Audiostockの法人プランは3種類?企業で契約できるプラン一覧
エンタープライズが本命じゃ!まず3つを見比べるぞよ。
Audiostockは株式会社オーディオストックが運営する日本発の音源サービスです。
定額制のプランは動画配信者プラン・スタンダードプラン・エンタープライズプランの3種類で、このうち「法人プラン」という名前のプランは存在しません。
企業として契約する場合、選択肢は実質的に2つに絞られます。
法人で使えるのは実質2プランです。
複数人で使うならエンタープライズプラン、担当者が1人だけならスタンダードプランという分け方になります。
一方で動画配信者プランは法人では使えません。
このプランは契約者本人のYouTubeやSNS配信に用途が限られており、本人以外の利用が認められていないためです。
企業アカウントの動画を複数の担当者が触る運用や、映像編集者に外注する運用では条件から外れてしまいます。
法人プランとは:一般には「企業名義で契約し、複数の従業員が業務で使えるライセンス」を指します。Audiostockではこの役割をエンタープライズプランが担っており、商品名としての「法人プラン」は用意されていません。
3つのプランの違いを、企業が気にする順番で並べたのが次の表です。
月額よりも先に「何人で使えるか」を見ると、自社が選ぶべきプランがすぐ決まります。
Audiostock 3プランの料金と法人での使い分け
※2026年8月時点・税込。スタンダードと動画配信者の表示額は年間一括払いの場合の月あたり金額です。最新の金額は公式サイトで確認してください。
企業の広報担当が1人で社内動画を作っている段階ならスタンダードプランで足ります。
映像制作会社やマーケ部門のように、ディレクター・編集者・SNS運用担当が同じ素材を触る体制になった時点で、エンタープライズプランの検討に入るのが自然な流れです。
企業向けプランを見るなら
Audiostockの法人プラン別の料金と使える人数

法人契約の料金を読み解く鍵は「人数の刻み方」です。
公式のプランページでも、動画配信者プランのカードには「本人以外の利用不可」、エンタープライズプランのカードには「企業やチームで利用したい方向け」と明記されています。映像制作会社のディレクターが最初に見るべきなのは、価格の数字より先にこの一言です。
Audiostockのライセンスは人単位で数える設計になっており、契約人数が増えるほど月額が上がります。
逆に言えば、人数が一定の範囲に収まっている限り月額は動きません。
エンタープライズプラン:15人まで定額で使える企業・代理店向けおすすめ度:★★★★★
エンタープライズプランは月24,200円(税込)からの企業・代理店向けプランです。
15人までは月24,200円の定額です。
16人以上になると人数に応じて料金が変わるため、金額は問い合わせて見積もりを出してもらう形になります。
このプランだけの利点がダウンロード上限です。
他の2プランが1日100点までに制限されるのに対し、エンタープライズプランはダウンロード無制限で使えます。
シリーズ動画をまとめて仕込む映像制作会社や、社内の複数チームが同じ日に素材をそろえるケースでは、この差がそのまま作業スピードに効きます。
扱える素材は100万点以上で、BGMだけでなく効果音・歌・ボイスまで含まれます。
企業VPのナレーション差し替え、展示会用のループBGM、SNS運用チームのショート動画用効果音といった用途を1契約でまかなえます。
スタンダードプラン:担当者1人なら月2,365円からおすすめ度:★★★★☆
スタンダードプランは年間一括払いで月あたり2,365円(税込)、月々分割なら2,970円(税込)のプランです。
商用利用にフル対応しており、企業VP・広告・CM・ゲームなどの案件にも使えます。
30日間の無料トライアルが付くのもこのプランだけです。
ただし人数の条件が厳しく、使えるのは1人だけです。
複数人で1契約を共有するのは規約違反です。
広報担当が1人で回している間は問題ありませんが、外注の映像編集者にアカウントを渡して作業させる運用は条件から外れます。
人数が増えたらエンタープライズプランに切り替えるか、人数分を個別に契約する形になります。
年間一括払いと月々分割の差額も押さえておきたいところです。
年間一括なら2,365円×12か月で年28,380円、月々分割なら2,970円×12か月で年35,640円になります。
差額は年7,260円で、割合にすると約20パーセント分安くなる計算です。
年間一括と月々分割の使い分け
年度単位で予算を確保できる企業は年間一括が有利です。逆に、案件が続くか読めない段階の広報担当や、期中に予算を組み替える可能性がある部署は、割高でも月々分割から入って様子を見る判断もあります。
動画配信者プラン:法人では使えない本人専用プランおすすめ度:★★☆☆☆
動画配信者プランは月858円(税込・年間一括)と最も安いプランですが、法人利用には向きません。
契約者本人のYouTube・SNS配信に用途が限られ、本人以外の利用が認められていないためです。
扱える素材数も60万点以上と、他の2プランの100万点以上より少なくなります。
支払い方法もクレジットカードのみで、請求書払いに対応していません。
経理処理を請求書で統一している企業では、この時点で選択肢から外れます。
個人のYouTuberやVTuberが自分のチャンネル用に契約するプランと考えるのが実態に合っています。
30日間の無料お試しなら
Audiostockの法人プランの支払い方法と見積もりの流れ
法人契約で最初につまずきやすいのが支払い方法です。
経理部門から「カード決済は不可」と言われている企業も多く、ここが通らないと稟議が進みません。
請求書払いはスタンダード以上で使えます。
スタンダードプランとエンタープライズプランは請求書払いとクレジットカードの両方に対応しており、動画配信者プランのみクレジットカード専用です。
円建ての請求書が発行されるため、為替レートの変動を経費計算に持ち込まずに済むのも国内サービスならではの利点です。
見積もりから契約開始までの流れ
16人以上で使う場合や、社内稟議のために正式な金額を書面で欲しい場合は、見積もりを依頼します。
流れは次のとおりです。
法人契約の進め方
- 利用する人数と用途(社内向け動画・広告・受託納品など)を社内で確定する
- 公式サイトの法人向け問い合わせ窓口から、人数と希望開始時期を伝えて見積もりを依頼する
- 提示された金額と契約条件で社内稟議を通す
- 請求書払いかクレジットカードかを選び、契約手続きに進む
- アカウントを発行し、使う担当者へ利用範囲を共有する
15人以内で条件がはっきりしている場合は、公開されている月24,200円(税込)からの金額をそのまま稟議資料に使えます。
見積もりが必要になるのは主に16人以上のケースだと考えておくと、社内調整の見通しが立てやすくなります。
契約期間・途中解約・解約後のライセンス
Audiostockの定額制は年間契約が基本で、自動更新されます。
更新を止めたい場合は、更新日より前に解約の手続きを取る必要があります。
注意したいのが途中でやめたときの扱いです。
途中解約しても残りの期間は返金されません。
契約満了までは通常どおり使えるため、年度途中で部署が再編された場合も、期末までは既存のアカウントで作業を続けるのが現実的です。
さらに法人が最も気にするのが、解約後に納品済みの動画がどうなるかという点です。
Audiostockは契約中に実際に使った音源であれば、解約後もそのまま使い続けられます。
公開済みの企業VPやCMを、解約を理由に差し替える必要はありません。
ただし条件があります。
使っていない音源は解約後に使えなくなります。
「いつか使うかもしれない」とまとめてダウンロードしただけの素材は対象外になるため、社内サーバーにストックした未使用の音源を解約後の新規案件で使い回すことはできません。
解約前には、ダウンロード済みで未使用の素材を洗い出しておくと安全です。契約期間内に公開する案件へ組み込んでおけば、解約後もその作品を維持できます。
単品購入と定額制の使い分け
Audiostockには定額制のほかに1点ずつ買い切る単品購入もあります。
価格はBGM・音楽が1,210円から、効果音とボイスが660円、歌ものが3,630円からです。
買い切りなので、一度購入すれば契約に縛られず何年でも使えます。
法人の場合、単品と定額の分かれ目は「本数」ではなく「人数と頻度」で考えると判断を誤りません。
年に1本だけ採用動画を作る企業なら、必要な曲だけを単品で買うほうが安く済みます。
一方、複数の担当者が毎月コンテンツを出す体制なら、1人あたりの費用で見た定額制のほうが早く元が取れます。
※単品購入の価格は2026年8月時点・税込です。BGMと歌ものは楽曲により価格が異なります。
請求書払いで契約するなら
Audiostockの法人プランで受託制作や代理店の納品はできる?
映像制作会社や広告代理店が最も気にするのが、クライアントへ納品する動画に使ってよいかという点です。
Audiostockはこの点がはっきりしており、スタンダードプラン以上であれば受託制作や納品にも対応します。
受託した動画への利用も認められています。
エンタープライズプランはそもそも企業・代理店向けの位置づけです。
制作会社のディレクター・編集者・アシスタントが同じライブラリを共有し、複数のクライアント案件を並行して進める使い方が想定されています。
法人契約でそろう条件
- 複数人が同じ素材ライブラリを使える(エンタープライズ)
- 受託した案件の納品物に使える(スタンダード以上)
- 請求書払いと円建てで経理処理が済む
- 規約もサポートも日本語で、法務確認に翻訳が要らない
- ダウンロード無制限で締切前の一括作業に耐える(エンタープライズ)
契約前に確認したい注意点
- 動画配信者プランは本人専用で、業務利用には使えない
- スタンダードプランを複数人で共有すると条件から外れる
- 音楽そのものを主役にした配信には使えない
- 途中解約しても残期間の返金はない
- 未使用のままダウンロードした素材は解約後に使えない
音楽メインのチャンネルには使えない
用途の制限で見落とされやすいのがここです。
音楽をメインにしたチャンネルには使えません。
楽曲のプロモーションビデオや、作業用BGMを流し続けるBGMチャンネルのような、音楽そのものが主役になる動画は対象外と公式に明記されています。
企業の広報担当が作る商品紹介動画や採用動画、SNS運用担当が作るショート動画は、映像が主役なので問題ありません。
自社レーベルのMV配信や、音楽を売りにしたチャンネル運営を計画している場合だけ、事前に用途を確認しておくと安全です。
YouTube収益化とContent IDへの備え
企業チャンネルで収益化している場合、著作権の申し立てが入ると広告収益が止まります。
Audiostockは権利保護の観点から多くの作品をYouTubeのContent IDに登録しており、登録済みの作品は作品ページで「YouTube安心利用曲」として表示されます。
ただし全曲が対象ではありません。
BGMや歌ものではまれに申し立てが発生する可能性がある一方、効果音とボイスでは基本的に発生しないとされています。
企業チャンネルで確実性を優先するなら、安心利用曲の表示がある楽曲から選び、購入履歴を社内で保管しておく運用が現実的です。
Content IDとは:YouTubeが動画の音声と登録済み楽曲を自動照合する仕組みです。一致すると権利者に通知が届き、動画に申し立てが付くことがあります。
担当者の退職・異動があったとき
ライセンスが人単位で数えられるため、担当者が入れ替わったときの考え方もシンプルです。
エンタープライズプランは契約人数の枠内で使う人を管理する形になるので、退職者の枠を後任者に振り替えれば人数は変わりません。
スタンダードプランは1人のみの契約です。
広報担当が交代したら、後任者へ引き継ぐ運用になります。
チームが増えたタイミングでエンタープライズプランへ切り替えると、契約を人数分に増やすより管理が楽になります。
受託制作の音源をそろえるなら
Audiostockの法人プランと他社の企業向けプランを比較
コスト×専門性で見たAudiostockの立ち位置
音源サブスクを法人で選ぶとき、比べるべきは月額の安さだけではありません。
ライセンスをどう数えるか、経理が処理できるか、法務が規約を読めるかという3つの軸で見ると、国内サービスと海外サービスの性格の違いがはっきりします。
人数の数え方で見る違い重要度:★★★★★
海外の音源サブスクは、ライセンスを「チャンネル数」や「ブランド数」で数える設計が主流です。
1つのチャンネルに紐づけて使う形が多く、社内の担当者が何人いるかという観点はプランの条件に入りにくくなっています。
Audiostockは逆に人数で数えます。
人数で数えるのが日本発サービスの強みです。
制作会社のように「同じ素材を触る人が複数いるが、納品先のチャンネルは案件ごとに違う」という体制では、人数で数えるほうが実態に合い、契約本数を増やさずに済みます。
請求書払いと円建てで見る違い重要度:★★★★☆
海外サービスはクレジットカード決済とドル建てが基本です。
為替の変動で毎月の請求額が動くため、年度予算を固定したい企業では経費の見込みが立てにくくなります。
Audiostockは円建てで、請求書払いにも対応します。
稟議に出す金額と、実際に請求される金額がずれません。
経理部門との調整コストを含めて考えると、月額の差以上に効いてくる要素です。
規約とサポートの言語で見る違い重要度:★★★★☆
法人契約では、法務担当が利用規約を読んで用途の可否を判断します。
規約が英語のみだと、確認に翻訳の工数がかかり、解釈のずれも起こりやすくなります。
Audiostockは規約もサポートも日本語です。
「受託納品に使えるか」「音楽メインのチャンネルは対象外か」といった判断を、日本語のまま社内で完結できます。
これは海外サービスにはない実務上の差です。
音源サブスク7社の基本情報
※2026年8月時点・税込。海外サービスは1ドル150円換算の概算です。商用利用は各社とも可能ですが、Soundstripeは最安のPersonalプランは商用利用が制限されます。最新の条件は各公式サイトで確認してください。
表の月額はいずれも個人向けの入口プランです。
複数人で使う法人契約になると各社とも条件が変わるため、金額そのものより「自社の人数と経理条件に合うか」で絞り込むのが現実的な進め方になります。
国内の音源サブスクなら
Audiostockの法人プランは企業規模別にどれを選ぶ?
選び方の判断軸は1つだけです。
業務でAudiostockの素材を触る人が何人いるかを数えれば、契約すべきプランは自動的に決まります。
迷ったらこの基準
触る人が1人ならスタンダード、2人以上ならエンタープライズ。この線引きだけ覚えておけば、あとは16人を超えるかどうかで見積もりの要否が決まります。
広報担当が1人の企業
社内報や採用ページ用の動画を、広報担当が1人で作っている企業はスタンダードプランが適します。
月2,365円(税込・年間一括)で商用利用にフル対応し、30日間の無料トライアルで使用感も試せます。
請求書払いにも対応しているので、経理処理でつまずくこともありません。
ダウンロードは1日100点までですが、1人で作業する分には十分な上限です。
2〜15人の制作チーム・映像制作会社
マーケ部門と制作チームが分かれている企業や、ディレクターと編集者が複数いる映像制作会社はエンタープライズプランが基準になります。
2人以上ならエンタープライズが基準です。
15人までは月24,200円(税込)で定額なので、チームが5人から10人へ増えても費用は変わりません。
人数が増えるほど1人あたりの負担が下がる構造です。
10人で使えば1人あたり月2,420円(税込)となり、スタンダードプランを人数分契約するより管理も費用も軽くなります。
ダウンロード無制限なので、納品前にまとめて素材をそろえる働き方とも相性が良い契約です。
16人以上の企業・グループ会社
16人以上になると人数に応じて料金が変わるため、見積もりが必要です。
先に「どの部署の誰が使うか」を洗い出しておくと、見積もり依頼から稟議までが早く進みます。
グループ会社をまたぐ場合は、契約主体をどこに置くかも合わせて決めておくと手戻りがありません。
年に数本しか作らない企業
動画制作が年に1〜2本にとどまる企業は、定額制より単品購入が向きます。
必要なBGMを1,210円から、効果音を660円から買い切れるため、使う分だけの支出で済みます。
制作本数が増えて毎月コンテンツを出す体制になった段階で、定額制へ切り替える流れが無駄がありません。
自社に合うプランを選ぶなら
Audiostockの法人プランのよくある質問
Audiostockに「法人プラン」という名前のプランはありますか?
ありません。企業向けの役割を担うのはエンタープライズプランで、月24,200円(税込)からの契約になります。担当者が1人だけであれば、スタンダードプランを法人名義で契約する形も選べます。
Audiostockの法人プランは何人まで使えますか?
エンタープライズプランは15人までが月24,200円(税込)の定額です。16人以上になると人数に応じて料金が変わるため、問い合わせて見積もりを取る必要があります。スタンダードプランは1人のみで、複数人での共有はできません。
Audiostockの法人プランの見積もりはどう依頼しますか?
利用人数と用途を確定したうえで、公式サイトの法人向け問い合わせ窓口から依頼します。15人以内で条件がはっきりしている場合は、公開されている月24,200円(税込)からの金額をそのまま稟議資料に使えます。
Audiostockの法人契約で請求書払いはできますか?
できます。スタンダードプランとエンタープライズプランは請求書払いとクレジットカードの両方に対応しています。動画配信者プランのみクレジットカード専用なので、請求書で処理したい企業は対象外になります。
無料トライアルは法人でも使えますか?
30日間の無料トライアルが付くのはスタンダードプランです。エンタープライズプランと動画配信者プランにはトライアルがありません。まず素材の質を確かめたい場合は、スタンダードプランで試してから人数に応じて切り替える進め方が現実的です。
解約したら制作済みの企業VPはどうなりますか?
契約中に実際に使った音源は、解約後もそのまま使い続けられます。公開済みの動画を差し替える必要はありません。ただしダウンロードしただけで使っていない素材は解約後に使えなくなるため、未使用分の扱いを解約前に確認してください。
受託した動画の納品に使えますか?
使えます。スタンダードプラン以上であれば、クライアントへ納品する動画にも利用できます。エンタープライズプランは企業・代理店向けの位置づけなので、複数人で複数案件を進める制作会社の体制に適しています。動画配信者プランは本人専用のため受託制作には使えません。
Audiostockの法人プランのまとめ
Audiostockに「法人プラン」という名前の商品はありませんが、企業が使える契約はきちんと用意されています。
選び方は「業務で素材を触る人が何人いるか」の一点で、1人ならスタンダードプラン、2人以上ならエンタープライズプランという線引きになります。
エンタープライズプランは15人まで月24,200円(税込)の定額で、ダウンロード無制限という他プランにない条件が付きます。
16人以上なら見積もりを取る流れになりますが、人数が増えるほど1人あたりの負担は下がっていきます。
Audiostockが法人契約で選ばれる理由は、人数でライセンスを数える国内サービスならではの設計にあります。
円建ての請求書払いで経理が完結し、規約もサポートも日本語なので法務確認に翻訳が要りません。
チャンネル単位で数える海外サービスでは合わせにくい「複数人・複数案件」の制作体制を、そのまま1契約でまかなえるのが最大の強みです。
社内の音源環境を整えるなら