ゲーム実況のBGMにおすすめの音源サブスク7社のポジショニングマップ
ゲーム実況のBGMにおすすめを選ぶ4つの基準
ゲーム実況のBGMは、動画に合う雰囲気かどうかだけで選ぶと後で困ります。実況動画には自分が作っていない音がすでに乗っているからです。
ここでは、ゲーム実況者が音源サブスクを選ぶときに見るべき4つの基準を、優先度の高い順に並べました。ランキングの順位もこの基準で評価しています。
基準1|ゲーム実況の収益化と切り抜きが範囲に入るか重要度:★★★★★
最初に見るのは音の良し悪しではなく、その契約がゲーム実況の使い方をどこまで許しているかです。収益化した実況で申し立てが来ない音源を選びます。
ゲーム実況は本数が多く、ライブ配信のアーカイブや切り抜き動画まで残ります。動画を消さない限り、その音源は何年も公開され続けます。
ゲーム会社の配信ガイドラインは自分で乗せたBGMまでは守りません。ゲームの映像と音声の許可と、BGMの許可はまったく別の話です。
契約で収益化できるチャンネル数が決まっているサービスもあります。実況用の本チャンネルと切り抜き用のサブチャンネルを分けている人は、その数まで確認しておくと安全です。
契約前に確かめる3点
- 収益化した動画で使えるか
- ライブ配信のアーカイブが範囲に入るか
- 解約したあとも公開中の実況動画を残せるか
基準2|ゲーム音と声に埋もれない曲を探せるか重要度:★★★★★
ゲーム実況のBGMは、単独で鳴らす音楽ではありません。ゲームの効果音と実況者の声の下で、うっすら鳴らす音です。
そのため、メロディがはっきりした曲や歌が入った曲は実況に向きません。声とメロディが同じ高さの帯域で重なり、どちらも聞き取りにくくなります。歌もの以外から探すのが実況では近道です。
音源サブスクによっては、こうした控えめな曲を「アンビエント」「バックグラウンド」といったタグでまとめています。この絞り込みがあるかどうかで、探す時間が大きく変わります。
SNS動画クリエイターのように短い動画を作る人と違い、ゲーム実況者は1本で何十分も曲を鳴らします。派手な曲を選ぶと、視聴者が最後まで聞いていられません。
基準3|実況の編集で使う効果音まで同じ料金で足りるか重要度:★★★★☆
ゲーム実況の編集では、BGMより効果音の使用回数が多くなります。テロップを出す音、ツッコミの音、場面が切り替わる音を1本の動画に何十個も入れるからです。
BGMだけのサービスを契約すると、効果音を別のサイトで探すことになります。探す場所が2つに増えると、それぞれの利用条件も別々に確認する必要が出てきます。
効果音の点数が多いサービスなら、実況の編集で使う音を1つの契約でまかなえます。動画編集者に外注している人も、素材の入手先を1つにまとめておくと指示が簡単になります。
ダウンロードできる回数に1日あたりの上限があるサービスもあります。効果音をまとめて集める日を作る人は、この点も見ておくと作業が止まりません。
基準4|曲ごとの音量差が小さくミックスの手間が増えないか重要度:★★★★☆
意外に効いてくるのが、曲と曲のあいだの音量のばらつきです。同じサービスの中でも、収録の仕方によって音の大きさがそろっていないことがあります。
ゲーム実況ではBGMをかなり小さく下げて使います。曲ごとに音量が違うと、動画を作るたびに音量を合わせ直す作業が発生します。曲ごとの音量差は毎回の調整として積み上がります。
配信で使うなら影響はさらに大きくなります。生配信中に曲が切り替わった瞬間だけ音が大きくなると、視聴者は驚いてしまいます。
音量の管理が行き届いたサービスは、試聴の段階で分かります。何曲か続けて再生し、音の大きさが同じくらいに聞こえるかを確かめてみてください。
実況の収益化を守るなら
ゲーム実況のBGMおすすめランキング7選
上の四つの基準で並べたぞよ!上から見るとよいのじゃ。
ここからは、ゲーム実況のBGMにおすすめの音源サブスク7社を順位付きで紹介します。順位は前の4つの基準を総合して決めました。
迷ったら曲と効果音が1つの契約で揃う音源が安全です。探す場所が1つで済み、利用条件の確認も1回で終わるからです。
※料金は1ドル=約150円換算・2026年6月時点の情報です。
1位|Epidemic Sound(エピデミックサウンド)重要度:★★★★★

| 月額 |
1,490円〜/月 (年間一括) |
| BGM/効果音 |
約5.5万/約25万 |
| YouTube収益化 |
 |
| 日本語サポート |
英語のみ |
| 無料で試せるか |
30日間 |
実況の収益化を止めたくないなら
ゲーム実況という基準で見たとき、4つの条件をどれも大きく欠かないのがEpidemic Soundです。収益化した実況で使える範囲が明確で、効果音が約25万音そろっているため、BGMと編集用の音を1契約でまかなえます。
実況で使いやすいのは、曲の主張が抑えられた楽曲が層として厚いところです。ゲームの効果音が鳴っている下でも聞きやすく、声を邪魔しません。
Creatorプランは収益化できるチャンネルが1つ、Proプランは3つまでという形でプランが分かれています。本チャンネルと切り抜きチャンネルを分けているYouTuberは、契約前にどちらが必要かを確かめておくと安心です。
30日間の無料期間があるので、実際に自分のゲーム実況に乗せて音量のなじみ方を試せます。
ゲーム実況で効くところ
- 効果音が約25万音あり編集用の音を別サイトで探さずに済む
- 収益化した実況動画で使える範囲がプランごとに整理されている
- 控えめなBGMの層が厚くゲーム音と重ねても濁りにくい
実況者が気をつける点
- 画面が英語なので最初は探す言葉に慣れが要る
- 収益化できるチャンネル数がプランで決まっている
- 楽曲数だけを見ると国内サービスより少なく感じる
2位|Artlist(アートリスト)重要度:★★★★☆

| 月額 |
1,590円〜/月 (Music & SFX) |
| BGM/効果音 |
約3万/約5万 |
| YouTube収益化 |
 |
| 日本語サポート |
英語のみ |
| 無料で試せるか |
登録で試聴のみ |
実況の音を一段上げるなら
ゲーム実況の中でも、オープニングやまとめ動画のように「見せる部分」に力を入れたい人にはArtlistが向きます。1曲ごとの音の作りが丁寧で、実況の切り抜きをショート動画にしたときも印象が締まります。
曲数は約3万曲と多くはありませんが、そのぶん外れが少ないという性格です。長時間の実況で流し続ける曲より、要所で使う曲を選びたい人に合っています。
契約中にダウンロードした曲は、解約後も既に公開している作品でそのまま使い続けられます。過去の実況動画を消したくないゲーム実況者にとっては、この点が安心材料になります。
1日にダウンロードできるのは音楽が40曲、効果音が100音までです。編集をまとめて進める動画編集者は、作業日を分けておくと止まりません。
ゲーム実況で効くところ
- 音の作りが丁寧で切り抜きやまとめ動画の印象が上がる
- 解約後も公開済みの実況動画で使い続けられる
- 曲数が絞られている分だけ選ぶ時間が短い
実況者が気をつける点
- 長時間の配信を埋めるには曲数が物足りない場面がある
- 1日のダウンロード数に上限がある
- 無料で使える体験期間は用意されていない
3位|Audiostock(オーディオストック)重要度:★★★★☆

| 月額 |
858円〜/月 (動画配信者) |
| BGM/効果音 |
約49万/約50万 |
| YouTube収益化 |
 |
| 日本語サポート |
国産・日本語 |
| 無料で試せるか |
30日間 |
30日間無料で実況に試すなら
自分のチャンネルでゲーム実況を出している人にとって、費用の入口がいちばん低いのがAudiostockです。動画配信者プランは月858円からで、本人の動画配信に用途を限った安価な枠になっています。
効果音が約50万音そろっている点も実況向きです。日本語で「決定音」「ドラムロール」のように検索できるため、探し当てるまでの時間が短くて済みます。
権利の説明が日本語で読めるのも、実況者には見逃せない利点です。ゲーム会社の配信ガイドラインと突き合わせるとき、英語の規約を読み解く手間がありません。企業の広報担当がゲーム案件を扱うときも、社内で条件を共有しやすくなります。
他社に依頼された実況動画や、クライアントの案件で使う場合は、動画配信者プランではなくスタンダードプランが必要です。用途が本人の配信を超えるかどうかで選び分けてください。
ゲーム実況で効くところ
- 本人の実況用途なら月858円から始められる
- 効果音が約50万音あり日本語で探せる
- 権利の説明が日本語で書かれていて確認が速い
実況者が気をつける点
- 案件や受託の実況では上位プランが必要になる
- 1日のダウンロード回数に上限がある
- 曲数が多い分だけ絞り込みの工夫が要る
4位|Soundstripe(サウンドストライプ)重要度:★★★☆☆

| 月額 |
9.99ドル(約1,500円)〜/月 |
| BGM/効果音 |
約5.8万/約9万 |
| YouTube収益化 |
 |
| 日本語サポート |
英語のみ |
| 無料で試せるか |
なし |
実況の音質にこだわるなら
海外のゲーム実況者に使われているサービスで、曲の質そのものは高い水準にあります。約5.8万曲と約9万音の効果音があり、実況の編集で必要な音は一通りそろいます。
ただし、プランの選び方には注意が必要です。いちばん安いPersonalプランはゲーム実況の商用利用に使えません。収益化しているチャンネルで使うなら、その上のProプランを選ぶことになります。
Proプランは月19.99ドル(約3,000円)で、YouTubeのチャンネルを5つまで登録できます。実況の本チャンネルと切り抜きチャンネルを両方持っている人には、この枠が使いやすい形です。
無料で試せる期間がないため、いきなり契約する形になります。まずは試してから決めたいゲーム実況者は、無料期間のあるサービスを先に触ってみるほうが失敗しにくくなります。
ゲーム実況で効くところ
- Proプランならチャンネルを5つまで登録できる
- 曲の質が高く実況のオープニングでも見劣りしない
- ダウンロードの回数に上限がない
実況者が気をつける点
- 最安のPersonalプランは商用利用の対象外
- 無料で試せる期間が用意されていない
- 画面も規約も英語で条件の読み取りに時間がかかる
5位|Motion Array(モーションアレイ)重要度:★★★☆☆

| 月額 |
24.99ドル(約3,750円)〜/月 |
| BGM/効果音 |
約2.3万/約1.3万 |
| YouTube収益化 |
 |
| 日本語サポート |
英語のみ |
| 無料で試せるか |
フリー素材のみ |
実況の編集ごと揃えるなら
BGMだけを求めるなら順位は下がりますが、ゲーム実況の編集まで含めて考えると別の見え方になります。テロップのテンプレートや切り抜き用の動画素材が同じ契約に入っているからです。
実況の見栄えを整えたい人は、BGMを探しながら画面の飾りも一緒に集められます。編集ソフトのプラグインも用意されていて、素材を取り込む流れが短くなります。
音源が使えるのはEverythingプラン以上で、月24.99ドル(約3,750円)からです。下位のプランには音楽が含まれていないため、BGM目当てで契約するときは間違えないようにしてください。
曲数は約2.3万曲、効果音は約1.3万音と控えめです。長時間の実況を毎日出す人にとっては、曲の入れ替えが早めに一巡してしまう可能性があります。
向いているのは、実況の切り抜きをショート動画にして別チャンネルへ出しているタイプです。縦型のテンプレートと音を同じ場所で用意できるため、切り抜きを量産する流れが短くなります。
逆に、実況の本編に流すBGMを大量に確保したい人には向きません。音だけを目的にするなら、上位のサービスのほうが1曲あたりの負担は軽くなります。
ゲーム実況で効くところ
- テロップや切り抜き用の映像素材まで同じ契約に入る
- 編集ソフトと連係する仕組みが用意されている
- 実況の見た目と音をまとめて整えられる
実況者が気をつける点
- 音楽はEverythingプラン以上でないと使えない
- 曲数と効果音数が7社の中では少なめ
- BGMだけを目的にすると割高になりやすい
6位|Envato(エンバト)重要度:★★★☆☆

| 月額 |
16.50ドル(約2,500円)〜/月 |
| BGM/効果音 |
約34万/約94万 |
| YouTube収益化 |
 |
| 日本語サポート |
英語のみ |
| 無料で試せるか |
なし |
実況の素材をまとめて揃えるなら
効果音の数だけを見れば7社で最も多く、約94万音がそろっています。ゲーム実況の編集で音を細かく足していく人には、素材が尽きにくいという強みがあります。
BGMも約34万曲あり、ジャンルの幅は広めです。ホラー実況からバラエティ寄りの実況まで、雰囲気を変えたいときに探し先を変えずに済みます。
一方で、素材が多いぶん探す作業には時間がかかります。実況の編集をする動画編集者は、よく使う音をあらかじめお気に入りに入れておく運用が向いています。
無料で試せる期間はなく、月16.50ドル(約2,500円)からの契約になります。動画テンプレートやサムネイル用の素材も同じ契約に含まれるため、実況チャンネルの見た目ごと整えたい人には割安に感じられます。
ゲーム実況では、サムネイルの作り直しが定期的に発生します。同じ場所で画像素材まで手に入るのは、チャンネルを育てている段階では地味に効いてきます。
効果音の探し方には慣れが必要です。英語で「impact」「whoosh」のように音の種類で検索する形になるため、よく使う言葉を最初にメモしておくと作業が速くなります。
ゲーム実況で効くところ
- 効果音が約94万音あり編集で音が尽きにくい
- サムネイルや動画テンプレートも同じ契約で使える
- ダウンロードの回数に上限がない
実況者が気をつける点
- 素材が多く目当ての曲までたどり着くのに時間がかかる
- 無料で試せる期間がない
- 音源だけが目的だと機能が余りやすい
7位|Adobe Stock(アドビストック)重要度:★★☆☆☆

| 月額 |
3,828円〜/月 (月10点) |
| BGM/効果音 |
数万〜/数万〜 |
| YouTube収益化 |
 |
| 日本語サポート |
日本語 |
| 無料で試せるか |
7日間(AI Studio版) |
編集の流れのまま音を探すなら
ゲーム実況のBGM目当てで新しく契約するサービスとしては、優先度が下がります。音楽を1点ずつクレジットで取得する仕組みのため、曲を何本も使う実況とは相性が合いにくいからです。
月10点のプランで3,828円からという価格で、音楽1点につき1クレジットを使います。実況を毎日出す人が使い放題の感覚で選ぶと、月の途中で枠を使い切ってしまいます。
逆に、すでにAdobe Creative Cloudで編集しているVTuberや動画編集者には利点があります。編集ソフトの画面から素材を探して配置する流れが途切れず、日本語のまま操作できます。
ゲーム実況のオープニングだけ質の高い曲を使い、本編は別のサービスで用意するといった使い分けなら、無理なく収まります。
クレジットは翌月へ繰り越せるため、実況の更新が止まった月のぶんをまとめて使うこともできます。ただし繰り越しには期限があるので、貯めすぎないほうが安心です。
サムネイル用の画像や、実況の企画で使うイラストも同じ枠から取得できます。音だけで枠を使い切らない人にとっては、素材全体の窓口として持っておく価値があります。
ゲーム実況で効くところ
- Adobeの編集ソフトから流れを切らずに素材を探せる
- 画面も規約も日本語で読める
- 取得した素材は解約後も使い続けられる
実況者が気をつける点
- 音楽1点につき1クレジットを消費する
- 曲を多く使う実況では枠が足りなくなりやすい
- 楽曲数と効果音数が公表されていない
実況の収益化を守るなら
ゲーム実況のおすすめBGMはゲーム音と声の下で鳴らす
いい曲選んだのに、なんか実況が聞きにくいんすけど…
ゲーム実況のBGM選びが他の動画と違うのは、音を重ねる相手が自分の手元にないところです。ゲームの音は場面によって急に大きくなり、静かにもなります。
ここでは、ゲーム音と実況の声の下でBGMを鳴らすときの考え方を整理します。曲そのものより、鳴らし方で聞こえ方が変わります。
ゲーム実況では3つの音が同時に鳴って潰し合う重要度:★★★★★
実況動画で鳴っているのは、ゲームの音、実況者の声、あとから乗せたBGMの3つです。この3つは同じスピーカーから同時に出ます。
主役になるのは場面によって入れ替わります。ボス戦ではゲームの音が主役になり、雑談まじりの移動中は声が主役になります。BGMがいちばん前に出る場面はほとんどありません。
BGMを鳴らし続けると実況の声が聞き取りにくくなります。視聴者は声を聞きに来ているので、ここを崩すと離脱につながります。
編集で音を触れる実況動画なら、BGMを入れる場面と外す場面を先に決めてから曲を選ぶと迷いません。動画編集者に外注している人は、この指示をそのまま渡せます。
BGMを止めたほうが伸びるゲーム実況の場面重要度:★★★★★
音を足すことばかり考えると、実況の見せ場が弱くなります。ゲーム実況では音を止める判断が効きます。
ホラーゲームで物音に気づく瞬間や、対戦ゲームで残り数秒になった場面は、BGMを消したほうが緊張が伝わります。ゲーム側の音がその場面のために作られているからです。
逆に、ロード中や移動中のように何も起きていない時間はBGMの出番です。無音が続くと視聴者は動画を止めてしまいます。
音を出し入れする前提で考えると、必要なのは長い曲ではなく、途中で切っても不自然にならない曲になります。ループしやすい構成の曲を選んでおくと編集が楽になります。
生配信でゲーム実況をしている人は、配信ソフト側で曲を止められるようにしておくと同じことができます。手元のボタン1つでBGMを落とせる状態にしておけば、山場で反射的に消せます。
逆に、曲を止めた直後に戻すタイミングも決めておくと形になります。場面が動き出してから数秒あけて戻すと、視聴者は切り替わりを自然に受け取ってくれます。
BGMを外す場面の目安
- ホラーや脱出ゲームで音を聞かせたい瞬間
- 対戦や実況の山場になっている数十秒
- ゲーム内の音楽そのものが盛り上がる場面
ゲーム実況のBGMは声の高さを避けた曲を選ぶ重要度:★★★★☆
声とぶつかりやすいのは、ピアノやボーカルのように中くらいの高さでメロディが動く曲です。実況の声と同じ高さで鳴るため、どちらもぼやけて聞こえます。
ぶつかりにくいのは、低い音でリズムを刻む曲や、高い音でうっすら鳴る曲です。声の通り道を空けてくれるので、音量を上げなくても存在感が出ます。
歌が入った曲は実況では避けるのが基本です。歌詞と実況の言葉が重なると、視聴者はどちらも聞き取れなくなります。
音源サブスクの検索では、雰囲気の言葉と一緒に「ボーカルなし」の条件を足すと候補が絞れます。ゲーム実況者が最初に覚えておくと探す時間が短くなる操作です。
試聴するときは、実況の声を流しながら聞くと判断が早くなります。曲だけで聞くと物足りなく感じる曲が、声の下ではちょうどよく収まることがよくあります。
同じ理由で、実況に合う曲は単体で聞くと地味です。派手さで選ばず、声を乗せた状態で選ぶ習慣をつけると、動画になってからの手直しが減ります。
ゲーム音を基準にしたゲーム実況のBGMの音量の決め方重要度:★★★★☆
BGMの音量は、声ではなくゲーム音を基準に決めると失敗しません。ゲーム音は自分で作り直せない一方で、BGMはいくらでも下げられるからです。
順番としては、まずゲーム音がいちばん大きくなる場面で音割れしない位置を決めます。次に声をその上で聞き取れる位置に合わせ、最後にBGMを聞こえるか聞こえないかの位置まで下げます。
音量を合わせる順番
- ゲーム音のいちばん大きい場面を基準にする
- 実況の声をその上ではっきり聞こえる位置にする
- BGMは最後に下げて隙間を埋める
下げすぎたと感じても、スマートフォンのスピーカーで聞くとちょうどよく感じることがよくあります。視聴者の多くはスマートフォンで見ているため、書き出す前に一度確認しておくと安心です。
実況の音を1契約で揃えるなら
ゲームのジャンル別に変わるゲーム実況のおすすめBGM
同じゲーム実況でも、扱うゲームによってBGMの出番はまったく違います。ゲーム側にどれだけ音があるかで、足すべき量が決まるからです。
ゲームのジャンルで必要な曲数は倍近く変わります。ここでは代表的な4つのジャンルについて、BGMの入れ方と必要な曲の性質を見ていきます。
ホラーや脱出ゲームは無音を作って効果音で押す重要度:★★★★★
ホラー実況では、BGMの量よりも効果音の使い方が結果を左右します。驚いた瞬間のリアクションにテロップと音を当てるほど、切り抜きで伸びやすくなるからです。
BGMは探索中の緊張感を保つために低く鳴らし、いよいよという場面では止めます。この出し入れがあると、視聴者は音の変化だけで場面の切り替わりを感じ取れます。
必要になるのは長い曲ではなく、短い緊張感の曲と大量の効果音です。効果音の点数が多いサービスを選んでおくと、実況のたびに探し直さずに済みます。
1本の実況で使う効果音は数十個になることもあります。ダウンロードの上限がないサービスなら、まとめて集める日を作れます。
FPSやアクションは短くて主張しないBGMを重ねる重要度:★★★★☆
対戦ゲームの実況では、ゲーム側の効果音が絶えず鳴っています。銃声や足音は視聴者にとっても情報なので、BGMがこれを覆ってはいけません。
選ぶのは、リズムだけが淡々と続くような曲です。メロディが動く曲を入れると、緊迫した場面で音の情報が増えすぎて疲れてしまいます。
待機中やロビーの時間には少し明るい曲を入れて、緩急を作ります。この2種類を用意しておけば、ほとんどの試合実況は成り立ちます。
必要な曲数は多くありません。同じ曲を続けて使うことでチャンネルの雰囲気が固まり、視聴者が音で覚えてくれるという効果も出ます。
RPGやシミュレーションはゲーム内の音楽を活かす重要度:★★★☆☆
物語のあるゲームでは、ゲーム内の音楽そのものが作品の一部です。ここに自分のBGMを重ねると、雰囲気を壊してしまうことがあります。
このジャンルの実況では、BGMを使う場所を絞るのが基本です。オープニングとエンディング、それに次回予告のような編集部分だけで十分に成り立ちます。
ただし、ゲーム内の音楽は権利がゲーム会社側にあります。配信ガイドラインで音楽の扱いを別に定めている作品もあるため、実況を始める前に確認しておいてください。
自分で乗せるBGMは数曲でよいので、音質の高いサービスを1つ持っておくと満足度が上がります。
雑談混じりの実況やレトロゲームはBGMの出番が多い重要度:★★★☆☆
古いゲームや、音が少ないインディーゲームの実況では、BGMが会話の土台になります。無音の時間が長いと、雑談が空回りしているように聞こえるからです。
このタイプは1本あたりの時間も長くなりがちです。同じ曲が何度も流れると視聴者が飽きるため、20曲ほどの候補をシーン別に分けて持っておくと安定します。
VTuberのように毎日配信する人は、曲の入れ替えを月に一度まとめて行う運用が向いています。曲数の多いサービスを選んでおくと、この入れ替えが続けられます。
実況のジャンルを途中で変える予定がある人も、幅の広いサービスを選んでおくほうが後で困りません。
曲をシーンごとのフォルダに分けておくと、配信中でも迷わず切り替えられます。移動中、対戦中、雑談中のように、実況の流れに沿って名前を付けておくのがおすすめです。
なお、ゲーム内の音楽が主役になる音楽ゲームやリズムゲームの実況では、BGMを足す場面がほとんどありません。オープニングだけで足りるので、契約の規模を大きくする必要はありません。
実況の音を一段上げるなら
ゲーム実況のBGMサイトは無料と有料で著作権の重さが変わる
使えるぞよ!ただし本数が増えると話が変わるのじゃ。
ゲーム実況のBGMサイトを探すと、無料で配布しているフリー素材サイトが数多く見つかります。実際に多くの実況者が使っていて、条件を守れば問題なく使えます。
違いが出るのは、実況の本数が増えたときと、収益化を始めたあとです。ここでは無料と有料の線引きを整理します。
無料のフリーBGMをゲーム実況で使うときの条件重要度:★★★★☆
無料で配布されているBGMにも著作権はあります。「著作権フリー」という言葉は権利を放棄したという意味ではなく、決められた条件の範囲なら使ってよいという意味です。
ロイヤリティフリーとは、使うたびに追加の使用料を払わなくてよい形の許可を指します。無料という意味ではありません。
条件でよくあるのは、クレジット表記の義務です。動画の概要欄に曲名と配布元を書く必要があり、ゲーム実況のように毎日投稿する場合は毎回の作業として積み上がります。
収益化した動画で使えるかどうかも、配布元によって扱いが分かれます。海外の配布サイトでは規約が英語のみのこともあり、確認に時間がかかります。
実況動画のBGMおすすめサイトを有料にする分かれ目重要度:★★★★☆
無料から有料に切り替える目安は、月に何本の実況を出すかです。無料のBGMは実況の本数が増えるほど手間が重くなります。
週に1本なら、クレジット表記も条件の確認もそれほど負担になりません。週に3本を超えるあたりから、探す時間と確認の時間が積み上がってきます。
無料のBGMは配布が止まると差し替えが必要になることがあります。公開済みの実況動画が数百本あると、この作業は現実的ではありません。
有料のサブスクは、契約している間の使い方が1か所にまとまっているのが強みです。1曲ごとに条件を読み直す必要がなくなります。
ゲーム実況の音源サブスクを試すときの順番重要度:★★★☆☆

画像の右側にある「30日間無料トライアル」のボタンが試用の入口で、左の検索窓ではBGMと効果音をプルダウンで切り替えて探せます。
いきなり年間契約を結ぶ必要はありません。無料で試せる期間があるサービスから順に触ってみるのが安全です。
まず自分のゲーム実況を1本用意し、その動画に曲を乗せて音量のなじみ方を確かめます。試聴だけでは、ゲーム音と重ねたときの印象までは分かりません。
試すときの手順
- 無料期間のあるサービスに登録する
- 手持ちの実況動画に曲を乗せて書き出す
- スマートフォンで再生して声が聞き取れるか確かめる
- 効果音も同じサービスで足りるかを見る
2つほど試せば、自分の実況スタイルに合うかどうかは判断できます。合わなければ無料期間のうちに解約すれば費用はかかりません。
まず30日間無料で試すなら
ゲーム実況のBGMおすすめのよくある質問
ゲーム実況のBGMに無料のフリー素材を使っても収益化できますか
配布元の条件で収益化が認められていれば使えます。ただし条件は配布元ごとに違い、クレジット表記が必要な場合もあります。実況の本数が増えるほど確認の手間が積み上がるため、週に3本以上出すなら有料のサブスクに切り替えるほうが管理は楽になります。
ゲーム会社の配信ガイドラインがあれば自分で乗せたBGMも安全ですか
別の話になります。配信ガイドラインが許可しているのはそのゲームの映像と音声についてで、あとから乗せたBGMは対象外です。BGMの使用条件は音源の配布元やサブスクの契約が決めるため、2つを分けて確認してください。
ゲーム実況のBGMは何曲くらい用意すればいいですか
ゲームのジャンルで変わります。対戦ゲームのように緊張感を保つ実況なら5曲ほどでも回せますが、雑談混じりの長時間配信やレトロゲームの実況では20曲前後をシーン別に分けて用意しておくと安定します。
ゲーム実況のBGMはどのくらいの音量にすればいいですか
ゲーム音を基準に決めます。まずゲーム音が最も大きくなる場面を基準にし、その上で実況の声がはっきり聞こえる位置に合わせ、最後にBGMを聞こえるか聞こえないかの位置まで下げます。書き出す前にスマートフォンで再生して確認すると失敗しません。
歌詞のあるBGMをゲーム実況に使ってもいいですか
契約上使えても、実況では避けるのが基本です。歌詞と実況の言葉が重なると視聴者はどちらも聞き取れなくなります。オープニングや切り抜きのように話さない部分でだけ使い、本編はボーカルなしの曲を選ぶと聞きやすくなります。
実況の切り抜きチャンネルでも同じBGMを使えますか
サービスによって扱いが分かれます。収益化できるチャンネル数がプランで決まっているサービスでは、切り抜き用のチャンネルを別に登録する必要があります。本チャンネルと切り抜きチャンネルを分けている人は、契約前にその数を確認してください。
サブスクを解約したあとも過去のゲーム実況を残せますか
解約後の扱いはサービスごとに違います。契約中にダウンロードした曲を既存の作品で使い続けられるサービスもあれば、条件が付くものもあります。実況動画は長く公開し続けるものなので、契約前に解約後の条件まで確認しておくと安心です。
ゲーム実況のBGMおすすめのまとめ
ゲーム実況のBGMは、雰囲気が合うかどうかより先に、収益化とアーカイブが契約の範囲に入っているかで選びます。ゲーム会社の配信ガイドラインは自分で乗せた曲までは守ってくれません。
曲そのものについては、ゲーム音と実況の声の下で鳴らす前提で選びます。歌のない曲や主張の少ない曲を選び、山場では思い切って音を止めると実況が締まります。
必要な曲数はゲームのジャンルで変わります。対戦ゲームなら数曲で回せますが、雑談混じりの長時間実況やレトロゲームの実況では20曲前後を用意しておくと安定します。
効果音の使用回数が多いのも実況の特徴です。BGMと効果音を1つの契約でまかなえるサービスを選べば、探す場所も確認する条件も1つにまとまります。
迷ったときは、無料で試せる期間があるサービスから触ってみてください。自分の実況動画に実際に乗せて確かめれば、試聴だけでは分からないなじみ方が見えてきます。
ゲーム実況のBGMにおすすめの音源サブスク7社の比較一覧表
※料金は1ドル=約150円換算・2026年6月時点・最新は各公式サイトで要確認。楽曲数と効果音数は集計基準が各社で異なるため単純比較はできない概数です。