Audiostockは動画編集の商用利用に使える?編集者が使えるプランと作品の範囲
編集の仕事でAudiostockって使えるんすか?
Audiostockは、BGM・効果音・ボイスなどの音源を扱う日本のストックサービスです。
楽曲は49万曲、効果音は49万5千音を超える作品がそろっていて、日本のクリエイターが作った曲が多いのが特徴です。
動画編集者がクライアントから依頼された動画にAudiostockの作品を使うことは、プランの条件を満たせば商用利用として認められています。
動画編集の商用利用とは…お金が発生する動画に音源を使うことです。クライアントから編集費を受け取る受託案件は、公開先が個人のYouTubeチャンネルでも商用利用にあたります。
動画編集の案件でAudiostockのBGM・効果音を使える場面重要度:★★★★★
動画編集者がよく受ける案件で、Audiostockの作品が使えるかを表にまとめました。
動画編集の案件でのAudiostockの使い方
| 案件の種類 |
使える |
ポイント |
| YouTuberの動画編集代行 |
 |
スタンダード以上が必要 |
| 企業VP・採用動画・商品紹介 |
 |
Web広告やイベントにも使える |
| SNS広告・ショート動画 |
 |
複数の媒体に同じ動画を出せる |
| テレビ・ラジオCM、番組 |
 |
JASRAC・NexToneの管理曲に注意 |
| 楽曲のPV・BGMチャンネル |
 |
音楽が主役の動画は対象外 |
※2026年10月時点の公式サイトの案内をもとにしています。
公式の「作品の使用条件」では、VP・CM、テレビ番組、映画、イベントのBGM、プレゼンテーション、ゲーム、ラジオ、YouTube動画、電子書籍、スマートフォンアプリなどが使用できる用途として挙げられています。
YouTubeの編集代行から企業案件まで、動画編集者が受ける仕事の大半はこの範囲に入ります。
動画配信者プランは編集代行に使えない重要度:★★★★★
月858円の動画配信者プランは、契約した本人が自分の動画や生配信で使うためのプランです。
公式ページでは、動画編集者が他人のために行う編集作業は対象外と明記されています。
動画配信者プランで使えない例
- YouTuberから請け負った編集代行
- クライアントへの動画の納品
- 法人による利用
- 放送番組・テレビやラジオのCM・映画・ゲーム・アプリ
自分のチャンネル用に動画配信者プランを契約している編集者が、そのまま案件にも同じ音源を流用すると、ライセンスの範囲外になります。
自分の発信と受託案件の両方をこなす人は、スタンダードプランに一本化するとプランの使い分けで迷いません。
受託の動画編集はスタンダードプランが基本重要度:★★★★☆
受託制作と納品ができるのはスタンダード以上です。
スタンダードプランは1人で使うクリエイター向けのプランで、使える音源は100万点以上あります。
動画配信者プランは生演奏の曲と海外クリエイターの曲を含まない60万点なので、案件の幅を広げたい動画編集者ほど素材数の差が効いてきます。
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Audiostockの動画編集の案件ライセンスは誰が契約する?料金で比べる商用利用の方法
動画編集の案件でAudiostockを使う方法は、大きく分けて4つあります。
どれを選んでも商用利用はできますが、料金のかかり方と、素材を管理する人が変わります。
Audiostockを案件で使う方法と料金
| 方法 |
料金(税込) |
向いている人 |
| 編集者がスタンダードプランを契約 |
月2,365円(年28,380円) |
毎月案件がある編集者 |
| クライアントが契約 |
クライアント負担 |
継続案件の企業担当者 |
| 作品を単品購入 |
BGM1,210円〜/効果音660円 |
年に数本だけの編集者 |
| エンタープライズプラン |
月24,200円〜(15人まで) |
編集チーム・制作会社 |
※2026年10月時点の公式サイトの価格です。スタンダードプランの毎月払いは月2,970円です。
編集者がスタンダードプランを契約する重要度:★★★★★
フリーランスの動画編集者にいちばん多いのが、自分でスタンダードプランを契約して、複数のクライアントの案件に使う方法です。
年間一括払いなら月あたり2,365円、毎月払いなら月2,970円で、定額のなかでBGMも効果音もダウンロードできます。
どの音源を使っても追加料金がかからないので、修正依頼でBGMを差し替えるときも費用を気にせず試せます。
編集者が契約するメリット
- クライアントごとに契約を分けなくてよい
- BGMの差し替えや効果音の追加に追加料金がかからない
- 見積もりに音源費を細かく載せなくて済む
音源の費用は、編集費に含めるか「素材費」として月額の一部を見積もりに入れるのが一般的です。
クライアントにAudiostockを契約してもらう重要度:★★★☆☆
企業の広報担当者や事務所と継続して取引する場合は、クライアント側でAudiostockを契約してもらう方法もあります。
ライセンスの名義が公開する側にあるので、編集者が契約をやめたあとも、クライアントは自社のライセンスで動画を管理できます。
ただしスタンダードプランは1人用で、共有は禁止です。
クライアントのIDを借りて編集者がダウンロードする運用は避け、素材の受け渡し方法は契約前にAudiostockの窓口へ確認しておくと安心です。
案件ごとに作品を単品購入する重要度:★★★☆☆
年に数本しか編集の案件がない人は、使う作品だけを単品購入する方法が向いています。
単品購入の価格はBGMが1,210円〜、効果音が660円、ボイスが660円、歌ものが3,630円〜です。
単品購入はYouTube・SNS・企業VP・Web広告・放送番組・CMなど全用途に対応していて、期間の制限なく何度でも使えます。
一方で、BGM1曲と効果音3つを使うだけで3,190円になり、スタンダードプランの1か月分を超えます。
毎月1本でも案件があるなら、定額のほうが安くなるケースが多いです。
編集チームで回すならエンタープライズプラン重要度:★★☆☆☆
複数の動画編集者で案件を分担する制作会社や編集チームは、エンタープライズプランが対象です。
15人までなら月24,200円で、マイページからメンバーを追加でき、チーム内での曲かぶりを防ぐ機能もあります。
法人は事前申請で請求書の後払いも選べます。
外注の編集者を何人か抱えるディレクターは、1人ずつスタンダードプランを契約させるか、エンタープライズにまとめるかを人数で比べてみてください。
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Audiostockの音源をクライアント納品するときの動画編集の商用利用ルール
Audiostockの作品を使って作った成果物は、利用規約の範囲内なら自由に使えます。
動画編集者にとって大事なのは、「何を納品するか」と「どんな記録を残すか」の2点です。
完成動画の納品は利用規約の範囲で自由重要度:★★★★★
BGM入りの完成動画はそのまま納品できます。BGMや効果音を組み込んで書き出した動画が対象です。
クライアントはその動画をYouTubeやSNS、自社サイトに公開できます。
契約中に制作が完了した映像の成果物は、永久ライセンスとして扱われます。
納品した動画を後から取り下げてもらう必要はありません。
音源ファイル単体やプロジェクトファイルは渡さない重要度:★★★★★
ライセンスを持っているのは契約した編集者本人で、音源そのものをクライアントが使う権利までは含まれません。
音源ファイルを単体で渡すと再配布にあたるおそれがあります。
Premiere ProやDaVinci Resolveのプロジェクトファイルを納品する案件では、音源が素材フォルダに入ったまま渡ってしまう点に注意が必要です。
プロジェクトファイルを求められたら、音源を書き出し済みの音声トラックにまとめるか、クライアント側でも同じ作品のライセンスを用意してもらう形を相談してください。
使用楽曲のリストを納品物に添える重要度:★★★★☆
納品のときは、使ったBGMと効果音の作品名・作品ページのURL・ダウンロード日を一覧にして添えておくと親切です。
クライアントのYouTubeで著作権の申し立てが入ったとき、どの作品をどのライセンスで使ったかをすぐに示せます。
編集者側でも、マイページの購入・ダウンロード履歴を案件ごとに控えておきましょう。
使用楽曲リストに入れる項目
- 作品名とクリエイター名
- 作品ページのURL
- ダウンロード日と契約していたプラン
- 動画のどの場面で使ったか
クレジット表記は必須ではない重要度:★★☆☆☆
Audiostockの作品を使った動画に、作者名などのクレジットを書く義務はありません。
ただし公式は、クリエイターを応援するために可能な範囲での表記をお願いしています。
クライアントの動画の概要欄に入れるかどうかは、納品前に先方と決めておくと後から揉めません。
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Audiostockの作品を動画編集で加工するときの商用利用の禁止事項と制限
動画編集では、BGMを動画の尺に合わせて切ったり、効果音を重ねたりするのが日常の作業です。
Audiostockは編集の範囲を公式に案内しているので、どこまでなら安心して手を加えられるかを押さえておきましょう。
カット・ループ・フェードは自由に使える重要度:★★★★★
尺合わせのカットやループは自由にできます。音量の調節、フェードイン・フェードアウト、簡単な音質の調整も同じ扱いです。
Audiostockの作品を編集するときの可否
| 編集の内容 |
可否 |
| 尺に合わせたカット・つなぎ |
 |
| ループして長さを伸ばす |
 |
| フェードイン・フェードアウト |
 |
| ナレーションに合わせた音量調整 |
 |
| EQなど簡単な音質調整 |
 |
| メロディを変える編曲 |
 |
※2026年10月時点の公式ヘルプの案内をもとにしています。
トークの下でBGMを小さくするダッキングや、場面転換で効果音を重ねる作業も、この範囲に入ります。
編曲など作品そのものを変える編集は控える重要度:★★★★☆
メロディを書き換える、別の曲と混ぜて新しい曲に聞こえるようにするなど、作品そのものが変わる編集は控えるよう案内されています。
リミックスのような加工をクライアントから求められたら、元の作品の雰囲気に近い別の曲を探すほうが安全です。
音楽が主役の動画やBGMチャンネルには使えない重要度:★★★★☆
音楽がメインの動画には使えません。楽曲のプロモーションビデオや、BGMを流すだけのチャンネルが該当します。
作業用BGMの長時間動画や、曲を聴かせることが目的の動画の編集を頼まれたときは、Audiostockの音源で作らないようにしてください。
ほかにも、アダルトな内容、公序良俗に反する使い方、クリエイターの名誉を傷つける使い方は禁止されています。
ダウンロードは1日100点まで重要度:★★☆☆☆
定額プランのダウンロードは、不正利用を防ぐために1日100点までに制限されています。
効果音を大量に使う案件でも、1日で100点を超えることはまれです。
ただし使っていない音源は解約後に使えなくなります。集めるだけのダウンロードは避けましょう。
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Audiostockの動画編集で商用利用の著作権トラブルを防ぐ方法|YouTube・放送・解約後
動画編集者が気をつけたいのは、自分ではなくクライアントのチャンネルや媒体でトラブルが起きることです。
案件の公開先ごとに、注意するポイントを整理しておきましょう。
クライアントのYouTubeでは「YouTube安心利用曲」を選ぶ重要度:★★★★★
Audiostockは多くの作品をYouTubeのContent IDに登録して、警告が出ないように設定しています。
Content IDとは…YouTubeにアップされた動画の音声を自動で照合し、権利者の作品が使われていると申し立てを出す仕組みです。
登録済みの作品には、作品ページに「YouTube安心利用曲」と表示されます。
編集代行では安心利用曲から選ぶのが確実です。
ただし対象になっていない作品もあり、安心利用曲でもContent IDの仕様上アラートを完全には防げません。
効果音とボイスは、基本的にアラートが発生しないとされています。
申し立てが来たら異議申し立ては1回まで重要度:★★★★☆
クライアントのチャンネルに申し立てが届いたら、チャンネルの持ち主が異議申し立てを行います。
異議申し立てをすると、動画へのアラートは一時的に解除されます。
承認されるまでは収益化されませんが、承認後は動画の投稿者に収益が支払われます。
却下されたら2回目の申し立てはしないでください。Audiostockの事務局へ相談するのが公式の案内です。
申し立てを何度も繰り返すと、YouTubeチャンネルが停止される可能性があります。
編集者は、納品時に添えた使用楽曲リストとライセンスの情報をクライアントに渡して、手続きを手伝う役回りになります。
テレビ・ラジオ案件はJASRAC・NexToneの管理曲を確認重要度:★★★☆☆
Audiostockの楽曲の一部は、JASRACやNexToneに部分的に管理を委託しています。
テレビ番組やラジオCMなど放送で使う案件では、作品ページで管理団体の表示を確認してから選んでください。
放送局や広告代理店が入る案件は確認の手順が多いので、使用楽曲リストに管理団体の欄を足しておくとやり取りがスムーズです。
解約後の修正依頼は契約中に使った音源なら対応できる重要度:★★★★☆
契約中に一度でも使った音源は、解約後も再び使えます。
納品から数か月たって修正依頼が来ても、同じBGMで尺を直す作業ならライセンスの範囲内です。
ダウンロードしただけの音源は解約後に使えません。
案件が途切れて解約を考えるときは、使う予定の音源をどの動画に入れたかを確認してから手続きしましょう。
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Audiostockを動画編集の案件で商用利用する流れ|無料トライアルから納品まで
スタンダードは30日間の無料トライアルがあるぞよ!
スタンダードプランには30日間の無料トライアルがあり、トライアル中に解約すれば料金はかかりません。
最初の案件の編集をしながら、音源の探しやすさを試せます。
STEP1:会員登録をしてスタンダードプランを選ぶ重要度:★★★★☆
Audiostockの公式サイトで無料の会員登録をしてから、スタンダードプランを申し込みます。
支払い方法はクレジットカードか請求書から選べます。
無料会員のままでは、案件で使えるライセンスは得られません。
STEP2:案件のイメージに合う音源を検索する重要度:★★★☆☆
キーワードやジャンル、雰囲気で絞り込み、試聴しながら候補を選びます。
YouTubeの案件なら「YouTube安心利用曲」の表示、放送の案件なら管理団体の表示もこの段階で確認しておきます。
候補は2〜3曲に絞ってクライアントに試聴してもらうと、後の差し替えが減ります。
STEP3:編集して完成動画だけを納品する重要度:★★★☆☆
採用が決まった音源をダウンロードして、編集ソフトに読み込みます。
書き出した完成動画に、使用楽曲リストを添えて納品すれば作業は完了です。
動画編集者がAudiostockを選ぶ理由
- 日本語の公式ヘルプでクライアントに利用条件を説明しやすい
- BGM・効果音・ボイスが1つのサービスでそろう
- 契約中に使った音源は解約後の修正にも使える
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Audiostockの動画編集の商用利用でよくある質問
Audiostockの動画配信者プランで編集代行はできますか?
できません。動画配信者プランは契約者本人の動画や生配信が対象で、動画編集者が他人のために行う編集作業やクライアントへの納品は対象外です。受託の案件にはスタンダードプラン以上を使います。
Audiostockの音源を使った動画をクライアントに納品しても大丈夫ですか?
スタンダードプラン以上で契約していれば、BGMや効果音を組み込んだ完成動画を納品できます。音源ファイルを単体で渡すのは作品の再配布にあたるおそれがあるため避けてください。
無料会員のままでも動画編集の案件で使えますか?
無料の会員登録だけでは、案件で使えるライセンスは得られません。定額プランを契約するか、使う作品を単品購入してください。スタンダードプランには30日間の無料トライアルがあります。
BGMを動画の尺に合わせてカットしてもいいですか?
カット、ループ、フェードイン・フェードアウト、音量の調節、簡単な音質の調整は自由にできます。メロディを変える編曲など、作品そのものが変わる編集は控えるよう案内されています。
解約したあとに納品済みの動画の修正を頼まれたらどうなりますか?
契約中に一度でも使った音源は、解約後も再び使えます。同じBGMで尺を直すような修正なら対応できます。ダウンロードしただけで使っていない音源は、解約後に使えなくなります。
クライアントのYouTubeで著作権の申し立てが来たらどうすればいいですか?
チャンネルの持ち主が異議申し立てを行うと、アラートは一時的に解除されます。却下された場合は2回目の申し立てをせず、Audiostockの事務局へ相談してください。使用楽曲リストを渡しておくと手続きがスムーズです。
Audiostockを使った動画にクレジット表記は必要ですか?
必須ではありません。ただし公式はクリエイター支援のため、可能な範囲での表記をお願いしています。クライアントの動画に入れるかは納品前に決めておきましょう。
Audiostockの動画編集の商用利用まとめ
Audiostockの作品は、スタンダードプラン以上なら動画編集の受託案件で商用利用できます。
月858円の動画配信者プランは本人の動画専用で、編集代行やクライアントへの納品には使えません。
毎月案件がある動画編集者は、年間一括なら月2,365円のスタンダードプランを自分で契約するのが手軽です。
年に数本だけなら単品購入、編集チームならエンタープライズプランという選び方もあります。
納品するのは完成動画だけにして、音源ファイル単体やプロジェクトファイルの素材は渡さないようにしましょう。
カット・ループ・フェードなど尺合わせの編集は自由で、編曲など作品そのものを変える編集は控えます。
クライアントのYouTubeではYouTube安心利用曲を選び、使用楽曲リストを添えておくと申し立てにも落ち着いて対応できます。
まずは30日間の無料トライアルで、次の案件の音源を探してみてください。
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