Motion Array(モーションアレイ)は、Premiere ProやAfter Effects用の動画テンプレートを軸に、BGM・効果音・ストック動画までまとめて使える素材サービスです。契約する前に「まず無料でどこまで使えるのか」を知りたい映像編集者やYouTuberは多いはずです。
実はMotion Arrayには、他社のような期間限定の無料トライアルがありません。Motion Arrayの無料は期間ではなく範囲で区切られています。
そのかわり、期限を気にせず使い続けられる無料の枠が用意されています。
この記事では、Motion Arrayの無料枠が3系統に分かれていること、無料アカウントで手に入るフリー素材やテンプレートの中身、無料素材の商用利用とクレジット表記の要否、無料と有料でライセンスの強さがどう変わるか、有料プランに切り替える判断ラインまでまとめました。VTuberや映像編集者、企業の広報担当が「無料のままで足りるのか」を自分で判断できる材料を網羅しています。
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Motion Arrayに無料トライアルはある?無料で使える3つの枠
Motion Arrayには、Epidemic Soundの30日間のような「日数で区切られた無料トライアル」がありません。
代わりに、無料アカウントを作った時点からずっと使える無料の枠が用意されています。
つまり、他社の無料が「全部を短期間だけ」なのに対して、Motion Arrayの無料は「一部をずっと」という形です。
無料アカウントを作った日から期限はありません。
この違いを最初に押さえておかないと、無料期間を探して公式サイトを何周もすることになります。
Motion Arrayの無料で使える3つの枠
- フリー素材:無料アカウントでダウンロードできる無料ラベルの素材群
- AI Voiceoverの無料クレジット:400クレジット相当のAIナレーション生成枠
- 検索・試聴・学習ページ:契約前でもライブラリの中身を確認できる範囲
無料アカウントはクレジットカード不要で作れる重要度:★★★★☆
Motion Arrayの無料アカウントは、メールアドレスがあれば作成できます。
クレジットカードの登録を求められないため、うっかり課金が始まる心配はありません。
ここは、無料トライアルを名乗りながらカード登録を必須にするサービスとの大きな違いです。
個人で動画編集を請け負っている人や、会社の経費申請に時間がかかる広報担当にとっては、先に中身を確かめられる点が実用的です。
AI Voiceoverの400クレジット枠はナレーション向け重要度:★★★☆☆
Motion ArrayはAIナレーション機能を持っており、無料アカウントでも400クレジット相当の生成枠が付きます。
解説動画やゲーム実況の導入ナレーションを自分の声で録らずに済ませたいときに役立ちます。
ただし、これは音源ライブラリのBGMや効果音とは別枠です。
「無料でBGMが使い放題になる枠」ではない点は取り違えないようにしてください。
年間プランの2ヶ月無料は無料枠ではなく割引重要度:★★★☆☆
Motion Arrayは不定期に、年間プランを契約すると2ヶ月分が無料になるキャンペーンを実施しています。
これは支払い総額が下がる割引であり、無料で使い始められる枠とは性格が違います。
キャンペーン適用でも、契約する以上は年間分の支払いが発生します。
無料のまま様子を見たいのか、安く契約したいのかで見るべき情報が変わるので、混同しないでください。
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Motion Arrayの無料フリー素材で使えるテンプレート・BGM・効果音
Motion Arrayのフリー素材は、動画テンプレートだけに限定されていません。
BGM、効果音、ストック動画、モーショングラフィックスまで、有料ライブラリと同じ種類の素材が無料ラベル付きで公開されています。
そのため、無料アカウントのままでも「1本の動画を仕上げる素材が一通り揃う」という状態は作れます。
無料枠だけでも1本の動画は完成させられます。
ただし、それぞれの点数は有料ライブラリと比べて大きく絞られます。
Motion Arrayの無料枠と有料プランで使える素材の違い
| 素材の種類 |
無料アカウント |
有料プラン(Everything) |
| 動画テンプレート |
無料ラベル付きのみ |
全点利用可 |
| BGM(楽曲) |
無料ラベル付きのみ |
約23,000曲 |
| 効果音(SFX) |
無料ラベル付きのみ |
約13,000音 |
| AIナレーション |
400クレジット相当 |
プラン枠内で利用可 |
※2026年8月時点の情報です。楽曲数・効果音数は非公式の集計値で、最新は公式サイトで確認してください。
無料テンプレートはPremiere ProとAfter Effects向けが中心重要度:★★★★☆
Motion Arrayの強みは動画テンプレートの厚みで、これは無料枠にも表れています。
無料ラベルの素材にも、Premiere Pro用のタイトルアニメーションやトランジション、After Effects用のロゴアニメーションが含まれます。
編集ソフトを持っている映像編集者なら、無料枠だけでもオープニングの見栄えを一段上げられます。
一方で、企業のブランディング動画で使いたくなるような凝ったテンプレートは有料側に集まる傾向があります。
無料のBGM・効果音は数が絞られる重要度:★★★★☆
音源に関しては、無料枠の点数は控えめです。
有料のEverythingプランで約23,000曲、約13,000音が開放されるのに対し、無料ラベルの音源はその一部にとどまります。
毎週投稿するYouTuberが「毎回違う曲を使いたい」と考えると、無料枠では早い段階で選択肢が尽きます。
無料枠のBGMだけで長期のチャンネル運営をまかなうのは現実的ではありません。
逆に、単発のイベント動画やSNS用の短い告知動画であれば、無料枠でも十分に成立します。
フリー素材は絞り込みから探すのが早い重要度:★★★☆☆
Motion Arrayのライブラリは有料素材と無料素材が同じ画面に並びます。
そのため、絞り込みで無料の素材だけを表示させてから探すほうが確実です。
検索結果に有料素材が混ざったままだと、気に入った素材がダウンロードできず時間を無駄にします。
実際の登録から検索までの操作手順は、始め方の記事で画面つきで解説しています。
Adobe用の拡張機能とチュートリアルも無料アカウントで触れる重要度:★★★★☆
Motion Arrayは、Premiere ProとAfter Effects向けに専用の拡張機能を提供しています。
編集ソフトの中から素材を検索してそのままタイムラインに置けるため、ブラウザとソフトを行き来する時間が減ります。
この拡張機能は無料アカウントでも導入でき、無料ラベルの素材であればそのまま読み込めます。
編集ワークフローが自分に合うかどうかを、契約前に確かめられるのは大きな利点です。
あわせて、テンプレートの差し替え方やカラー調整の手順をまとめた学習ページも公開されています。
After Effectsに不慣れなSNS動画クリエイターが、テンプレートの文字だけ差し替えて仕上げる、といった使い方も無料の範囲で試せます。
サービス全体の使い勝手や実際の評価が気になる場合は、口コミをまとめた記事も参考にしてください。
無料ラベルの素材を見るなら
Motion Arrayの無料素材は商用利用できる?クレジット表記の要否
Motion Arrayの素材は、無料ラベルのものも含めて商用利用が認められています。
広告収益のあるYouTubeチャンネル、企業の商品紹介動画、クライアントに納品する案件動画のいずれでも使えます。
Motion Arrayは無料素材でもクレジット表記を求めません。
動画の概要欄に提供元を書き並べる必要がないのは、テンポよく投稿したい配信者にとって地味に効きます。
エディトリアル利用とは、ニュース報道や解説など「事実を伝える目的」に限った使い方のことです。広告や商品の宣伝といった営利目的の使い方は含まれません。
無料素材でもクレジット表記は不要重要度:★★★★☆
無料で配布される素材には、提供元の表示を条件にしているものが少なくありません。
Motion Arrayはその条件を付けていないため、無料枠の素材でも表記なしで公開できます。
概要欄のテンプレートを毎回書き換える手間が減るのは、投稿本数の多いYouTuberほど効果が大きいところです。
ただし、動画の中で自作曲だと誤解させるような見せ方は避けてください。
エディトリアル限定の素材は商用で使えない重要度:★★★★★
Motion Arrayの素材のうち、一部の映像や画像には「Editorial use only」というラベルが付いています。
これは有名ブランドのロゴや建造物、特定の人物が写り込んでいるなど、営利目的の許諾が取れていない素材です。
エディトリアル限定の素材を広告や商品紹介に使うと、規約違反になります。
音源のBGMや効果音では基本的に付かないラベルですが、映像素材を混ぜて使うときは必ず確認してください。
ダウンロード前の素材ページに「Editorial use only」の表示がないかを確認してください。商品レビューや企業案件は営利目的にあたるため、この表示がある素材は使えません。
YouTubeの収益化動画にも使える重要度:★★★★☆
Motion Arrayの音源は、収益化しているYouTubeチャンネルでも使えます。
著作権フリーの音源に慣れていないと「広告収入が止められるのでは」と不安になりますが、正規にダウンロードした素材であれば問題ありません。
万一Content IDによる申し立てが入った場合も、契約情報をもとに解除の手続きを取れます。
商用利用の範囲をもう少し細かく知りたい場合は、ライセンス全体を扱った記事も合わせて確認してください。
商用OKの素材を揃えるなら
Motion Arrayの無料ライセンスはアカウントが生きている間だけ
無料枠でいちばん見落とされやすいのが、ライセンスの続き方です。
無料素材のライセンスはアカウントに紐づきます。
Motion Arrayの無料アカウントで手に入れた素材は、そのアカウントが有効である間に限って使えます。
有料プランに付いてくる「契約中に公開した作品はずっとカバーされる」という考え方とは、性格が違います。
無料だから範囲が狭い、という話ではなく、権利の持ち方そのものが別だと理解してください。
Motion Arrayの無料枠と有料プランのライセンス比較
| 比較する項目 |
無料アカウント |
有料プラン |
| ライセンスの根拠 |
アカウントが有効な間 |
契約期間中の公開実績 |
| 公開済み作品の扱い |
アカウント停止で不安定 |
解約後も継続してカバー |
| 解約・停止後の新規制作 |
使えない |
使えない |
| クレジット表記 |
不要 |
不要 |
※2026年8月時点の情報です。ライセンス条項は改定されることがあるため、契約前に公式の最新条件を確認してください。
アカウントを手放すと立場が変わる重要度:★★★★★
無料アカウントは、使わなくなったからと削除してしまう人がいます。
ところが無料素材のライセンスはアカウントの有効性に紐づくため、削除した後は公開中の動画の立場が弱くなります。
無料素材を使った動画を残すなら、無料アカウントも消さずに残しておいてください。
数年前の動画がいまも再生され続けるYouTuberほど、この一点は効いてきます。
有料プランの解約後ルールとは根本が違う重要度:★★★★★
有料プランの場合、契約している間に完成させて公開した作品は、解約した後もそのまま公開し続けられます。
一方で、解約した後に同じ素材を新しい動画へ使い始めることはできません。
つまり有料プランは「いつ公開したか」で線が引かれ、無料枠は「アカウントが生きているか」で線が引かれます。
この違いを知らないまま無料枠で案件を回すと、契約の説明を求められたときに答えられなくなります。
クライアント納品に無料素材を使うときの注意重要度:★★★★☆
映像編集者が受注案件で無料素材を使う場合、注意が必要です。
納品先の企業は、後から素材の出どころとライセンスの証明を求めてくることがあります。
無料アカウント頼みだと、その説明が「自分のアカウントが有効なうちは大丈夫です」という不安定なものになります。
企業案件やBtoBの制作を継続的に受けるなら、有料プランで根拠をはっきりさせたほうが安全です。
案件用の権利を固めるなら
Motion Arrayの無料枠の限界と有料プランへ切り替える判断ライン
無料枠は入口としてよくできていますが、制作の土台にするには足りない部分があります。
特にBGMと効果音は、無料ラベルの点数が絞られているため、継続的な動画投稿にはすぐ限界が来ます。
判断のいちばん分かりやすい目安は、音源をどれくらい使うかです。
音源を本格的に使うならEverythingプランが必要です。
Motion Arrayで音源ライブラリをまるごと使うには、Everythingプランの契約が必要になります。
Motion Arrayの料金プランと無料枠からの切り替え目安
※2026年8月時点。Video Templatesプランは年払い時の月額で、月々払いは23.99ドルです。円換算は1ドル150円で計算した概算です。
BGMと効果音を使うならEverythingプラン重要度:★★★★★
Motion Arrayで音源を本格的に使うには、Everythingプランを選ぶことになります。
下位のVideo Templatesプランは名前のとおり動画テンプレート専用で、音源ライブラリは含まれません。
「安いプランで始めて、あとからBGMも使おう」と考えていると、想定と違う結果になります。
BGMと効果音を毎回使うYouTuberや、企業案件で音まで仕上げる映像編集者は、最初からEverythingプランで見積もってください。
無料のままでいい人・有料に進むべき人重要度:★★★★☆
無料枠のままで足りるのは、動画制作の頻度が低く、素材の指定も緩いケースです。
月に数本の投稿で、テンプレートを少し使えれば十分という段階なら、無理に契約する必要はありません。
無料のままで足りる人
- 月に数本だけ動画を投稿する個人
- 動画テンプレートをたまに使う程度の映像編集者
- AIナレーションを試したいだけの解説系チャンネル
有料プランに進むべき人
- 毎週投稿していてBGMの被りが気になるYouTuber
- クライアントに権利の説明を求められる映像編集者
- 企業の広報動画で素材の出どころを管理したい担当者
各プランの支払い方法や年払いの差額、途中解約のルールまで踏み込んで知りたい場合は、料金の記事にまとめています。
音源まで開放するなら
Motion Arrayの無料枠と他社の無料トライアルはどちらが得か
音源サブスクの無料には、大きく2つの型があります。
1つは全機能を短期間だけ開放する期間型、もう1つは一部の素材をずっと使わせる範囲型です。
Epidemic Soundの30日間は期間型の代表で、Motion Arrayは範囲型にあたります。
Motion Arrayの無料は期限を気にせず試せます。
どちらが得かは、動画を作るペースと「何を確かめたいか」で変わります。
主要7社の無料で使える形の違い
※2026年8月時点の情報です。7社とも有料プランでの商用利用は可能です。円換算は1ドル150円で計算した概算で、最新の条件は各社の公式サイトで確認してください。
期間型は集中して試したい人向け重要度:★★★★☆
期間型の無料トライアルは、まとまった時間が取れる人に向いています。
30日のあいだに全ライブラリを検索し、使いたい曲を必要な分だけ確保しておく使い方ができるからです。
一方で、忙しくて手を付けられないまま期間が終わると、何も得られずに終わります。
副業で動画編集をしている人や、繁忙期のある企業の広報担当は、この落とし穴に注意してください。
範囲型は急がずに見極めたい人向け重要度:★★★★☆
Motion Arrayの範囲型は、期限に追われずに使い勝手を確かめられます。
テンプレートの操作感や、自分の編集ソフトとの相性を、何ヶ月かけて確かめても構いません。
そのかわり、有料ライブラリの全体像は無料のままでは分かりません。
無料ラベルの素材は全体の一部を切り出したものなので、そこから有料ライブラリの厚みを推し量るのは難しいところです。
そのため、Motion Arrayの無料枠で編集ワークフローの相性を確かめつつ、音源の量が気になるなら期間型のトライアルを持つ他社も並行して試す、という組み合わせが現実的です。
どちらも無料で始められるので、映像編集者が同じ時期に両方を触って比べても損はありません。
音源の量そのものを比べたい人は、7社を横並びで見たランキングも参考にしてください。
期限なしで試すなら
Motion Arrayの無料利用でよくある質問
Motion Arrayに無料トライアルはありますか?
日数で区切られた無料トライアルはありません。かわりに、無料アカウントを作れば期限なしで使えるフリー素材と、AIナレーション用の400クレジット相当の枠があります。全ライブラリを短期間だけ開放する形ではない点に注意してください。
Motion Arrayの無料素材は商用利用できますか?
商用利用できます。YouTubeの収益化動画、企業の商品紹介、クライアントへの納品動画でも使えます。ただし「Editorial use only」のラベルが付いた素材は営利目的に使えないため、ダウンロード前に表示を確認してください。
無料で使う場合もクレジット表記は必要ですか?
必要ありません。Motion Arrayは無料素材を含めてクレジット表記を条件にしていないため、動画の概要欄に提供元を書かずに公開できます。表記を入れても問題はありませんが、義務ではありません。
無料アカウントを削除したら、公開済みの動画はどうなりますか?
無料素材のライセンスはアカウントが有効であることを前提にしています。アカウントを削除すると、公開中の動画で使っている素材の裏付けが弱くなります。無料素材を使った動画を公開し続けるなら、アカウントは残しておいてください。
無料枠でBGMは何曲くらい使えますか?
正確な公開点数は公表されていませんが、有料のEverythingプランで開放される約23,000曲と比べると大きく絞られます。毎週投稿するチャンネルだと選択肢が早く尽きるため、継続利用を前提にするなら有料プランを検討してください。
安いVideo TemplatesプランでもBGMは使えますか?
使えません。Video Templatesプランは動画テンプレート専用で、音源ライブラリは含まれていません。BGMと効果音まで使うにはEverythingプランが必要になるため、料金を見積もるときは注意してください。
年間プランの2ヶ月無料キャンペーンは無料で使えるという意味ですか?
違います。年間プランを契約したときに支払い総額が下がる割引で、契約自体は発生します。契約せずに使いたい場合は、無料アカウントのフリー素材とAIクレジットの枠を利用してください。
Motion Arrayの無料利用のまとめ
Motion Arrayの無料は、日数で区切られたトライアルではなく、範囲で区切られた常設の枠です。
無料アカウントを作れば、動画テンプレート、BGM、効果音の一部を期限なしでダウンロードでき、商用利用もクレジット表記なしで認められています。
一方で、無料素材のライセンスはアカウントが有効であることが前提です。有料プランのように「契約中に公開した作品が解約後もカバーされる」形ではない点が、いちばん大きな違いになります。
単発の動画やテンプレートのお試しであれば、無料枠のままで十分に成立します。
毎週投稿するYouTuberや、クライアントに権利の説明を求められる映像編集者、素材の出どころを管理したい企業の広報担当は、音源まで開放されるEverythingプランを前提に考えてください。
無料枠で操作感を確かめてから、必要になった段階で切り替えるのが、Motion Arrayのいちばん無駄のない使い方です。
まずは無料の範囲から始めるなら