Motion ArrayとSoundstripeを比較!違いは素材の守備範囲
Motion Arrayは、映像テンプレートを主役にした素材サイトです。Premiere ProやAfter Effects用のテンプレート、ストック動画、プラグイン、BGM、効果音、AIナレーションまでを1つの契約にまとめて載せています。動画編集の作業をまるごと軽くする方向に振り切ったサービスだと考えると分かりやすいです。
Soundstripeは、音楽を主役にした音源サブスクです。楽曲は58,000曲以上、効果音は90,000音以上あり、Motion Arrayの在庫を大きく上回ります。ストック動画も扱っていますが、あくまで音源が本体で、映像はおまけの位置づけです。
つまり、同じ「動画制作に使う定額サービス」でも、契約して手に入るものが重なっていません。ここを取り違えたまま料金だけで比べると、YouTuberも企業の広報担当も必ず選び方を間違えます。
Motion Arrayは映像テンプレートが主役重要度:★★★★★
Motion Arrayの中心にあるのは、オープニング、テロップ、トランジション、ロゴアニメーションといった映像テンプレートです。編集ソフトに読み込んですぐ差し替えられる形で配布されており、自分でモーションを組む時間を丸ごと節約できます。
映像編集者や、毎週の投稿に追われるYouTuberにとっては、この時短がそのまま本数に直結します。音源はその制作環境に付いてくる形なので、BGMと効果音の在庫は音源専業のサービスに比べると控えめです。
Motion Arrayが強い場面
- Premiere ProやAfter Effectsでテロップやトランジションを多用する
- 映像素材と音源の契約先を1つにまとめたい
- AIナレーションを試したい配信者や企業の広報担当
- 契約前に素材の質を無料で確かめたい
Motion Arrayが弱い場面
- BGMのバリエーションを毎月大量に使う
- 効果音を細かく差し込むゲーム実況やSNS動画
- 音源だけが目的で映像素材は使う予定がない
Soundstripeは音源の在庫が主役重要度:★★★★★
Soundstripeは楽曲と効果音の数で押すサービスです。曲の方向性も、落ち着いたVlog向けから、テンポの速いゲーム実況向けまで幅があります。効果音が90,000音以上あるため、演出音を1本の動画に何十個も差し込むタイプの編集でも在庫が尽きません。
一方で、映像テンプレートは扱っていません。テロップやトランジションは自分で作るか、別のサービスを契約する必要があります。音を探す時間は短くなりますが、映像の作り込みにかかる時間はそのまま残ります。
同じ月額でも手に入る素材が違う重要度:★★★★☆
2社の月額は約750円しか変わりません。それでも、Motion Arrayの契約には映像テンプレートとストック動画が付き、Soundstripeの契約には約2.5倍の楽曲と約7倍の効果音が付きます。金額の差ではなく、この中身の差で選ぶのが正解です。
Motion ArrayとSoundstripeで手に入る素材
| 素材の種類 |
Motion Array |
Soundstripe |
| BGM(楽曲) |
約23,000曲 |
58,000曲以上 |
| 効果音 |
約13,000音 |
90,000音以上 |
| 映像テンプレート |
あり(Premiere Pro/After Effects) |
なし |
| ストック動画 |
あり |
あり |
| AIナレーション |
あり(AI Voiceover) |
なし |
※2026年8月時点。楽曲数と効果音数は公式が正式に公表していない概算値です。
動画も音もまとめるなら
Motion ArrayとSoundstripeの料金プランを比較
料金表の一番安い金額だけを並べると、2社の関係を読み違えます。どちらにも「音源が使えないプラン」や「商用に使えないプラン」が混ざっているためです。仕事で使える最低ラインまで上げてから比べます。
Motion ArrayとSoundstripeの主なプラン(年払い時の月額)
| 位置づけ |
Motion Array |
Soundstripe |
| 入門プラン |
AI Voice 約1,649円 |
Personal 約1,499円 |
| 音源が使えるプラン |
Everything 約3,749円 |
Pro 約2,999円 |
| 上位プラン |
Business 見積もり |
Pro Plus 約5,999円 |
| 毎月払いの主力プラン |
Everything 約3,749円 |
Pro 約5,999円 |
※2026年8月時点。1ドル=150円で計算した概算です。Motion ArrayのVideo Templatesプラン(約2,399円)は映像テンプレート専用で音源は含まれません。
音源を使うために必要なプランが違う重要度:★★★★★
Motion Arrayには、映像テンプレート専用のVideo Templatesプランと、AIナレーション専用のAI Voiceプランがあります。安く見える金額はこの2つのもので、音源を使うにはEverythingプランが必要です。月あたり約3,749円で、全ての素材が対象になります。
SoundstripeのPersonalは約1,499円と手ごろですが、Personalは商用利用の対象外です。使えるのはYouTubeの1チャンネルに限られ、企業案件やクライアントワークには乗せられません。仕事で使うなら約2,999円のProまで上げます。
音源だけを目的にすると、SoundstripeがMotion Arrayより月750円ほど安くなります。年間では約9,000円の差です。BGMと効果音しか使わないゲーム実況者やポッドキャスト運営者は、この時点でSoundstripeが有利です。
映像素材まで含めると金額が逆転する重要度:★★★★★
テロップやトランジションのテンプレートも必要な場合は、話が変わります。Soundstripeで音をそろえて約2,999円、そこへ映像テンプレートを配るサービスをもう1つ契約すると、合計は月5,000円前後に伸びます。
Motion ArrayのEverythingは、その両方を約3,749円に収めています。1本の動画を映像から音までまとめて仕上げる映像編集者にとっては、映像もまとめるならMotion Arrayが有利です。素材サイトの管理画面を行き来する手間も1つ減ります。
毎月払いに切り替えたときの差重要度:★★★☆☆
Soundstripeは年払いを前提にした金額を前面に出しており、毎月払いにすると料金は約2倍に上がります。Proは約2,999円から約5,999円になり、Personalも約1,499円から約2,999円です。
Motion ArrayのEverythingは毎月払いでも金額が変わりません。変動するのはVideo Templatesプランで、年払いの約2,399円に対し月々では約3,599円です。案件の繁忙期だけ1〜2か月契約したい映像編集者には、Motion Arrayのほうが読みやすい料金表になっています。
音源だけで選ぶなら
Motion ArrayとSoundstripeの音源数と映像素材を比較
素材の数は、探す時間と動画の仕上がりに直結します。同じ雰囲気の曲しか見つからないと、投稿を重ねるほど動画が単調になっていくためです。BGMと効果音、映像テンプレートの3つに分けて確認します。
BGMと効果音の数はSoundstripeが上重要度:★★★★★
楽曲はSoundstripeが58,000曲以上、Motion Arrayが約23,000曲です。効果音はSoundstripeが90,000音以上、Motion Arrayが約13,000音で、効果音の数は約7倍の開きがあります。
差が効いてくるのは、演出音を細かく積むジャンルです。ゲーム実況者やSNS動画クリエイターは、1本の動画に効果音を数十個入れることも珍しくありません。在庫が薄いと同じ音を使い回すことになり、視聴者に既視感を与えます。
Motion Arrayの音源は楽曲数がSoundstripeの半分以下です。BGMを1本に1〜2曲しか使わないVlogや企業の紹介動画なら足りますが、毎日投稿で曲を変え続けたい配信者には物足りません。
映像テンプレートはMotion Arrayの独壇場重要度:★★★★★
Motion Arrayは、テンプレートを編集ソフトに直接読み込む形で配布しています。Premiere Pro用のテンプレートが同じ契約で使えます。After Effects用のプロジェクトファイルやプラグインもそろい、ダウンロードしてから差し替えるだけで完成します。
Soundstripeにも動画素材はありますが、こちらは風景や人物といったストック動画です。テロップの動きやロゴアニメーションを自分で組む必要がある点は変わりません。映像の作り込みを外注していない個人のYouTuberほど、この差は大きく響きます。
AIナレーションが使えるのはMotion Array重要度:★★★☆☆
Motion ArrayにはAI Voiceoverという読み上げ機能があり、原稿を入れると音声を作れます。顔出しをしないタイプの解説動画や、社内向けのマニュアル動画を作る企業の広報担当には便利な機能です。
Soundstripeにこの機能はありません。ナレーションが必要なら自分で録るか、別のサービスを使います。音楽の質と数で選ぶサービスなので、制作の周辺機能は割り切られています。
BGMと効果音を増やすなら
Motion ArrayとSoundstripeの商用利用とライセンスを比較
音源サブスクで一番こわいのは、動画を公開したあとに権利の問題が出ることです。商用利用の範囲と、解約したあとの扱いを先に確認しておきます。
ロイヤリティフリーとは、使うたびに追加のお金を払わなくてよい形のことです。無料という意味ではなく、契約している間は何度使っても料金が増えない、という仕組みを指します。
商用利用の線引きはSoundstripeが細かい重要度:★★★★★
Motion Arrayは有料プランであれば商用利用が認められ、プランごとに用途を切り分けていません。企業案件でも自分のチャンネルでも同じ条件で使えるため、契約前に条件表を読み込む負担が軽い作りです。
Soundstripeはプランで線を引いています。Personalは商用の対象外で、Proまで上げるとYouTubeの5チャンネルまで収益化に対応します。複数のチャンネルを運用しているYouTuberには有利ですが、安いプランのつもりで契約すると使えない場面が出ます。
解約したあとに公開済みの動画がどうなるか重要度:★★★★★
Motion Arrayの有料プランは、契約している期間中に公開したという実績を根拠にライセンスを認めます。そのため契約中に公開した動画は解約後もそのまま残せます。過去の投稿を消す必要はありません。
ただし解約後に新しい制作へ使い始めることはできません。手元にダウンロード済みの素材が残っていても、次の案件に使うのは契約の対象外です。ここを勘違いしたまま素材をため込む映像編集者は少なくありません。
Soundstripeも契約中に公開した作品は継続して使えます。解約後の新規利用が対象外になる点は同じで、2社の考え方に大きな差はありません。
Editorial use onlyの表示に注意する重要度:★★★★☆
Motion Arrayの映像や画像素材には、Editorial use onlyというラベルが付くものがあります。有名なブランドのロゴや建物、人物が写っていて、営利目的の許可が取れていない素材です。
Editorial use onlyの素材は、広告や商品紹介、有料メディアでは使えません。BGMや効果音には基本的に付きませんが、映像素材を使う場合は表示を確認してください。
広告の動画にこのラベルの素材を使うと契約違反になります。企業の広報担当が制作会社に素材を渡す場合は、ラベルの有無をチェックリストに入れておくと安全です。
解約後も使い続けるなら
Motion ArrayとSoundstripeを無料で試せる範囲と契約前の注意点
素材サイトは、実際に触るまで自分の動画に合うか分かりません。契約前にどこまで確認できるかは、初めて契約する配信者ほど重要な判断材料になります。
Motion Arrayは無料アカウントで素材を使える重要度:★★★★★
Motion Arrayはクレジットカードなしで無料アカウントを作れます。無料のラベルが付いた動画テンプレート、BGM、効果音、ストック動画をダウンロードでき、AIナレーションも400クレジット相当まで試せます。
見逃せないのは、Motion Arrayは無料アカウントのまま商用利用できます。クレジット表記も不要で、素材の質を自分の動画に載せて確かめられます。ダウンロードは1日150本までという上限がありますが、試す目的なら十分です。
Soundstripeは先に曲を聴いて判断する重要度:★★★★☆
Soundstripeには無料トライアルがありません。契約しないとダウンロードできないため、公式サイトで曲を試聴して判断することになります。ジャンルやテンポで絞り込めるので、自分の動画に合う雰囲気があるかどうかは事前に分かります。
Vlog中心の配信者と、ゲーム実況中心の配信者では必要な曲調が違います。試聴の段階で、自分がよく作るジャンルのタグを3つほど開いて在庫の厚みを見ておくと、契約してからの後悔が減ります。
契約前に確認しておく4点
- 使いたいのは音源だけか、映像テンプレートも含むか
- 商用で使う予定があるか(SoundstripeはProから)
- 収益化するチャンネルが何本あるか
- 年払いと毎月払いのどちらで契約するか
為替と支払い方法の違い重要度:★★★☆☆
2社ともドル建てで請求されます。ドル建て決済なので為替で請求額が動きます。1ドル=150円で計算した金額は目安で、円安が進めば請求額も上がります。経費として処理する企業の広報担当は、この変動を見込んでおくと精算がスムーズです。
支払い方法はMotion Arrayがクレジットカードとペイパル、Soundstripeがクレジットカード、ペイパル、Apple Pay、Google Payに対応しています。日本語のサポートはどちらも限定的で、問い合わせは英語が基本です。
まず無料で試すなら
Motion ArrayとSoundstripeはどっちがおすすめ?タイプ別に結論
ここまでの比較を、制作スタイル別に整理します。どちらが優れているかではなく、自分がどこに時間とお金をかけているかで選びます。
Motion Arrayが向いている人重要度:★★★★★
テロップやトランジションを毎回作り込む映像編集者、企業の紹介動画やマニュアル動画を社内で制作する広報担当には、Motion Arrayが合います。映像テンプレートとAIナレーションが同じ契約に入るため、外注していた工程を自分の手元に戻せます。
BGMは1本の動画に1〜2曲という使い方なら、約23,000曲でも困りません。契約前に無料アカウントでテンプレートの質を確かめられる点も、初めて素材サイトを契約する人には安心材料です。
Soundstripeが向いている人重要度:★★★★★
効果音を細かく差し込むゲーム実況者、毎日投稿で曲を変えたいYouTuberやVTuberには、Soundstripeが合います。90,000音以上の効果音は、演出のテンポを落とさずに探せる在庫量です。
収益化するチャンネルを複数運用している場合も、Proの約2,999円で5チャンネルまでカバーできます。映像は自分で作る、音だけを買い足したい、という割り切りができる人ほど費用対効果が高くなります。
迷ったときの決め方重要度:★★★★☆
1分で決まる判断の順番
- 直近3本の動画で映像テンプレートを使ったかを思い出す
- 使っていたならMotion Array、使っていないならSoundstripe
- 判断がつかないならMotion Arrayの無料アカウントで素材を試す
年間で見ると、Motion ArrayのEverythingは約45,000円、SoundstripeのProは約36,000円です。年払いは途中で解約しても返金されにくい仕組みです。1年使い切る前提で選べるほうを契約してください。
どうしても両方の素材が必要な制作会社であれば併用も選択肢ですが、合計で月7,000円前後になります。まず片方を半年使い、足りない部分がはっきりしてから追加するほうが無駄がありません。
映像テンプレも込みなら
音源の数で選ぶなら
Motion ArrayとSoundstripeの比較でよくある質問
Motion ArrayのVideo Templatesプランで音源は使えますか?
使えません。Video Templatesプランは映像テンプレート専用で、BGMや効果音を含む全ての素材を使うにはEverythingプランが必要です。約2,399円と約3,749円の差はここにあります。音源も目的に入っているなら、最初からEverythingを選んでください。
SoundstripeのPersonalプランを仕事の動画に使うとどうなりますか?
Personalは商用利用の対象外なので、企業案件やクライアントワークには使えません。対象はYouTubeの1チャンネルに限られます。案件で使うつもりなら約2,999円のProプランまで上げる必要があります。契約後にプランを上げることもできますが、公開済みの動画の扱いが心配な場合は最初からProを選ぶほうが確実です。
解約したあと、公開済みの動画は削除しなければいけませんか?
削除する必要はありません。Motion Array、Soundstripeともに、契約している期間中に公開した作品はそのまま残せます。ただし解約後に同じ素材を新しい制作へ使い始めることはできません。手元にダウンロードした素材が残っていても、次の案件で使うのは契約の対象外です。
Motion ArrayとSoundstripeを併用する意味はありますか?
映像テンプレートと大量の効果音の両方を毎月使う制作会社であれば意味があります。合計で月7,000円前後になるため、個人の配信者には割高です。まず片方を半年使い、どちらの素材が足りないかがはっきりしてから追加を検討するほうが無駄がありません。
支払い方法は何が使えますか?
Motion Arrayはクレジットカードとペイパルに対応しています。Soundstripeはクレジットカード、ペイパル、Apple Pay、Google Payが使えます。どちらもドル建ての請求になるため、カード会社の為替レートと手数料が上乗せされます。
日本語のサポートはありますか?
どちらも日本語対応は限定的です。サイトの表示や問い合わせは英語が基本になります。翻訳機能を使えば操作で困る場面は少ないですが、契約条件を細かく確認したい企業の担当者は、日本語で運営されている国内サービスも候補に入れておくと安心です。
無料で素材を確認できるのはどちらですか?
Motion Arrayです。クレジットカードなしで無料アカウントを作れば、無料ラベルの動画テンプレートやBGM、効果音をダウンロードでき、商用利用もできます。Soundstripeには無料トライアルがないため、公式サイトでの試聴で判断することになります。
Motion ArrayとSoundstripeの比較まとめ
Motion ArrayとSoundstripeは、月額が約750円しか違わないのに、契約して手に入る素材がほとんど重なっていない2社です。
映像テンプレートやAIナレーションまで1つの契約にまとめたい映像編集者や企業の広報担当には、Everythingプラン約3,749円のMotion Arrayが向いています。テロップやトランジションを自分で組む時間が丸ごと浮くため、投稿の本数を増やしたいYouTuberにも効果があります。契約前に無料アカウントで素材を試せるので、初めての契約でも失敗しにくい作りです。
BGMと効果音の在庫を最優先するなら、Proプラン約2,999円のSoundstripeです。楽曲58,000曲以上と効果音90,000音以上は、演出音を細かく積むゲーム実況者やSNS動画クリエイターの編集を確実に速くします。収益化するチャンネルを複数持っている場合も、Proの5チャンネルまでという条件でまとめられます。
判断に迷ったら、直近3本の動画で映像テンプレートを使ったかどうかを思い出してください。使っていたならMotion Array、音だけで完結していたならSoundstripeです。素材を探していた時間が編集に回れば、動画の完成度も投稿のペースも自然に上がっていきます。
Motion ArrayとSoundstripeの比較表
※2026年8月時点の情報です。円換算は1ドル=150円で計算した概算で、為替により前後します。どちらも年払いを選んだ場合の月あたり金額です。