまで規約が受け止めているかで決めました。
    まず一覧で全体像をつかんでから、それぞれの特徴を見ていきます。

    配信に使える無料BGMサイト6選の比較
    サイト名 商用利用の条件 クレジット表記 音楽が主役の配信 再配布・切り抜き
    BGMer 無料・手続き不要 不要 同時ネット配信も明記 禁止していない
    甘茶の音楽工房 無料・手続き不要 任意 作業用BGM動画は可 2次配布は不可
    魔王魂 無料・手続き不要 原則必須 音楽配信は不可 曲単品の再配布は不可
    DOVA-SYNDROME 無料・手続き不要 不要 作業用BGMは不可 配布・販売は不可
    HURT RECORD 事前の許諾が必要 任意 音楽作品としては不可 第三者への公開は不可
    効果音ラボ 無料・手続き不要 不要 効果音だけの動画は不可 素材の再配布は不可

    ※2026年8月時点の各サイトの利用規約にもとづく情報です。最新の条件は各サイトの規約ページをご確認ください。

    BGMer|放送の同時ネット配信まで明記した無料BGMサイト重要度:★★★★★

    配信で使う前提なら、まず候補に挙がるのがBGMerです。
    「完全ロイヤリティーフリーBGM 商用使用OK」と掲げ、放送番組の同時ネット配信でも安心して使えると規約に書いています。
    根拠として、送信可能化権の集中管理の対象リストに掲載されている点を挙げています。
    BGMerは放送番組の同時ネット配信まで明記しています。
    曲の一覧はテーマ別に整理され、生配信という名前のジャンルが用意されています。
    Vlogやゲーム実況、トーク系、ホラー、料理といったカテゴリもあり、枠の内容から曲を探せます。
    さらに1曲ごとにSHORTとLONGの2種類が配布されています。
    たとえばSHORTが01:51、LONGが10:50といった具合で、待機画面のように長く鳴らす場面ではLONGを選べばループの切れ目が目立ちません。
    クレジット表記は不要ですが、表記するなら「音楽:BGMer」の形が案内されています。

    甘茶の音楽工房|報告なしで使える人気のフリーBGM重要度:★★★★☆

    甘茶の音楽工房は、やわらかい曲調のBGMがそろう人気のフリー音楽素材サイトです。
    規約には「ウェブ、映像、ゲーム、ラジオなど、何かのBGMとしてお使い下さい」と書かれています。
    ラジオという言葉が入っているとおり、音だけの配信も想定に入っています。
    クレジット表記は必須ではなく、使用報告も不要です。
    雑談配信を毎日続ける配信者や、投稿本数の多いSNS動画クリエイターにとって、報告のいらなさは作業時間に直結します。
    作業用BGMの動画も認められていますが、著作権表記を挿入する場合があるという条件が付いています。
    コンテンツIDへの登録はできないため、自分の権利として登録しないよう注意してください。

    魔王魂|ライバー向けの表記ルールが決まった無料音楽素材重要度:★★★★☆

    魔王魂は、ゲームや動画の制作で長く使われてきた無料の音楽素材サイトです。
    規約では「個人・商用問わず、あらゆるジャンルのコンテンツで利用できます」としています。
    特徴的なのは、配信アプリでの使い方を名指しで書いている点です。
    ライバー系や歌ってみた系のアプリで著作表記なしに使う行為は、禁止事項として挙げられています。
    逆に言えば、表記さえ出せばこうしたアプリでも使えるということです。
    YouTubeの場合は動画内か詳細欄のどちらでもよいとされています。
    表記の形は「音楽:魔王魂」が案内されています。
    生成AIへの学習やNFTへの出展は禁止されているので、そこだけは踏み込まないでください。

    DOVA-SYNDROME|雰囲気から曲を探せる大規模な無料サイト重要度:★★★★☆

    DOVA-SYNDROMEは、多くの作曲者が曲を持ち寄る国内最大級のフリーBGMサイトです。
    営利と非営利、個人と法人を問わず利用でき、著作権表示も不要です。
    雰囲気や使いたい場面から検索できるので、企画配信のたびに曲を探し直す配信者と相性がよい構成になっています。
    ただし配信で使うなら、音源そのものを主たる内容とする使い方が禁止されている点を必ず押さえてください。
    もう1つ、サイト全体の規約とは別に、作曲した人が独自の条件を決めていることがあります。
    その場合は作曲・制作者の条件が優先されると規約に書かれています。

    DOVA-SYNDROMEは2026年9月15日にサービス名を「OpenTracks(オープントラックス)」へ変更し、サイトのURLも切り替わります。旧URLは新URLへ自動で転送され、名称とURLの表記以外に利用条件の変更はないと案内されています。

    DOVA-SYNDROMEは2026年9月15日に改名します。

    HURT RECORD|商用利用の前に許諾を取る無料BGMサイト重要度:★★★☆☆

    HURT RECORDは、落ち着いた曲調のBGMを制作して配布しているサイトです。
    利用規約の範囲内なら商用と非商用を問わず無料で使えます。
    ただし商用利用にあたる場合は、使用者名や団体名、公開先、楽曲名、内容の詳細を事前に送り、許諾のメールを受け取る決まりです。
    収益化している配信で使うなら、この手続きを先に済ませておく必要があります。
    クレジット表記は強制ではなく、可能な範囲でのお願いという位置づけです。
    第三者が使える状態での配布と公開は禁止されているため、音源ファイルを切り抜き担当者にそのまま渡すのは避けてください。
    企業の広報担当が社内で共有する場合も、素材そのものではなく配布ページのURLを共有する形にします。

    効果音ラボ|配信のリアクションに使える無料の効果音重要度:★★★★☆

    効果音ラボは、BGMではなく効果音(SE)を無料で配布しているサイトです。
    使用にあたっての報告もリンクもクレジット表記も不要と規約に書かれています。
    配信ではリアクションや場面の切り替えでSEを鳴らす機会が多く、BGMとは別にそろえておくと配信のテンポが変わります。
    ゲーム実況の当たり判定や、雑談配信での相づちなど、8種類ほど手元に置いておくだけでも使い勝手が上がります。
    効果音だけを並べた動画の投稿は認められていないので、あくまで配信の中で鳴らす使い方にとどめてください。

    曲数と効果音を一度にそろえるなら

    生配信は無料BGMサイトの事故を後から取り消せない

    もし配信中に止まったら怖いっす…

    そこが動画との一番の違いじゃ!戻せんのじゃ。

    同じ音源を使っていても、動画と配信では起きることの重さが変わります。
    編集した動画なら、公開する前に一度立ち止まれます。
    生配信にはその一手間がありません。
    無料BGMの危険性が本当に表に出るのは、この違いのところです。

    動画は公開前に確かめられるが配信は鳴らした瞬間に判定される重要度:★★★★★

    YouTubeに動画をアップロードすると、公開前の段階で音声の照合結果が表示されます。
    そこで申し立てが付いた曲を差し替えれば、視聴者の目に触れる前に手当てが終わります。
    映像編集者がクライアントへ納品する前に確認できるのも、この仕組みがあるからです。
    配信にはこの猶予がありません。
    生配信は鳴らした瞬間に判定されます。
    音が乗った時点で照合が始まり、場合によってはその場でミュートがかかります。
    数百人が見ている前で音が消える形になるため、精神的な負担も大きくなります。
    無料の音源を使うなら、鳴らす前に安全を確定させておく必要があるということです。

    アーカイブと切り抜きに無料BGMの音が残り続ける重要度:★★★★☆

    配信は1回で終わりません。
    アーカイブが公開され、そこから切り抜き動画が作られ、短い縦動画に加工されていきます。
    1回の配信で流した1曲が、いくつもの場所に複製として残ります。
    アーカイブと切り抜きに音が残り続けます。
    本編を非公開にしても、他の人が作った切り抜きまでは手が届きません。
    配布元が再配布を禁止しているサイトの曲だと、この広がり方そのものが条件から外れる恐れがあります。
    切り抜きを許可している配信者ほど、再配布の条項を先に読んでおいてください。

    無料の音源は使ってよいと示す記録を自分で作る重要度:★★★★☆

    有料の音源サービスなら、契約の履歴やライセンスの証明が残ります。
    無料のフリーBGMには、そうした書類が発行されません。
    だからこそ、記録は自分で作っておく必要があります。
    使った楽曲名と配布元、ダウンロードした日付、規約ページを読んだ日を並べておくだけで十分です。
    企業のチャンネルを担当するマーケ担当なら、この一覧が社内の確認をそのまま通す資料になります。
    表計算ソフトに1行ずつ足していく形で構いません。
    規約は改定されることがあるため、「いつ時点の条件で使い始めたか」が残っていること自体に意味があります。

    記録の手間ごと減らすなら

    無料サイトのBGMを配信に載せる前にやる3つの確認

    ダウンロードしたら、もう流していいっすか?

    あと3つだけじゃ!ここで事故が消えるぞよ。

    配布元を確かめ、規約の4条件を読んだら、残る作業はごくわずかです。
    配信という使い方に固有の確認を3つだけ済ませます。
    慣れれば1曲あたり数分で終わり、この手順が生配信の「取り消せなさ」をほぼ埋めてくれます。

    曲の配布ページで作曲者ごとの利用条件を読む重要度:★★★★★

    複数の作曲者が集まるサイトでは、サイト全体の規約とは別に個別の条件が置かれていることがあります。
    DOVA-SYNDROMEは、作曲・制作者が別途条件を設けている場合はそちらが優先されると明記しています。
    曲ごとの個別条件はサイト規約より優先されます。
    気に入った曲をダウンロードする前に、その曲の配布ページに但し書きが出ていないかを見てください。
    待機画面のように同じ曲を長時間流す使い方は、個別条件で制限されることがある部分です。
    サイトの規約を1回読んだから全曲安全、とはならない点だけ覚えておけば十分です。

    限定公開のアーカイブで自動検知を先に通す重要度:★★★★☆

    生配信では事前の照合ができない、と説明しました。
    ただし抜け道が1つあります。
    使う予定の曲を数分だけ流した短い動画を作り、限定公開でアップロードしてみる方法です。
    限定公開のアーカイブで先に検知を通せます。
    公開前の照合結果が表示されるので、申し立てが付く曲かどうかを本番の前に確認できます。
    新しい無料サイトを使い始めるときや、待機BGMを入れ替えるタイミングで1度やっておくと安心です。
    VTuberのように同じ曲を毎回鳴らす配信者ほど、この確認の効果が大きくなります。

    使った楽曲名とダウンロード日を配信ごとに残す重要度:★★★☆☆

    最後は記録です。
    配信の日付と使った楽曲名、配布元のサイト名、ダウンロードした日を1行ずつ残します。
    無料サイトは配布を終了することがあり、そのときサイトの新着やお知らせの欄に案内が出ます。
    自分が使っている曲の名前が手元にあれば、影響の有無をすぐ判断できます。
    配信ソフトのフォルダも、サイト名ごとに分けておくと後から追いやすくなります。

    配信に載せる前のチェック手順

    1. 配布元が一次配布のサイトかどうかを確かめる
    2. 商用利用・音楽主体の配信・登録・再配布の4条件を読む
    3. 使いたい曲の配布ページで作曲者の個別条件を見る
    4. 限定公開の短い動画で自動検知の結果を確認する
    5. 楽曲名とダウンロード日を配信ごとに記録する

    無料と有料の現実的な組み合わせ

    効果音は効果音ラボで無料のまま使い、長く鳴らし続けるBGMだけを有料のサブスクに寄せる形が続けやすくなります。待機画面のBGMは同じ曲を何百時間も流すため、条件の確認が一度で済む価値がいちばん大きく出る部分です。

    待機BGMを安心して固定するなら

    配信のBGM無料サイトのよくある質問

    配信のBGMを無料サイトでそろえても収益化に影響はありませんか?

    一次配布のサイトで商用利用が認められている楽曲なら、収益化への影響はありません。DOVA-SYNDROMEや甘茶の音楽工房、BGMerはいずれも営利・非営利を問わず使えると規約に書いています。影響が出るのは、転載ページから拾った出どころ不明の音源を使った場合です。配布元の規約ページを開いて商用利用の記載を確認できるかどうかが、そのまま判断の分かれ目になります。

    ライブ配信の待機画面で無料BGMを何時間も流し続けてもよいですか?

    雑談やゲームの音が主役で、その背景として鳴っている形なら問題ありません。ただし音楽を聴かせること自体が枠の目的になると、規約の想定から外れるサイトがあります。DOVA-SYNDROMEは音源そのものを主たる内容とする配信を禁止しています。待機画面だけを長時間映す枠を定期的にやるなら、作業用BGMの利用を認めているサイトを選ぶか、有料の音源サービスへ切り替えてください。

    無料BGMサイトのクレジット表記は配信中のどこに出せばよいですか?

    サイトごとに指定が違うため、規約の書き方に合わせます。魔王魂はYouTubeなら動画内か詳細欄のどちらでもよいとしています。配信の場合は概要欄に記載しつつ、待機画面の隅にも小さく出しておくと確実です。アーカイブが残ることを考えると、あとから消えない場所に置くほうが安全になります。表記が任意のサイトでも、書いておいて不利になることはありません。

    フリーBGMの曲を自分のチャンネルのContent IDに登録してもよいですか?

    登録できません。DOVA-SYNDROME、甘茶の音楽工房、魔王魂、BGMerはいずれも著作権管理団体やフィンガープリントへの登録を禁止事項に挙げています。無料で配られている楽曲は、あなたに権利が移ったわけではないためです。自分の配信を守る目的であっても違反にあたります。オリジナル曲を作って登録するか、権利の扱いが明確な有料サービスを使ってください。

    切り抜きチャンネルに配信の音声を使わせても大丈夫ですか?

    使ったBGMの配布元によります。BGMerは再配布そのものを禁止していないため、切り抜きへの広がりを気にせずに済みます。一方で魔王魂は曲単品の再配布を認めておらず、HURT RECORDは第三者が使える状態での公開を禁じています。切り抜きを外部に任せるなら、音源ファイルを渡すのではなく配布ページのURLを共有する形にしてください。運用が固まっている場合は有料サービスのほうが説明はラクになります。

    無料の音楽素材サイトが配布を終了したら、過去のアーカイブは消すべきですか?

    多くの場合、配布終了の時点ですでに使っている作品はそのまま残せます。ただし取り扱いはサイトごとに異なるため、終了の案内文を必ず保存しておいてください。案内はトップページの新着やお知らせの欄に出ることが多く、あとから読み返せなくなります。使った楽曲名とダウンロード日を記録しておくと、自分の配信に影響があるかをすぐ判断できます。

    企業のライブ配信でも無料のフリーBGMを使ってよいですか?

    法人利用を認めているサイトなら使えます。DOVA-SYNDROMEは個人・法人を問わず利用できると明記しています。ただし企業の配信は案件の相手や納品先が関わることが多く、規約の確認を求められる場面が増えます。HURT RECORDのように商用利用で事前の許諾が必要なサイトもあるため、社内の承認と並行して手続きを進めてください。確認の手間を減らしたい広報担当には、契約書の残る有料サービスのほうが向いています。

    配信で使うBGM無料サイトのまとめ

    配信のBGMを無料サイトでそろえるときの危険性は、曲の善し悪しではなく配布元で決まります。
    作曲した人や運営が直接配っている一次配布のサイトを選び、他人の曲を集めただけの転載ページには近づかないことが第一歩です。
    そのうえで、商用利用の条件、音楽が主役の配信の可否、Content IDへの登録、再配布の扱いという4か所を規約で読みます。
    この確認さえ済ませれば、無料のフリーBGMでも配信で安心して使えます。
    配信という使い方で選ぶなら、放送の同時ネット配信まで規約に書いているBGMerが最初の候補になります。
    報告なしで気軽に使いたいなら甘茶の音楽工房、表記を出せるなら魔王魂、曲数と検索のしやすさならDOVA-SYNDROMEという選び分けです。
    効果音は効果音ラボでそろえ、商用利用に事前の許諾が要るHURT RECORDは手続きの時間が取れるときに使ってください。
    生配信は鳴らした瞬間に判定され、アーカイブと切り抜きに音が残り続けます。
    だからこそ、曲ごとの個別条件を読み、限定公開の短い動画で検知を通し、使った楽曲名とダウンロード日を残す3つを習慣にしてください。
    配信の本数が増えて確認の時間が惜しくなったら、条件が全曲そろっている有料の音源サブスクへ切り替えるタイミングです。

    確認の手間から解放されるなら