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配信のBGMはどこから商用利用?生配信で安全なおすすめ音源の選び方

著作権基礎知識
配信のBGMはどこから商用利用?生配信で安全なおすすめ音源の選び方

配信でBGMを流すとき、その使い方が商用利用にあたるのかどうかは判断に迷いやすいところです。動画投稿と違い、生配信はリアルタイムで音が流れ、その場で規約違反を判定されることがあります。配信のBGM商用利用は収益の有無でほぼ決まります

配信でBGM流すの、商用利用ってやつになるんすか?

スパチャや広告収益があれば商用利用じゃ!そこが分かれ目ぞよ。

ゲーム実況者やVTuberのように毎日配信する人ほど、規約違反のアーカイブが積み上がるリスクがあります。この記事では、配信のBGMが商用利用にあたる線引き、生配信とアーカイブの扱いの違い、配信サイトごとの規約、無料フリー素材の落とし穴、そして配信向けに条件が明示されている音源サブスク3社までをまとめました。

この記事を先読み

配信のBGM商用利用に強い音源サブスク3社の比較一覧表
サービス名 月額料金 配信での収益化 収益化できるチャンネル数 事前登録 日本語サポート 特徴 公式サイト
Epidemic SoundEpidemic Sound 1,490円〜/月
(年払い)
◎ Creator1ch
Pro3ch
不要 英語のみ 配信の収益化条件がプランに明記 公式HPへ
ArtlistArtlist 1,590円〜/月 ◎ 各サイト1ch
(上位は3ch)
Clearlist必要 英語のみ 配信サイトごとにチャンネル登録できる 公式HPへ
AudiostockAudiostock 858円〜/月
(年払い)
○ 規定なし
(本人の配信のみ)
仕組みなし 国産・日本語 日本語で規約と権利を確認できる 公式HPへ

※料金は2026年6月時点・最新は各公式サイトで要確認。紹介する3社はいずれも商用利用に対応しています。

目次

    配信のBGMを商用利用できる条件は?まず押さえる3つの線引き

    配信のBGMが商用利用になる境目収益化していない配信練習配信・身内向け収益化している配信広告・スパチャ・案件あり無料フリーBGMも規約内で使えるクレジット表記の条件は要確認収益化した時点で条件が変わる商用利用として扱われる配信を含むライセンスが必要アーカイブも公開中は対象VS収益が出た日から条件が変わるのじゃ!※スパチャ・メンバーシップ・広告収益のいずれかがあれば商用利用にあたります
    配信のBGMが商用利用になる境目収益化していない配信練習配信・身内向け無料フリーBGMも規約内で使えるクレジット表記の条件は要確認収益化した時点で条件が変わる収益化している配信広告・スパチャ・案件あり商用利用として扱われる配信を含むライセンスが必要アーカイブも公開中は対象VS※スパチャ・メンバーシップ・広告収益のいずれかがあれば商用利用にあたります

    そもそも、どこからが商用利用なんすか?

    3つ見れば分かるのじゃ!収益・規約・名義ぞよ。

    配信で流すBGMが商用利用にあたるかどうかは、感覚ではなく条件で決まります。判断に必要なのは次の3点だけです。ここを最初に押さえておけば、あとで規約違反に気づいて過去のアーカイブを一括削除する事態を避けられます。

    商用利用とは…収益や宣伝につながる場面で素材を使うことです。企業の広告だけでなく、個人のYouTuberが広告収益を受け取る配信も含まれます。

    線引き1|その配信で収益が発生しているか重要度:★★★★★

    もっとも分かりやすい基準が収益の有無です。スーパーチャット、メンバーシップ、広告収益、案件配信の報酬、グッズの告知。これらのいずれかが絡んでいれば、その配信は商用利用として扱われるのが一般的です。

    視聴者が少なくても関係ありません。収益化の申請が通っている時点で、その配信は商用利用の枠に入ります。ゲーム実況を趣味で始めた人が、収益化に通ったあとも無料素材をそのまま使い続けてしまうのは典型的な失敗です。

    収益化を申請した日ではなく、収益が発生しうる状態になった配信から条件が変わります。過去のアーカイブも公開が続いている限り対象です。

    線引き2|使うBGMのライセンスが配信を含んでいるか重要度:★★★★★

    次に見るのが、そのBGMの規約です。素材サイトの規約には「動画への使用」と「ストリーミング配信での使用」が別々に書かれていることがあります。動画に入れる分にはOKでも、生配信で流すのは別扱いというケースがあるためです。

    ここで誤解が多いのがロイヤリティフリーという言葉です。

    ロイヤリティフリーとは…使うたびに追加の使用料が発生しない仕組みのことです。著作権が放棄されているという意味ではありません。規約で決められた範囲を外れれば、当然ながら違反になります。

    有料の音源サブスクを使う場合も、プランによって配信で使える範囲が変わります。たとえばSoundstripeの個人向け最安プランは、名称こそ個人向けですが商用利用の範囲が限られており、収益化した配信には向きません。安いプランを選んだら商用利用の対象外だった、という取り違えが起こりがちです。

    線引き3|誰の名義でその配信を行っているか重要度:★★★★☆

    3つ目は名義です。自分のチャンネルで配信するのか、依頼を受けて他人のチャンネルを運用するのか、企業の公式チャンネルとして配信するのかで、必要な契約が変わります。

    たとえばAudiostockの動画配信者プランは月858円と安価ですが、契約者本人の配信にしか使えず、他人の配信への提供はできません。映像編集者が受託でクライアントの配信を手伝う場合は、上位のスタンダードプランが必要になります。企業の広報担当が社名でイベント配信を行う場合も同様に、法人での利用が想定されたプランを選ぶことになります。

    配信で使えるBGMを探すなら

    生配信とアーカイブで変わる配信BGMの商用利用範囲

    生配信とアーカイブって、扱い違うんすか?

    違うのじゃ!判定される日が変わるからのう。

    配信のBGM商用利用でつまずきやすいのが、生配信中とアーカイブで見られるポイントが変わる点です。同じ楽曲を同じ配信で流していても、リアルタイムの検知と、後から残る動画への検知は別の仕組みで動いています。

    生配信中はリアルタイムで音声が判定される

    YouTube LiveやTwitchでは、配信中の音声がその場で照合されます。権利者が登録した楽曲と一致すると、配信そのものが途中で停止されたり、音声だけがミュートされたりします。

    厄介なのは、配信中は落ち着いて対処する時間がないことです。視聴者が見ている前で音が消えるため、その日の配信をそのまま続けるかどうかの判断を迫られます。だからこそ、配信を始める前に規約を確認しておく価値があります。

    アーカイブと切り抜きは「公開した日」で判定される

    アーカイブを残す場合、判定の基準になるのは公開した日です。契約中に公開した配信なのか、解約後に公開した配信なのかで扱いが変わります。この基準は会社ごとに条件が異なるため、まとめて覚えるのではなく個別に確認してください。

    音源サブスク3社の解約後の扱い
    サービス 解約後の扱い
    Epidemic Sound 契約期間中に公開した配信・動画は解約後も権利がクリアされたまま。解約後に新しく公開したものは対象外
    Artlist 契約中にチャンネルや動画を登録していれば解約後も継続。ライセンスが切れたあとは新規登録できない
    Audiostock 契約中に実際に使用した音源は解約後も継続。ダウンロードしただけで使っていない音源は対象外

    ※2026年6月時点の各社規約より。詳細な条件は契約前に各公式サイトで確認してください。

    3社とも「解約後も使える」と説明されることがありますが、中身はこのように違います。解約後に公開した切り抜きは対象外になることがあります。切り抜き動画を運用しているVTuberや、過去配信を再編集して投稿しているYouTuberは特に注意してください。

    解約後まで安心して使うなら

    配信サイト別に見るBGMの商用利用ルールと規約の違い

    YouTubeとTwitchでもルール違うん?

    仕組みが別物じゃ!サイトごとに見るのじゃぞ。

    配信サイトはそれぞれ独自の仕組みで音楽を検知しています。同じBGMでも、サイトによって起きることが変わります。複数のサイトへ同時配信している人は、いちばん条件が厳しいサイトに合わせて素材を選ぶのが安全です。

    YouTube LiveはContent IDで検知される

    YouTubeでは、権利者が登録した楽曲データベースと照合するContent IDという仕組みが動いています。

    Content IDとは…アップロードされた動画や配信の音声を、権利者が登録した楽曲と自動で照合する仕組みです。一致すると申し立てが入り、収益が権利者側へ渡ることがあります。

    正規にダウンロードした楽曲でも申し立てが入ることがあります。素材サイト側が提供者経由でContent IDに登録しているケースがあるためです。この場合は異議を出して解除する流れになります。

    TwitchはDMCAでアーカイブが対象になる

    TwitchはDMCAという著作権の申告制度に沿って運用されており、生配信よりもVOD(アーカイブ)やクリップで問題が表面化しやすい傾向があります。過去のVODが後からまとめてミュートされる事例もあります。

    そのためTwitchで配信する人は、生配信中に問題がなかったことをもって安全と判断しないでください。アーカイブを残す前提で、規約に配信での使用が明記された音源を選ぶ必要があります。

    ニコニコ生放送やツイキャスは原盤の扱いに注意

    国内の配信サイトは、日本の著作権管理団体と包括契約を結んでいることがあります。ただしこの契約でカバーされるのは楽曲の権利の一部で、市販CDや配信音源そのもの(原盤)を流す行為は対象外です。

    つまり「このサイトは包括契約があるから何を流しても大丈夫」とはなりません。商用利用が明示されたロイヤリティフリー音源を使うほうが、確認の手間もトラブルの可能性も減らせます。

    配信の収益化を止めたくないなら

    無料フリーBGMを配信で商用利用するときの落とし穴

    無料のフリーBGMサイト、使っちゃダメなんすか?

    ダメではないのじゃ!使い分けが要るぞよ。

    配信のBGMを検索すると、無料でダウンロードできるフリー素材サイトが多く見つかります。これらがすべて危険というわけではありません。収益化していない配信であれば、無料フリーBGMでも規約の範囲で十分に使えます。問題になるのは、収益が発生し始めてからです。

    無料フリーBGMが向いている配信

    • 収益化前の練習配信や、身内向けの雑談配信
    • 収益が発生しない学校・サークルのイベント配信
    • クレジット表記を配信画面や概要欄に必ず入れられる運用

    無料フリーBGMで起きやすい問題

    • 収益化した瞬間に規約上の商用利用となり、条件が変わる
    • クレジット表記の記載漏れで規約違反になる
    • 配布終了や規約改定で、過去のアーカイブが後から違反になる
    • 人気の楽曲は他の配信者と重なり、チャンネルの印象が薄くなる

    規約は配布サイトごとに違い、あとから変わる

    無料素材でもっとも見落とされるのが規約の更新です。ダウンロードした時点では商用利用OKでも、数年後に規約が変わることがあります。アーカイブは公開し続けている限り現在の規約の影響を受けるため、過去にダウンロードした事実だけでは守れません。

    配布サイトが閉鎖すると、規約の原文すら確認できなくなります。使用した楽曲名と配布元、ダウンロード日を一覧で記録しておくと、後から確認する際に役立ちます。

    クレジット表記が必要かどうかを配信前に確認する

    無料素材の多くはクレジット表記を条件にしています。動画であれば概要欄に書けば済みますが、配信の場合は表示場所が定まりません。配信画面に常時出すのか、概要欄に書くのか、配信終了後のアーカイブ説明文に残すのか。表記の方法まで指定している配布サイトもあります。配信前に必ず読んでおきましょう。

    有料の音源サブスクでは、クレジット表記が不要なサービスが主流です。毎日配信する人ほど、表記の管理を手放せる効果は大きくなります。

    表記の手間なく使うBGMなら

    配信のBGM商用利用におすすめの音源サブスク3選

    結局どれ選べば安全なんすか!?

    配信の条件が書いてある3社じゃ!順に見るぞよ。

    ここでは配信での商用利用という観点だけに絞って3社を紹介します。この記事で見ている評価基準は次の3つです。

    1. 配信での収益化が規約やプランに明記されているか
    2. 収益化できるチャンネル数の条件がはっきりしているか
    3. アーカイブや切り抜きまで含めて扱いが分かるか

    楽曲の量や音質を軸にした順位ではないため、BGM全体の比較は次の記事を参照してください。

    Epidemic Sound(エピデミックサウンド)|配信の収益化を止めたくないなら重要度:★★★★★

    Epidemic Sound

    月額 1,490円〜/月
    (年払い)
    配信での収益化 ◎
    収益化ch数 Creator1ch
    Pro3ch
    事前登録 不要
    解約後の扱い 公開済みは継続
    無料トライアル 30日間
    配信の収益化を守るなら

    スウェーデン発の音源サブスクで、YouTuberや配信者の間で定番として使われています。配信のBGM商用利用という観点で強いのは、収益化できるチャンネル数がプランごとに明示されている点です。個人向けのCreatorは各サイト1チャンネル、上位のProは3チャンネルまでが対象になります。

    楽曲は約5.5万曲、効果音は約25万音を月額で使い放題です。ゲーム実況のように効果音を多用する配信でも、追加課金なく必要な音を探せます。事前のチャンネル登録が不要なため、契約したその日から配信で使える手軽さもあります。

    解約後の扱いも明快です。契約期間中に公開した配信やアーカイブは、解約後も権利がクリアされたまま残ります。ただし解約後に新しく公開した動画はクリアされず、収益が権利者側に渡ります。切り抜きを後から出す運用の人は、契約を続けるか公開日を契約中に寄せるかを決めておきましょう。

    日本語サポートがない点は、英語に慣れていない人にはハードルになります。決済や規約の確認を日本語で進めたい場合は、この後のAudiostockと比べてから決めるのが無難です。

    Artlist(アートリスト)|配信サイトごとに登録して備えたいなら重要度:★★★★☆

    Artlist

    月額 1,590円〜/月
    配信での収益化 ◎
    収益化ch数 各サイト1ch
    (上位は3ch)
    事前登録 Clearlist必要
    解約後の扱い 登録済みは継続
    DL制限 音楽40曲/日
    映像の質まで上げるなら

    洗練された楽曲が揃うイスラエル発のサブスクで、映像作品の雰囲気を重視する映像編集者やVlog中心のクリエイターから支持されています。配信の観点で特徴的なのは、Clearlistというチャンネル登録の仕組みです。

    自分の配信チャンネルをアカウントに紐づけておくと、Content IDがライセンス済みと判定し、申し立てを未然に防げます。Twitchなど主要な配信サイトも登録の対象です。最安のプランでは各サイト1チャンネル、上位プランでは各サイト3チャンネルまで登録できます。

    注意点は、この登録が必須の運用になることです。正規にダウンロードした楽曲でも油断はできません。Clearlist未登録だと申し立てが入る場合があります。契約したらまず配信チャンネルを登録する、という手順を忘れないでください。守られるのは音楽だけで、効果音や映像素材は対象外です。

    楽曲数は約3万曲と、使い放題型のなかでは絞られた構成です。数を求めるより、世界観の統一されたBGMで作品性を上げたい人に向いています。

    Audiostock(オーディオストック)|日本語で規約を確認したいなら重要度:★★★★☆

    Audiostock

    月額 858円〜/月
    (年払い)
    商用プラン 2,365円〜/月
    配信での収益化 ○
    単品購入 BGM1,210円〜
    BGM/効果音 約49万/約50万
    日本語サポート 国産・日本語
    日本語で権利を確認するなら

    国産の音源サービスで、規約もサポートもすべて日本語で確認できます。企業の広報担当が社内で権利確認を通す場面や、初めて有料サブスクを検討する配信者にとって、この分かりやすさは大きな差になります。楽曲は約49万曲、効果音は約50万音と点数も豊富です。

    配信者向けには月858円の動画配信者プランがあり、価格だけ見れば3社で最安です。ただしこのプランは契約者本人の配信に限られ、受託した他人の配信には使えません。クライアントワークがある映像編集者は、月2,365円のスタンダードプランを選ぶことになります。

    YouTubeで使う場合は、Content IDに登録済みの楽曲がYouTube安心利用曲として表示されます。ただし全曲が対象ではないため、検索の段階で表示を確認してから使う流れになります。加えて音楽そのものをメインにしたBGMチャンネルでの利用は規約で認められていません。作業用BGMの配信を考えている人は事前に確認してください。

    単品購入ができるのも配信者には便利です。オープニングだけ特別な曲を使いたいという場面では、BGM1,210円からの買い切りで済ませられます。

    配信中にBGMで警告が出たときの対処と商用利用の証明

    もし配信中に止められたら、どうすればいいっすか…

    慌てず順にやるのじゃ!記録が物を言うぞよ。

    正規の音源を使っていても、申し立てや警告が入ることはあります。大切なのは、そうなったときに慌てず順序どおり対応することです。感情的に何度も異議を出すと、かえってチャンネル自体が危険にさらされます。

    まず配信を止めて音源を差し替える

    配信中にミュートや警告が出たら、その楽曲の使用をいったん止めます。同じ曲を流し続けると違反が積み重なり、チャンネルへの影響が大きくなります。別の楽曲に差し替えたうえで配信を続け、対応は配信後に落ち着いて行いましょう。

    異議申し立ては一度だけ、通らなければ運営に相談する

    正規に購入・契約した音源であれば、異議申し立てで解除できるのが通常です。申し立てを行った時点で、警告が一時的に解除される仕組みもあります。

    ただし何度も申し立てを繰り返すとチャンネル停止の可能性があります。1回で通らなければ、素材を提供している会社のサポートへ相談してください。国内のサービスであれば日本語で経緯を説明できるため、この場面でのやり取りは大幅にラクになります。

    商用利用を証明できる記録を残しておく

    申し立てへの対応で効くのは、契約と使用の記録です。次の3点を配信ごとに残しておくと、説明がすぐ済みます。

    • 契約の記録…プラン名と契約開始日、支払い履歴の画面保存
    • 楽曲の記録…使用した楽曲名、ダウンロード日、ライセンス証明書の保存先
    • 配信の記録…配信日とアーカイブのURL、使用した楽曲の対応一覧

    配信を毎日行う人ほど、この記録が後から効いてきます。表計算ソフトに配信日と楽曲名を並べておくだけでも、解約後にアーカイブを整理する際の判断材料になります。YouTubeでの収益化を軸に対策を固めたい場合は、次の記事もあわせて読んでみてください。

    日本語でサポートを受けるなら

    配信のBGM商用利用でよくある質問

    商用利用できる音源なら、配信でのクレジット表記は不要ですか?

    有料の音源サブスクでは、クレジット表記が不要なサービスが主流です。一方で無料のフリー素材サイトは表記を条件にしていることが多く、配信画面や概要欄への記載を求められます。記載場所まで指定されている場合もあるため、使う前に配布元の規約を確認してください。

    収益化していない配信でもBGMの商用利用にあたりますか?

    収益がまったく発生していない配信であれば、多くの場合は商用利用にあたりません。ただし収益化に通った時点で条件が変わり、過去のアーカイブも公開が続いていれば対象になります。収益化を目指しているなら、最初から商用利用が明示された音源を選ぶほうが後の手間を省けます。

    生配信のアーカイブを残す場合も商用利用の範囲に入りますか?

    入ります。アーカイブは公開している限り動画と同じ扱いになり、Content IDなどの検知の対象です。Twitchのように、生配信中は問題がなくてもアーカイブで後から音声がミュートされる例もあります。アーカイブを残す前提で音源を選んでください。

    サブスクを解約したら、過去の配信アーカイブは削除が必要ですか?

    会社によって異なります。契約期間中に公開したものはそのまま残せるサービスが多い一方、解約後に新しく公開する動画は対象外になるのが一般的です。ダウンロードしただけで使っていない音源は解約後に使えないサービスもあるため、解約前に規約を確認しましょう。

    ゲーム実況の配信でBGMを使うときの注意点はありますか?

    ゲーム内の音楽と、自分で流すBGMを分けて考える必要があります。ゲーム内の楽曲はそのゲーム会社の規約に従い、自分で流すBGMは素材の規約に従います。効果音を多用する配信では、効果音まで含めて使い放題になるサービスを選ぶと管理がラクになります。

    イベントや店舗からの配信でBGMを使う場合はどうなりますか?

    会場で流す行為と、配信で流す行為は別の利用として扱われます。音源サブスクのライセンスは配信や動画での使用を想定したものが中心で、会場での再生が含まれるとは限りません。イベント配信を行う企業の広報担当は、法人利用に対応したプランを選び、範囲を確認してください。

    複数の配信サイトへ同時配信する場合、追加の契約は必要ですか?

    プランごとに収益化できるチャンネル数が決まっているサービスでは、同時配信するサイトの数だけ枠が必要になる場合があります。個人向けの最安プランは各サイト1チャンネルまでという設定が多いため、YouTubeとTwitchの両方で収益化しているなら上位プランを検討してください。

    配信のBGM商用利用のまとめ

    配信のBGMが商用利用にあたるかどうかは、収益の有無、ライセンスが配信を含むか、誰の名義で配信しているかの3点で判断できます。生配信中はリアルタイムで音声が照合され、アーカイブは公開した日を基準に判定されます。この違いを知らないまま解約すると、後から公開した切り抜きだけが対象外になることがあります。

    無料のフリーBGMは、収益化していない配信であれば十分に使えます。ただしクレジット表記の条件や規約の改定があるため、収益化したあとも使い続けるなら有料サービスへ切り替えるのが安全です。使用した楽曲と配布元、ダウンロード日を記録しておくと、後から規約を確認する際に迷いません。

    配信での条件を明示している音源サブスクなら、Epidemic Sound、Artlist、Audiostockの3社が候補になります。収益化の枠を分かりやすく決めたいならEpidemic Sound、配信サイトごとに登録して備えたいならArtlist、日本語で規約とサポートを確認したいならAudiostockという選び方です。自分の配信スタイルと収益化の状況に合わせて選んでください。

    配信に合うBGMを選ぶなら