企業の動画で効果音がおすすめな場面と使う音の種類
企業の動画は、YouTuberの動画のように効果音を連打するものではありません。ナレーションや字幕で伝える内容が中心なので、効果音は「ここを見てほしい」という合図として数か所に置くのが基本です。
同じ企業の動画でも、会社紹介動画、PR動画、採用動画、展示会の映像、社内研修の動画では、合う効果音の種類が変わります。まずは動画の目的ごとに、よく使う音を整理しておきましょう。
会社紹介動画(企業VP)はテロップと場面転換の音
会社紹介動画は、社名・事業内容・数字・沿革を順に見せる構成が多い動画です。テロップが出るときの「ポン」という軽い出現音と、場面を切り替えるときの「シュッ」という風切り音が中心になります。
売上や拠点数などの数字を見せる場面では、カウントアップの音や決定音を1回だけ鳴らすと、数字に目が向きます。
落ち着いた印象を保ちたい会社紹介動画では、電子音よりも柔らかい木琴やベルの音のほうがなじみます。音の素材を探すときは、「上品」「やさしい」「コーポレート」などの言葉で絞り込むと候補を減らせます。
PR動画や商品紹介はロゴと決定音で締める
PR動画や商品紹介の動画は、冒頭の数秒で興味を引き、最後に会社のロゴや商品名で締める流れが基本です。
ロゴが現れる瞬間の「キラッ」という音や、商品の特徴を並べるときのクリック音は、短いぶん印象に残ります。SNSの広告として流すPR動画なら、最初の1〜2秒に音を置くと手が止まりやすくなります。
ただし、YouTube広告やSNSの宣伝投稿として流す動画は、多くのサービスで個人向けの最安プランの対象外です。広告に使うかどうかは素材を選ぶ前に決めておきましょう。
採用動画は環境音と拍手で職場の空気を伝える
採用動画では、作り込んだ電子音よりも、オフィスのざわめきやキーボードの音、拍手や歓声といった環境音が合います。
社員インタビューの合間に職場の音を薄く流すと、候補者が働く場面を想像しやすくなります。説明会のオープニングで流す動画なら、拍手や歓声を短く入れると会場の空気がまとまります。
採用動画は自社の採用サイトやYouTubeの企業チャンネル、就職説明会など、公開先が複数にまたがりやすい動画です。どこで流すかを洗い出してから、使えるプランを選ぶと手戻りがありません。
展示会やサイネージの映像は音なしでも伝わる作りにする
展示会のブースや店頭のデジタルサイネージで流す映像は、周りが騒がしく、音がほとんど聞こえない場面もあります。
効果音は補助と考え、字幕と動きだけで内容が伝わる作りにしておくのが安全です。そのうえで、人を呼び込みたい場面に短い効果音を1つ置くと、ブースの前で足を止めてもらいやすくなります。
展示会やイベントで流す映像は、サービスによっては「イベント」「サイネージ」として別の条件が付くことがあります。利用規約の用途の一覧に入っているかを確かめてから使いましょう。
社内研修やマニュアルの動画は操作音で手順を区切る
社内研修や業務マニュアルの動画では、画面のクリック音や「ピコン」という通知音が手順の区切りとして役に立ちます。
ステップが変わるたびに同じ音を鳴らすと、見る人が「次の手順に進んだ」と気づけます。音の種類を増やすより、同じ音をルールとして使い回すほうが分かりやすい動画になります。
社内向けの動画は外に公開しないため軽く考えられがちですが、社内での利用も会社の業務での利用です。会社として契約したプランで素材をそろえておけば、あとから社外向けに転用するときも慌てずに済みます。
企業の動画でよく使う効果音の早見表
- 会社紹介動画:テロップの出現音・場面転換の風切り音・数字のカウントアップ
- PR動画・商品紹介:ロゴが現れる音・決定音・クリック音
- 採用動画:オフィスの環境音・拍手・歓声
- 展示会・サイネージ:呼び込みの短い音を1つだけ
- 社内研修・マニュアル:クリック音・通知音で手順を区切る
30日間無料トライアルあり
企業の動画で効果音のおすすめサイトを選ぶ5つの基準
効果音の素材サイトは、個人の動画クリエイター向けのプランを入口にしているところがほとんどです。企業の動画で使うときは、点数や料金より先に「会社の動画で使ってよいプランか」を確かめる必要があります。
ここでは、企業の広報担当やマーケ担当が素材サイトを選ぶときに見ておきたい5つの基準を紹介します。
会社名義で契約できるプランがあるか重要度:★★★★★
最初に見るべきなのは、会社の動画で使えるプランがどこから始まるかです。
海外のサービスは、会社の規模でプランの線を引いているところが多くあります。たとえばArtlistとMotion Arrayは従業員50人、Epidemic Soundは会社の年商を目安に、必要なプランが変わります。
Soundstripeは、個人向けのプランを個人名義のライセンスとしており、担当者が退職しても会社には移らないと案内しています。会社の動画は会社名義で契約できるプランが安全です。
国内のAudiostockは、商用利用ができるスタンダードプランから企業の動画に使えます。複数の担当者で使うなら、メンバーを追加できるエンタープライズプランも選べます。
請求書払いなど社内の手続きに乗るか重要度:★★★★☆
会社で契約するときは、支払い方法も大切な基準です。
海外のサービスは、クレジットカードやPayPalでの支払いが中心です。法人カードを持っていない部署では、立て替えや申請の手間がかかります。
Audiostockは、法人なら事前の申請で請求書の後払いを選べます。経理の流れに合わせやすく、稟議を通すときにも説明しやすい支払い方法です。
海外のサービスでも、Motion Arrayのようにアカウント画面で会社名や住所を請求書に入れられるところがあります。経理から求められる書類を事前に確認しておきましょう。
必要な1音だけ買えるか重要度:★★★★☆
企業の動画は、年に数本しか作らない会社も多いはずです。その場合、月額で使い放題のサブスクより、必要な効果音だけを買い切るほうが費用を抑えられます。
Audiostockは効果音を1音660円から単品で購入でき、使用期限もありません。単品で買った音源は、企業VPやWeb広告、イベント、テレビCMまで幅広い用途に対応しています。
動画の本数が多い会社や、毎月のようにSNS向けの動画を出す会社なら、使い放題のサブスクのほうが1音あたりの費用は下がります。年間で作る動画の本数を数えてから、課金の形を選びましょう。
日本語で探せて規約を社内に説明できるか重要度:★★★☆☆
効果音を探す時間は、そのまま制作の費用になります。日本語のキーワードで探せるサイトなら、「拍手」「決定音」「チャイム」と打つだけで候補が並びます。
英語のサイトは「whoosh」「click」「applause」など英語の呼び名で探します。慣れれば問題ありませんが、担当者が交代するたびに覚え直す手間がかかります。
もう1つ大切なのは、利用規約を社内で説明できるかです。法務や上司から「この音は会社の動画で使っていいのか」と聞かれたとき、日本語の規約をそのまま見せられると話が早く進みます。
制作会社に任せるときの条件が分かるか重要度:★★★☆☆
企業の動画は、制作会社や代理店、フリーランスの映像編集者に任せることもあります。この場合、誰の契約で効果音を使うのかを先に決めておく必要があります。
Epidemic Soundの個人向けプランであるCreatorは、他人のための制作には使えないと案内されています。Artlistも、素材のファイルそのものをクライアントに渡すことはできず、渡せるのは完成した動画だけです。
外注先の契約で作った動画は、外注先が解約したあとの扱いも確認が必要です。長く使う会社紹介動画ほど、会社側で契約しておくと安心できます。
迷ったときの選び方
- 稟議と支払いを日本語で通したいなら:Audiostockのスタンダードプラン
- 年に数本しか作らないなら:Audiostockの単品購入で必要な音だけ
- 動画の本数が多く素材もまとめて欲しいなら:Envatoのチーム向けプラン
稟議を日本語で通すなら
企業の動画におすすめの効果音素材サイトランキング7選
ここからは、効果音を主眼にして7社を順位で並べます。評価の重心は、必要な効果音を確実に手に入れられること、点数と網羅、そして商用利用の安心の順です。
そのうえで企業の動画向けに、会社で使うときのプランの位置と、社内の手続きへの乗せやすさを各社の本文で補足しました。
※料金は1ドル=約150円換算・2026年6月時点の情報です。
1位|Audiostock(オーディオストック)重要度:★★★★★

| 月額 |
858円〜/月 |
| 効果音 |
約50万 |
| 単品購入 |
効果音660円 |
| 会社で使うプラン |
スタンダード (2,365円〜/月) |
| 日本語サポート |
国産・日本語 |
30日間無料トライアルあり
日本発の音源サービスで、効果音は約50万点を扱います。企業の動画で強いのは、プランの役割がはっきりしていて、社内に説明しやすい点です。
月858円の動画配信者プランは、本人の動画配信に限ったプランで、法人や編集代行での利用はできません。企業の動画で使うなら、商用利用に対応したスタンダードプランを選びます。
スタンダードプランは年間一括払いで月2,365円、月々払いで月2,970円です。公式の用途例には、企業VPやCMなどの動画、デジタルサイネージ、イベントの演出まで並んでいます。会社紹介から展示会の映像まで1つのプランで使えます。
複数の担当者で使う会社は、15人まで月24,200円のエンタープライズプランも選べます。マイページでメンバーを追加でき、法人は事前の申請で請求書の後払いにも対応しています。
年に数本しか動画を作らない会社なら、効果音を1音660円で買い切る方法もあります。単品で買った効果音は使用期限がなく、テレビCMやゲーム、アプリを含む幅広い用途で使えます。
Audiostockのメリット
- 効果音を1音660円から買い切りできる
- 法人は請求書の後払いを選べる
- 日本語で検索でき、規約も日本語で読める
Audiostockの注意点
- 月858円のプランは法人や編集代行では使えない
- 年間一括払いが中心で、月々払いは割高になる
- 一部の楽曲は放送で使う前に作品ページの確認が必要
国内の会社で、広報担当が1人で動画を作る場合から、複数の部署で素材を共有する場合まで幅広く合います。30日間の無料トライアルで、実際に使いたい効果音が見つかるかを試してから契約できます。
2位|Envato(エンバト)重要度:★★★★★

| 月額 |
16.50ドル (約2,500円) |
| 効果音 |
約94万 |
| 単品購入 |
姉妹サービス |
| 会社で使うプラン |
50人未満はチーム |
| 日本語サポート |
英語のみ |
素材をまとめて揃えるなら
音楽と効果音に加えて、動画テンプレートや写真、グラフィックまで扱う総合素材サービスです。効果音は約94万点で、7社の中では最多クラスです。
チームで使うときは、オーナーがライセンスの名義を「本人」か「会社」から選びます。会社を名義にしておけば、メンバーがダウンロードした素材はすべて会社の名前でライセンスが発行されます。
チーム向けのプランは5人までで、従業員が50人を超える会社や代理店はEnterpriseの対象です。音源をテレビや配信の番組で使う放送の権利は、Enterpriseだけが対象です。
素材をダウンロードするたびに、使う案件を登録してライセンスの証明を残す仕組みです。あとから「この効果音はどの動画のものか」を確かめやすく、社内の記録にも向いています。
Envatoのメリット
- 効果音が約94万点と最多クラス
- ライセンスの名義を会社にできる
- 動画テンプレートやテロップ素材も同じ契約で使える
Envatoの注意点
- サイトもサポートも英語のみ
- テレビや配信の番組で使うならEnterpriseが必要
- 無料トライアルがない
SNS向けの動画を毎月のように作る会社や、効果音だけでなく映像の素材もまとめてそろえたいマーケ担当に向きます。
3位|Epidemic Sound(エピデミックサウンド)重要度:★★★★☆

| 月額 |
1,490円〜/月 |
| 効果音 |
約25万 |
| 単品購入 |
なし |
| 会社で使うプラン |
Business (5,000円〜/月) |
| 日本語サポート |
英語のみ |
企業のYouTubeを守るなら
スウェーデン発の音源サブスクで、効果音は約25万点を月額で使い放題にできます。YouTubeの収益化と相性がよいことで知られ、企業チャンネルを運営する会社にも選ばれています。
法人向けのプランは、利用人数ではなく会社の年商で決まるのが特徴です。Businessプランは年間一括払いで月5,000円、2人で使えて、年商1,000万ドル未満の会社が対象です。
代理店や制作会社は、年商500万ドル未満という条件に変わります。さらに大きな会社は、最大10人で使えるBusiness Plusや、見積もり制のEnterpriseを選びます。
Businessプランは、デジタル広告やSNSの宣伝投稿、クライアントの案件にも対応しています。個人向けのCreatorプランはクライアントの案件に使えないため、会社の動画には法人向けのプランを選びましょう。
Epidemic Soundのメリット
- 効果音を使い放題で使える
- 法人向けプランで広告やクライアント案件に対応
- YouTubeの企業チャンネルを登録して守れる
Epidemic Soundの注意点
- 個人向けプランはクライアント案件が対象外
- 単品購入ができない
- サイトもサポートも英語が中心
YouTubeの企業チャンネルで動画を定期的に出す会社や、SNS広告の動画を量産するマーケ担当に向きます。
4位|Soundstripe(サウンドストライプ)重要度:★★★★☆

| 月額 |
9.99ドル (約1,500円) |
| 効果音 |
約9万 |
| 単品購入 |
一部のみ |
| 会社で使うプラン |
Business (配信地域に制限) |
| 日本語サポート |
英語のみ |
海外プロの音質なら
アメリカ発の音源サブスクで、海外のプロの制作会社にも人気があります。効果音は約9万点で、質の高い音を求める映像編集者に支持されています。
企業の動画で気をつけたいのは、契約の名義です。個人向けのPersonalとProは個人名義のライセンスで、ほかの人に譲れません。組織のために社内で動画を作るなら、ビジネス向けのライセンスが必要と公式のFAQが明記しています。
月69.99ドル(約10,500円)のBusinessプランは3人で使えますが、配信できるのは1つの指定された市場地域までです。全国や海外に向けた動画は、見積もり制のEnterpriseが対象です。
Enterpriseは、会社ごとの契約条件や専任の担当者が付くプランです。全国向けのキャンペーンや放送まで見据える大きな会社なら候補になります。
Soundstripeのメリット
- 海外のプロ向けの質の高い効果音がそろう
- Proプランからクライアント案件と広告に使える
- Enterpriseは会社ごとの契約条件に対応
Soundstripeの注意点
- 個人向けプランは個人名義で会社に移らない
- Businessプランは配信できる地域が限られる
- サイトもサポートも英語のみ
フリーランスの映像編集者が自分の名義で案件を受ける場合や、海外向けの大きなキャンペーンを動かす会社に向いています。
5位|Motion Array(モーションアレイ)重要度:★★★☆☆

| 月額 |
24.99ドル (約3,750円) |
| 効果音 |
約1.3万 |
| 単品購入 |
なし |
| 会社で使うプラン |
50人未満はチーム |
| 日本語サポート |
英語のみ |
編集の時短を狙うなら
映像編集者向けの総合サブスクで、Premiere ProやAfter Effectsのテンプレートに加えて、BGMと効果音も使えます。効果音は約1.3万点と控えめです。
音楽と効果音が使えるのは、月24.99ドル(約3,750円)のEverythingプラン以上です。下位のプランには音楽が含まれないので注意しましょう。
会社で使う場合は、2〜7人で使えるチームプランがあります。対象は従業員50人未満で、代理店ではない会社です。従業員50人を超える会社や代理店、8人以上で使う場合は、見積もり制のBusinessプランになります。
テンプレートと効果音を同じ契約で使えるため、社内で動画の編集まで担当するマーケ担当には便利です。請求書には、アカウント画面から会社名と住所を入れられます。
Motion Arrayのメリット
- 動画テンプレートと効果音を1つの契約で使える
- 小さな会社向けのチームプランがある
- 請求書に会社名と住所を入れられる
Motion Arrayの注意点
- 効果音は約1.3万点と少なめ
- 音楽と効果音はEverythingプラン以上が必要
- 代理店は規模にかかわらずBusinessプランになる
社内に動画の編集担当がいて、テンプレートを使って動画の本数を増やしたい会社に向きます。
6位|Artlist(アートリスト)重要度:★★★☆☆

| 月額 |
1,590円〜/月 |
| 効果音 |
約5万 |
| 単品購入 |
なし |
| 会社で使うプラン |
50人超は Max Business |
| 日本語サポート |
英語のみ |
ブランド動画の質を上げるなら
イスラエル発の音源サブスクで、本領は洗練された高品質なBGMです。効果音も約5万点を扱い、BGMと効果音の世界観をそろえたいブランド動画に向いています。
会社で使うときのプランは、利用人数ではなく会社の従業員数で決まります。グループ会社を合わせた従業員が50人を超える会社のために素材を使うなら、使う人が1人でもMax BusinessかEnterpriseが必要です。
Max Businessは月62,190円からで、最大7人で使えます。ライセンスには、有料広告やクライアント案件、テレビ、屋外広告まで含まれます。
従業員50人未満の会社や制作チームは、最大7席のチームプランを選べます。チーム全員にクライアント案件やテレビまで使えるProライセンスが付きます。
Artlistのメリット
- BGMと効果音の世界観をそろえやすい
- 契約中にダウンロードした素材は解約後も使い続けられる
- Max Businessは屋外広告やテレビまで対応
Artlistの注意点
- 従業員50人超の会社は月62,190円から
- 効果音の点数は7社の中で少なめ
- 素材のファイルをクライアントに渡すことはできない
ブランドの世界観を大切にする会社や、BGMと効果音をまとめて高い品質でそろえたい制作チームに向きます。
7位|Adobe Stock(アドビストック)重要度:★★☆☆☆

| 月額 |
3,828円〜/月 |
| 効果音 |
数万〜 |
| 単品購入 |
クレジット制 |
| 会社で使うプラン |
標準ライセンス |
| 日本語サポート |
日本語対応 |
Adobe CCで完結させるなら
写真やイラスト、動画素材と同じ契約で、音楽と効果音も使える素材サービスです。Adobe Creative Cloudと連係しており、Premiere Proの画面から素材を探して配置できます。
音源の標準ライセンスでは、SNSやWebサイト、デジタル広告、社内外のプレゼンテーションで使えるとされています。会社紹介動画をWebサイトや展示会のプレゼンで流す使い方なら、標準ライセンスで足ります。
一方で、映画や放送、アプリやゲームに組み込む使い方は、拡張ライセンスの対象とされています。テレビCMに使う予定があるなら、契約の前に条件を確かめておきましょう。
効果音の点数は数万点からと控えめで、効果音だけが目的なら優先度は下がります。社内ですでにAdobe Creative Cloudを契約していて、画像と音をまとめて調達したい会社には便利な選択肢です。
Adobe Stockのメリット
- Premiere Proから直接探して配置できる
- 写真やイラストと同じ契約で音も使える
- 日本語のサイトとサポートで使える
Adobe Stockの注意点
- 効果音の点数は数万点からと少なめ
- 放送やアプリに使うなら拡張ライセンスが必要
- クレジット制で、月に使える点数に上限がある
7社の中で迷ったら、まずは日本語で手続きが完結するAudiostockの無料トライアルから試すのが近道です。会社で使うプランと支払い方法を確認しながら、必要な効果音がそろうかを見てみましょう。
30日間無料トライアルあり
企業の動画で効果音を入れるおすすめの使い方
効果音は、多すぎると企業の動画が安っぽく見え、少なすぎると見せたい場面がぼやけます。ここでは、会社紹介動画やPR動画の編集で押さえておきたい効果音の入れ方を紹介します。
1本あたり3〜5種類の効果音に絞る
企業の動画では、使う効果音の種類を3〜5種類に絞るのがおすすめです。
たとえば「テロップの出現音」「場面転換の音」「締めのロゴの音」の3つを決めておけば、動画全体に統一感が出ます。同じ役割には同じ音を使うと、見る人が意味を覚えてくれます。
編集を外注する場合も、使う効果音のリストを先に渡しておくと、担当者が変わっても雰囲気がぶれません。
効果音の音量はナレーションより下げる
企業の動画は、ナレーションや社員の声で内容を伝えるのが中心です。効果音の音量は声より一段下げて整えましょう。
目安としては、声と重なる効果音は声の半分ほどの大きさから試すと調整しやすくなります。声が無い場面の効果音は少し大きめでも構いません。
パソコンのスピーカーとスマホの両方で再生して、音が出すぎていないかを確かめるのがおすすめです。会議室のプロジェクターで流す動画なら、実際の部屋で一度再生しておくと安心です。
ロゴの音は会社の看板として長く使う前提で選ぶ
動画の最後にロゴを出すときの音は、何本もの動画で使い回すことになります。シリーズ全体で同じ音を使うと、音を聞いただけで「あの会社の動画だ」と気づいてもらえます。
ただし、素材の効果音をロゴの音として長く使うなら、その使い方が規約で許されているかを確かめましょう。ロゴや商標として使うことを制限している素材サイトもあります。
会社の看板として独占して使いたい音なら、素材の効果音ではなく、制作会社に専用の音を作ってもらう方法も検討できます。
音を消して見る人にも伝わる作りにする
SNSの広告やWebサイトの動画は、音を消したまま見られることが多くあります。効果音に頼りすぎず、字幕や動きだけでも内容が伝わる作りにしておきましょう。
効果音は「音をオンにした人への上乗せ」と考えると、入れる場所を絞りやすくなります。展示会のブースで流す映像も同じ考え方で作ると、騒がしい会場でも伝わる動画になります。
YouTubeの企業チャンネルは素材の記録を残す
YouTubeの企業チャンネルに動画を出す場合、使った音源に著作権の申し立てが届くことがあります。正しく契約した素材なら、ライセンスを示して異議を出せば解決できることがほとんどです。
そのためには、どの動画にどの効果音を使ったかを記録しておくことが大切です。ダウンロードした日・素材の名前・使った動画のURLを一覧にしておけば、申し立てが来たときにすぐ対応できます。
Epidemic Soundのように、YouTubeのチャンネルを事前に登録して申し立てを防げるサービスもあります。企業チャンネルを運営するなら、こうした機能があるかも選ぶときの基準になります。
企業のYouTubeを守るなら
企業の動画には無料より有料の効果音がおすすめな理由と注意点
効果音ラボのように、商用利用ができてクレジット表記も不要な無料のフリー素材サイトもあります。社内向けの動画や試作の段階なら、無料のサイトで足りる場面もあるでしょう。
ただ、会社の名前で長く公開する動画では、無料サイトならではの弱点が出てきます。ここでは、企業の動画で有料の効果音をおすすめする理由と、使うときの注意点を紹介します。
無料のフリー素材サイトで足りる企業の動画
無料のフリー素材サイトで足りるのは、社内だけで見る研修の動画や、企画の段階で作る試作の動画です。
公開先が社内に限られ、短期間で役目を終える動画なら、規約の変更や配布終了の影響も小さく済みます。音のイメージを固めるために、まず無料の素材で仮の効果音を入れておく使い方も便利です。
ただし、無料のサイトでも規約で禁止されている使い方はあります。素材そのものを再配布する使い方や、効果音が主役になる使い方は、サイトによっては再配布と同じ扱いになるので注意しましょう。
クレジット表記と規約の変更が企業の動画に向かない
無料のサイトの中には、動画の概要欄やエンドロールにクレジット表記を求めるところがあります。会社紹介動画やPR動画にサイト名を入れると、見る人に違和感を与えることがあります。
また、無料のサイトは運営者の都合で規約が変わったり、配布が終わったりすることがあります。数年後に使っている音の根拠を示せなくなるおそれがあります。
有料のサービスなら、契約の記録やライセンスの証明が残ります。法務や取引先から問い合わせがあったときも、会社として説明しやすくなります。
ダウンロードの記録とライセンスの証明を保管する
有料のサービスを使う場合も、ダウンロードの記録は会社で保管しておきましょう。
担当者の個人アカウントで契約していると、異動や退職のときに記録ごと分からなくなることがあります。会社のメールアドレスで契約し、ライセンスの証明書や請求書を共有のフォルダに保存しておくのがおすすめです。
素材の名前と使った動画を一覧にして残しておきましょう。著作権の申し立てや、取引先からの確認にすぐ答えられます。
解約したあとの扱いを契約前に確認する
音源サブスクは、解約したあとの扱いがサービスごとに違います。
Artlistは、契約中にダウンロードした素材を解約後も既存の作品で使い続けられます。Audiostockも、契約中に一度使った音源は解約したあとも使えます。
一方で、解約したあとに新しく公開する動画では使えないとするサービスもあります。会社紹介動画のように何年も使う動画や、あとで作り直す可能性がある動画は、解約後の条件を必ず確かめておきましょう。
制作会社に任せるときは素材ファイルを渡さない
制作会社や映像編集者に動画を任せる場合、納品してもらうのは完成した動画です。効果音の素材ファイルそのものを受け取ったり、社内で別の担当者に配布したりすることは、多くのサービスで認められていません。
素材を会社で使い回したいなら、会社の名義で契約したプランからダウンロードします。外注先の契約で作った動画を自社で編集し直すときは、その素材を会社の契約でダウンロードし直すのが安全です。
企業の動画で効果音を使う前に、契約の名義・公開先・解約後の扱いの3点を確認しておくと、あとから困ることがほとんどなくなります。
国内の音源サブスクなら
企業の動画で使う効果音おすすめのよくある質問
企業の動画に無料の効果音を使ってもいいですか?
商用利用ができるサイトなら使えます。ただし、クレジット表記が必要なサイトや、規約が変わるサイトもあります。会社の名前で長く公開する動画は、契約の記録が残る有料のサービスを選ぶと安心です。
会社紹介動画で使う効果音のおすすめは何ですか?
テロップの出現音、場面転換の風切り音、ロゴが現れる音の3種類があれば十分です。落ち着いた印象にしたいなら、電子音より木琴やベルのような柔らかい音が合います。
個人向けのプランで会社の動画を作ってもいいですか?
サービスによって異なります。Audiostockの動画配信者プランやEpidemic SoundのCreatorプランは、法人や他人のための制作には使えません。会社の動画は、商用利用や法人に対応したプランで作りましょう。
従業員が少ない会社でも法人向けプランが必要ですか?
会社の規模で線を引くサービスでは、小さな会社向けのチームプランが選べます。ArtlistやMotion Arrayは従業員50人未満ならチームプラン、Epidemic Soundは年商でBusinessプランの対象が決まります。
テレビCMに効果音を使えるサービスはどこですか?
Audiostockはスタンダードプランや単品購入でテレビCMまで対応しています。海外のサービスは、EnvatoのEnterpriseやArtlistのMax Businessなど、上位のプランが必要になることが多いため、契約前に確認しましょう。
制作会社に頼んだ動画の効果音は誰が契約すればいいですか?
制作会社の契約で作ることもできますが、解約後の扱いや作り直しを考えると、長く使う動画は会社側で契約しておくと安心です。どちらが契約するかは、発注の前に決めておきましょう。
効果音の素材をダウンロードしたら何を記録すればいいですか?
ダウンロードした日、素材の名前、使った動画の名前やURL、契約していたプランを記録しておきましょう。著作権の申し立てや取引先からの確認があったときに、すぐに答えられます。
企業の動画で使う効果音おすすめのまとめ
企業の動画で使う効果音は、会社紹介動画ならテロップと場面転換の音、PR動画ならロゴと決定音、採用動画なら環境音と拍手というように、動画の目的で選ぶ種類が変わります。
素材サイトを選ぶときは、点数や料金より先に、会社の名前で契約できるプランがあるかを確かめましょう。海外のサービスは従業員数や年商でプランの線を引いているところが多く、個人向けの最安プランでは会社の動画に使えないことがあります。
迷ったら、日本語で手続きができて請求書払いにも対応したAudiostockのスタンダードプランから始めるのがおすすめです。年に数本しか動画を作らない会社は、効果音を1音ずつ買い切る単品購入も選べます。
効果音の点数を重視するならEnvato、YouTubeの企業チャンネルを守りたいならEpidemic Soundも候補になります。どのサービスでも、契約の名義と公開先、解約後の扱いを確認してから使い始めましょう。
企業の動画で使う効果音におすすめの音源サブスク7社の比較一覧表
※料金は1ドル=約150円換算・2026年6月時点・最新は各公式サイトで要確認。効果音数は集計基準が各社で異なり単純比較はできない概数です。会社で使うプランは各社の利用規約・ヘルプの記載をもとにした目安です。紹介する7社はいずれも商用利用に対応しています。