YouTubeのBGM無料サイトを選ぶ前に確認する4つの条件
フリーBGMのサイトは、どこも「無料」「商用利用OK」と大きく書いています。
それでも規約のページを開くと、守るべき条件はサイトごとにはっきり違います。
条件を読まずにダウンロードした音楽素材が、あとから動画の収益化を止める原因になります。
YouTuberやVTuberが最初に見るべき条件は4つです。
ロイヤリティフリーとは、一度使う許可を得れば再生回数に応じた追加料金が発生しない仕組みのことです。著作権を放棄した音源という意味ではなく、作曲した人の権利は残ったままになります。
無料BGM素材の商用利用と収益化が規約で認められているか重要度:★★★★★
最初に見るのは、商用利用と収益化の可否です。
YouTubeの広告収入は商用利用にあたるため、非営利限定と書かれたサイトの楽曲は収益化チャンネルで使えません。
DOVA-SYNDROMEの規約には「用途・営利・非営利を問わず無料で自由にご利用いただいております」と書かれています。
甘茶の音楽工房も「商用利用、個人利用問わず利用できます」と明記しており、この一文があるサイトなら安心して選べます。
企業の広報やマーケ担当が会社のチャンネルで使う場合も、この一行があるかどうかで社内の承認の通りやすさが変わります。
非営利限定と書かれた音源は収益化チャンネルで使えません。
規約に商用利用の記載が見当たらないサイトは、使わずに次の候補へ移るのが安全です。
フリーBGMのクレジット表記と使用報告が必要か重要度:★★★★☆
次に確認するのがクレジット表記です。
MusMusのように「BGM:MusMus」といった著作権表示をお願いしているサイトがあります。
一方で効果音ラボは、使用にあたっての報告もリンクもクレジット表記も不要と規約に書いています。
表記が必要なサイトの曲を無表記のまま使うと、規約違反として利用を止められることがあります。
使用報告については、この記事で紹介する5つのサイトはいずれも必須ではありません。
甘茶の音楽工房も「使用報告は必須ではありませんので、なくても構いません」としています。
投稿本数が多いSNS動画クリエイターほど、報告が不要かどうかは作業時間に直結します。
無料音楽サイトでContent IDへの登録が禁止されていないか重要度:★★★★☆
3つ目はContent IDへの登録の可否です。
DOVA-SYNDROMEの音源利用ライセンスは、楽曲をJASRACなどの著作権管理団体やContent IDを含むフィンガープリントに登録することを禁じています。
甘茶の音楽工房も同じく、コンテンツIDへの登録はできないとしています。
自分のチャンネルの権利管理を強めたいYouTuberほど、この点を見落としがちです。
無料サイトの曲を自分の権利として登録するのは規約違反です。
映像編集者がクライアントの動画に使う場合も、納品先が登録しないように一言添えておくと安全です。
Content IDとは、YouTubeが動画の音声を登録済みの楽曲と自動で照合する仕組みのことです。人が聞いて判断するわけではないため、悪気がなくても一致すれば権利者へ通知が飛びます。
作曲者ごとに個別の利用条件が設定されていないか重要度:★★★☆☆
4つ目は、サイト全体の規約とは別に、作曲した人が独自の条件を決めている場合です。
DOVA-SYNDROMEの音源利用ライセンスには「当ライセンスに加え、作曲・制作者が別途利用条件を設けていることがあります。その場合は、作曲・制作者の利用条件が優先されます」と書かれています。
サイトの規約を読んだだけでは足りない、という意味になります。
気に入った曲の配布ページに、作曲・制作者からの但し書きが出ていないかを毎回見ます。
個別条件はサイト規約より優先されるので曲ごとに確認します。
配信の待機画面のように同じ曲を長時間流す使い方は、個別条件で制限されることがあります。
無料BGMサイトを開いたら見る順番
- トップページか規約ページで商用利用と収益化の可否を読む
- クレジット表記と使用報告が必要かを確認する
- Content IDや著作権管理団体への登録の禁止事項を読む
- 使いたい曲の配布ページで作曲・制作者の個別条件を見る
条件で迷いたくないなら
YouTubeで使えるBGM無料サイトおすすめ5選
ここからはYouTubeで使えるBGMの無料サイトを5つ紹介します。
選んだ基準は、商用利用と収益化が規約で認められていること、そしてジャンルの幅が動画制作に足りることの2点です。
まず一覧で全体像をつかんでから、それぞれの特徴を見ていきます。
YouTubeで使えるBGM無料サイト5選の比較
※2026年8月時点の各サイトの利用規約をもとにまとめています。規約は改定されることがあるため、使う前に最新の記載を確認してください。
DOVA-SYNDROME|フリーBGM19,137曲を雰囲気から探せる重要度:★★★★★
DOVA-SYNDROMEは、フリーBGM19,137曲とフリー効果音1,296音を無料でダウンロードできるサイトです。
用途を問わず無料で自由に利用できると規約に明記されており、著作権や提供元の表示も不要とされています。
動画の説明欄を短くしたいYouTuberには、表記が要らない点が効いてきます。
検索は「明るい」「楽しい」「温かい」といった雰囲気からの絞り込みに対応しています。
ポップやロックなどのジャンル別、ピアノやギターなど使用楽器別の一覧もそろっています。
動画の場面に合う1曲を探す時間が短くなるのは、毎日投稿しているSNS動画クリエイターには大きな差になります。
DOVA-SYNDROMEが向いている場面
- クレジット表記なしでBGMを使いたいとき
- 雰囲気や使用楽器から曲を探したいとき
- BGMと効果音を1か所でそろえたいとき
DOVA-SYNDROMEで注意する点
- 曲ごとに作曲・制作者の個別条件が設定されることがある
- 音源をContent IDや著作権管理団体に登録できない
- 音源だけを配布・販売する行為は形態を問わず禁止されている
DOVA-SYNDROMEは2026年9月15日にサービス名を「OpenTracks(オープントラックス)」へ変更し、サイトのURLも切り替わります。旧URLは新URLへ自動で転送され、名称とURLの表記以外に利用条件の変更はありません。すでに「DOVA-SYNDROME」でクレジット表記した動画も、書き換える必要はないと案内されています。
YouTubeオーディオライブラリ|申し立てが来ない公式の無料音楽重要度:★★★★★
YouTubeオーディオライブラリは、YouTube Studioの中から使える公式の無料音楽ライブラリです。
著作権使用料が無料の楽曲と効果音がそろっており、YouTubeパートナープログラムに参加していれば収益化した動画でも使えます。
ほかの無料サイトと決定的に違うのは、公式ヘルプに書かれている次の一文です。
YouTubeヘルプに書かれていること
オーディオライブラリからダウンロードした著作権上安全な音楽または効果音に対して、権利所持者からContent IDシステムによる申し立てを受けることはありません。
参考:YouTube ヘルプ
申し立てのリスクを一番下げられるのは公式ライブラリです。
ただしクリエイティブ・コモンズライセンスの曲は、動画の説明欄でアーティストのクレジット表記が必要になります。
標準ライセンスの曲は表記が不要なので、ダウンロードの前にどちらの曲かを確認します。
入手経路がYouTube Studioに限られるため、映像編集者が別の動画サービス向けの作品にも使いたい場合は、ほかのサイトと組み合わせる形になります。
YouTubeオーディオライブラリが向いている場面
- 収益化チャンネルで申し立てを避けたいとき
- BGMと効果音を管理画面だけで完結させたいとき
- 企業アカウントで権利の説明責任が重いとき
YouTubeオーディオライブラリで注意する点
- クリエイティブ・コモンズの曲はクレジット表記が必要
- YouTube Studioからしか音源を入手できない
- ジャンルの幅は専門サイトより狭くなりやすい
甘茶の音楽工房|ゲームや配信に合う人気の無料BGM重要度:★★★★☆
甘茶の音楽工房は、商用利用と個人利用を問わず使えるフリーBGMのサイトです。
やわらかいピアノ曲から、ゲーム実況や生配信の待機画面に合う人気の曲までジャンルが広く用意されています。
著作権表示は必須ではなく、都合の良い場所にリンクかクレジットを入れる形で構いません。
使用報告も必須ではないため、投稿本数の多いVTuberでも運用の手間が増えません。
一方でコンテンツIDへの登録はできず、JASRACなどの著作権管理団体への登録も禁止されています。
音楽だけを販売する行為や二次配布、直リンクでの使用も認められていません。
著作権の警告を受けた場合は異議申し立てができますが、却下されるケースもあったと案内されています。
甘茶の音楽工房が向いている場面
- ゲーム実況や配信の待機画面に合う曲が欲しいとき
- クレジット表記を任意で済ませたいとき
- やわらかい雰囲気のBGMをまとめて探したいとき
甘茶の音楽工房で注意する点
- コンテンツIDへの登録ができない
- 音源ファイルへの直リンクでの使用が禁止されている
- 著作権の警告に対する異議が通らない場合がある
MusMus|作曲者ひとりの世界観がそろうフリー音楽素材重要度:★★★★☆
MusMusは、作曲家の甲田雅人さんが公開しているフリーBGM・音楽素材のサイトです。
規約には「個人・法人、商用・非商用に関わらずご使用いただけます」と明記されています。
1人の作曲した作品が中心なので、チャンネル全体の音の世界観をそろえたいYouTuberに向いています。
条件はクレジット表記で、「BGM:MusMus」のような著作権表示をお願いする形になっています。
完全な表記は「フリーBGM・音楽素材MusMus musmus.main.jp」です。
表記が必要な曲を無表記で使うと収益化を止められる場合があります。
楽曲の二次配布、著作権管理団体への登録、AIの学習データとしての利用は禁止されています。
アレンジ作品を公開する場合は、事前の許可や報告は不要と案内されています。
MusMusが向いている場面
- チャンネルの音の世界観をそろえたいとき
- 説明欄に1行の表記を入れる運用ができるとき
- アレンジして使いたいとき
MusMusで注意する点
- クレジット表記が必須で省略できない
- AIの学習データとしての利用が禁止されている
- 著作権管理団体への登録ができない
効果音ラボ|動画に添える無料の効果音を探すサイト重要度:★★★☆☆
効果音ラボは、BGMではなく効果音を専門に配布しているサイトです。
個人・法人・公的機関を問わず無料で使え、商用利用も無料と規約に書かれています。
使用にあたっての報告、リンク、クレジット表記はいずれも不要です。
YouTubeでの利用については収益化しても可と明記されているため、判断に迷いません。
ゲーム実況のツッコミ音や、レビュー動画の場面転換に添える音がそろっています。
禁止されているのは再配布と、AI学習用のデータとしての利用です。
効果音を紹介するだけの動画も再配布にあたるため作れません。
効果音ラボが向いている場面
- ゲーム実況やレビュー動画に効果音を足したいとき
- 報告も表記もなしで使いたいとき
- 公的機関や企業の動画制作で使いたいとき
効果音ラボで注意する点
- BGMの取り扱いがなく効果音に特化している
- 効果音のみを流す動画は再配布として禁止されている
- アダルト作品や公序良俗に反する作品には使えない
曲数で困りたくないなら
無料サイトのBGMをYouTubeで使うときのクレジット表記
形は決まっておるのじゃ!説明欄に1行で足りるぞよ。
クレジット表記は、使った音源の出どころを視聴者に示す一文のことです。
無料サイトの表記の要否は「必須」「任意」「不要」の3段階に分かれます。
必須のサイトの曲を無表記で使うと規約違反になり、任意や不要のサイトでは書かなくても問題ありません。
まずは今回のサイト別に、実際の記載例を見ておきます。
無料BGMサイト別のクレジット表記の例
| サイト名 |
表記の要否 |
説明欄への記載例 |
| MusMus |
必須 |
BGM:MusMus |
| 甘茶の音楽工房 |
任意 |
BGM:甘茶の音楽工房 |
| YouTubeオーディオライブラリ |
曲により必要 |
クリエイティブ・コモンズの曲はアーティスト名を記載 |
| DOVA-SYNDROME |
不要 |
記載しなくても問題ありません |
| 効果音ラボ |
不要 |
記載しなくても問題ありません |
※2026年8月時点の各サイトの案内をもとにまとめています。
クレジット表記をYouTubeの説明欄に書く位置重要度:★★★★☆
表記の場所は、動画の説明欄が基本になります。
映像内に焼き込む必要はなく、テロップを入れる編集の作業は発生しません。
説明欄の上のほうは視聴者の導線として使いたいので、表記は本文の下のほうにまとめます。
複数の曲を使った動画では、サイト名ごとに行を分けて並べると読みやすくなります。
映像編集者がクライアントに納品する場合は、使った曲名とサイト名を納品書に添えておくと投稿の担当者が迷いません。
表記が不要でも使った曲は手元に控えておくと安心です。
クレジット表記が不要なサイトでも記録を残す理由重要度:★★★☆☆
表記が不要なサイトでも、規約は改定されることがあります。
改定後に条件が変わったとき、どの動画にどのサイトの曲を使ったかが分からないと、過去の作品を1本ずつ聞き直すことになります。
チャンネルに100本の動画があれば、その確認だけで丸一日が消えます。
曲名・サイト名・ダウンロードした日付を一覧で残しておくだけで、この作業がなくなります。
表計算のシート1枚で足りるので、企業の広報担当のように複数人で運用するチャンネルほど効果が出ます。
使った音源の記録は、動画を公開したあとではなく編集の途中で残します。公開後にまとめて書き出そうとすると、素材フォルダのファイル名から曲を特定する手間が増えます。
表記の手間をなくすなら
YouTubeのBGM無料サイトで著作権の申し立てが起きる原因
無料サイトのBGMを使った動画に、著作権の申し立てが入ることがあります。
原因の多くは音源そのものではなく、規約の読み落としと確認の抜けにあります。
起きやすい順に3つ見ていきます。
無料BGMと同じ楽曲を別の権利者が登録しているケース重要度:★★★★★
一番多いのが、配布サイトでは無料の楽曲が、別の権利者によってContent IDに登録されているケースです。
動画を公開した瞬間に自動照合が反応し、広告収入が権利者側に回ります。
人が聞いて判断するわけではないので、規約を守っていても検出されます。
異議を出せば解除できる申し立ても少なくありません。
ただし対応している間に、動画の再生が伸びる最初の数日は過ぎてしまいます。
専業のYouTuberや企業の広報担当にとっては、この時間の損失のほうが痛くなります。
YouTubeオーディオライブラリの曲であれば、Content IDによる申し立てを受けることはないと公式に案内されています。
利用規約の範囲を外れて音源を使用したケース重要度:★★★★☆
2つ目は、規約で禁止されている使い方をしてしまったケースです。
無料サイトが共通して禁止しているのは、音源だけを再配布する行為です。
効果音ラボは「効果音を紹介する動画」も再配布にあたるとしており、効果音のみを流す動画は作れません。
MusMusと効果音ラボは、AIの学習データとしての利用も禁止しています。
作曲・制作者が個別に条件を設けている曲では、サイト共通の規約より個別条件が優先されます。
規約の範囲を外れた使い方は無料でも権利侵害になります。
使う前に曲の配布ページを開き、但し書きの有無を見る習慣をつけておくと防げます。
配布が終了した楽曲を過去の動画で使い続けているケース重要度:★★★☆☆
3つ目は、配布そのものが終わった楽曲を過去の動画で使い続けているケースです。
無料の音源は、作曲した人の判断で公開が止まることがあります。
公開停止のあとに条件が変わると、過去に投稿した作品まで対象になる場合があります。
記録が残っていれば、対象の動画だけを差し替えれば済みます。
このリスクを避けたい場合は、契約している間にダウンロードした曲の扱いが規約で決まっている有料の音源サブスクが選択肢になります。
申し立てを避けたいなら
YouTubeのBGM無料サイトから音源をダウンロードする手順

DOVA-SYNDROMEの場合、画面上部のメニューに「ライセンス」の項目が並んでいます。
曲を探すより先にここを開けば、手順の1つ目と2つ目をまとめて済ませられます。
無料サイトからのダウンロード(DL)は、ボタンを押すだけで完了します。
それでも順番を守らないと、あとから使えない音源を編集に組み込むことになります。
公開してから差し替えるより、保存する前に確認するほうが手間はかかりません。
無料BGMをダウンロードして動画に入れるまで
- 使いたい曲の配布ページで作曲・制作者の個別条件を読む
- 利用規約のページで商用利用と収益化の可否を確認する
- ダウンロードボタンから音源ファイルを保存する
- 曲名・サイト名・確認した日付を手元の一覧に控える
- 編集ソフトに取り込み、必要なら説明欄にクレジット表記を書く
規約を読んでから音源を保存する順番を崩さないことが大切です。
ダウンロードした音源ファイルの形式と扱い重要度:★★★☆☆
無料サイトの多くは、mp3形式で音源を配布しています。
サイトによっては、より音質の高いwav形式も選べます。
動画に載せるだけならmp3で十分ですが、音を細かく編集する映像制作ではwavのほうが扱いやすくなります。
ファイル名は配布時の英数字のままにせず、曲名とサイト名を入れた形に変えておきます。
半年後に同じ曲を探すとき、素材フォルダの中で迷わずに見つけられます。
まとめてダウンロードするときに気をつけること重要度:★★★☆☆
気に入ったサイトが見つかると、曲をまとめて保存したくなります。
自動で連続取得するような方法は、サーバーに負荷をかけるため多くのサイトで禁止されています。
甘茶の音楽工房のように、音源ファイルへの直リンクでの使用を禁じているサイトもあります。
必要な曲を1つずつ手元に保存し、自分のパソコンから編集ソフトへ取り込む形が正しい流れです。
保存した音源を共有フォルダに置いてチームで使い回す運用も、二次配布とみなされる可能性があります。
企業の制作チームでは、誰がどのサイトから取得したかを記録に残す形にしておくと安全です。
効果音までそろえるなら
YouTubeのBGMを無料サイトと有料サービスで使い分ける基準
無料サイトと有料の音源サブスクは、どちらかを選ぶものではありません。
動画の本数と、その動画で何を守りたいかで使い分けます。
趣味の投稿や、月に数本のペースで作る動画なら無料サイトで足ります。
一方で収益化しているチャンネルや、納期のある映像制作では有料サービスの安心感が効いてきます。
投稿本数が増えるほど有料サブスクのほうが時間を節約できます。
無料サイトのBGMで足りる場面重要度:★★★★☆
無料サイトが向くのは、曲を探す時間そのものを楽しめる場面です。
DOVA-SYNDROMEのように雰囲気や楽器から絞り込めるサイトなら、1曲を選ぶ作業自体が制作の一部になります。
効果音ラボと組み合わせれば、BGMと効果音の両方を無料でそろえられます。
ゲーム実況や趣味の配信のように、収益より続けやすさを優先する使い方とも相性が良いといえます。
規約を読む時間を確保できることも条件のひとつです。
有料の音源サブスクに切り替える目安重要度:★★★★☆
切り替えの目安は、動画の投稿が週に複数本になったときです。
1本あたり10分の曲探しでも、週5本なら月に3時間以上が消えます。
有料サービスは楽曲数が数万から数十万あり、ほかのチャンネルと曲が被る確率も下がります。
納品先に権利の説明が必要な映像編集者や、社内の承認が要る企業の広報担当にとっては、契約の形が整っているサービスのほうが話が早くなります。
有料の音源サブスク7社の比較
※2026年6月時点の各社の公開情報をもとにまとめています。海外サービスは1ドル150円で換算した概算です。楽曲数が非公表の社は確認できた概数を記載しています。
Soundstripeの最安プランは商用利用に対応していません。
収益化したチャンネルで使う場合は、上位のプランを選ぶ必要があります。
迷ったときの組み合わせ
効果音は効果音ラボで無料のまま使い、BGMだけを有料サブスクに切り替える形が現実的です。動画の印象を決めるのはBGMなので、費用をかける価値が出やすいのもBGM側になります。
料金から選び直すなら
YouTubeのBGM無料サイトのよくある質問
無料のBGMサイトはYouTubeの収益化動画でも使えますか?
商用利用が認められているサイトなら使えます。DOVA-SYNDROMEは用途・営利・非営利を問わず利用できるとしており、効果音ラボはYouTubeでの利用について収益化しても可と明記しています。非営利限定と書かれたサイトの音源は、収益化チャンネルでは使えません。
クレジット表記は動画内と説明欄のどちらに書きますか?
説明欄が基本です。映像に焼き込む必要はありません。MusMusのように表記が必須のサイトでは「BGM:MusMus」のような1行を説明欄に入れます。複数のサイトの曲を使った場合は、サイトごとに行を分けて並べると読みやすくなります。
無料でダウンロードしたBGMを他の動画サービスにも使えますか?
サイトの規約によります。DOVA-SYNDROMEや効果音ラボは用途を問わず使えるため、YouTube以外の動画でも利用が可能です。一方でYouTubeオーディオライブラリは入手経路がYouTube Studioに限られるため、ほかの用途で使う予定があるなら別のサイトと組み合わせます。
無料サイトのBGMで著作権の申し立てが来たらどうすればいいですか?
まず使った曲の配布ページと利用規約を確認し、規約の範囲内で使えていたかを見ます。範囲内であればYouTubeの管理画面から異議を申し立てられます。甘茶の音楽工房のように、異議が却下されたケースがあると案内しているサイトもあるため、収益化が重要なチャンネルでは公式ライブラリや有料サービスの併用が安全です。
フリーBGMをゲーム実況の配信でそのまま流しても大丈夫ですか?
商用利用が認められているサイトなら流せます。ただし待機画面で同じ曲を長時間繰り返すような使い方は、作曲・制作者の個別条件で制限されることがあります。DOVA-SYNDROMEは個別条件がサイト規約より優先されるため、使う曲の配布ページを毎回確認してください。
無料サイトの音源をまとめてダウンロードして保存してもいいですか?
自動で連続取得する方法は、多くのサイトで禁止されています。必要な曲を1つずつ保存する形が正しい流れです。保存した音源を共有フォルダでチームに配る運用も、二次配布とみなされる可能性があるため避けてください。
無料サイトと有料サブスクはどちらから始めるべきですか?
まずは無料サイトで始めて構いません。投稿が週に複数本になり、曲探しに時間を取られ始めたタイミングが切り替えの目安です。効果音は無料のまま、BGMだけを有料サービスに切り替える組み合わせも現実的な選び方になります。
YouTubeで使えるBGM無料サイトのまとめ
YouTubeで使えるBGMの無料サイトは、掲載している曲数ではなく「無料で使わせてもらう代わりに何を求められるか」で選び分けます。
確認する条件は、商用利用と収益化の可否、クレジット表記と使用報告の要否、Content IDへの登録の可否、作曲・制作者の個別条件の4つです。
今回紹介した5つのサイトは、いずれも商用利用が認められています。
表記なしで手早く使いたいならDOVA-SYNDROME、申し立てのリスクを最も下げたいならYouTubeオーディオライブラリが向いています。
ゲーム実況や配信の待機画面には甘茶の音楽工房、音の世界観をそろえたいならMusMus、効果音だけなら効果音ラボという分け方になります。
著作権の申し立てが起きる原因は、別の権利者による登録、規約の範囲外の使用、配布終了後の使い続けの3つです。
どれも、使った曲名とサイト名を記録に残しておけば被害を最小限にできます。
そのうえで投稿が週に複数本まで増えたら、曲探しの時間と権利の説明の手間を減らせる有料の音源サブスクを検討する段階です。
効果音は無料のまま、BGMだけを切り替える組み合わせから始めると無理がありません。
BGMを本気で選び直すなら